ピコシュアでかさぶたなしのしみ治療と肌質改善

あざみ野ヒルズスキンクリニック院長であり、ピコシュアを開発した米国最大手の医療レーザーメーカーCynoSure(サイノシュアー)社において日本人唯一のAdvisory board menberである奥謙太郎医師。ピコシュア施術の第一人者で、ピコシュアによる臨床実績は5000症例にものぼります。奥医師のセミナー受講のためだけに来日する外国人医師も多く、その知識と高い技術力は国内のみならず海外からも厚い信頼を寄せられています。

ピコシュアを受けて良かったと持っている女性のイメージ

レーザー治療には、しみ・そばかす、小じわ、ニキビ・ニキビ跡の改善、入れ墨(タトゥー)の除去、脱毛の効果がありますが、従来、主に使われていたQスイッチレーザーは熱で皮膚を壊すため、赤みやかさぶたができるなど、一般的にダウンタイムがある施術とされています。しかし、照射時間が短いピコレーザー(ピコ秒レーザー、ピコセカンドレーザー)ならダウンタイムを気にする必要がありません。

いくつかあるピコレーザーの中で、日本の厚生労働省にあたるアメリカのFDAに、しみ、しわ、ニキビ跡の改善、入れ墨(タトゥー)の除去について認められているのがピコシュアです。

「ピコシュアを選んでよかった」と思えるように、施術を受ける前にピコシュアの効果を知っておきましょう。

さまざまな肌悩みに対応できるピコシュアの効果

美容医療でつかわれるレーザーにはさまざまな種類がありますが、パルス幅といわれるレーザーの照射時間が、従来のQスイッチレーザーより短いのがピコレーザーです。そして、ピコレーザーの中で、アメリカのサイノシュアー社が世界で初めて開発したのが「ピコシュア」になります。

ピコシュアは、ピコスポット、ピコトーニング、ピコフラクショナルの3つの照射をおこなうことができるので、ピコシュア一つで幅広い肌の悩みを改善に導きます。

ピコシュアができる3つの照射方法

しみ・そばかすにはピコスポット

しみ・そばかすの原因は塊になったメラニン。その塊に強く照射する方法がスポット照射です。しみの濃い薄いにかかわらず0.1mm単位で大きさを変えて、ピンポイント照射ができるので、照射パワーが弱い光(IPL)治療やQスイッチレーザーではむずかしい薄いしみの改善も期待できます。

これまでのレーザー治療では、メラニン色素に照射するとまわりの皮膚がダメージを受けて赤みが出たり、かさぶたになることがありましたが、ピコスポットは、かさぶたにならないといわれています。

その理由は2つ。ピコシュアは照射の衝撃波をメラニン色素に閉じ込めてメラニン色素を細かく砕くため、皮膚を傷つけにくいこと。そして、ピコシュアのレーザー波長は、メラニン色素を狙うのに適した755nmであること。

ほかの波長では、メラニン色素と同じように血液の赤いヘモグロビンにもレーザーが多く吸収されるので、その分かさぶたになる可能性も高いといえます。

肝斑、肌のくすみ、色ムラにはピコトーニング

レーザーの照射方法の一つである「トーニング」は、弱いレーザーを顔全体に当てることでメラニン色素を分解・排出することを助けて、肌全体のしみやくすみを薄くする治療です。

ピコトーニングは、顔全体にある細かいしみやしみの予備軍のメラニン色素を粉々にして排出します。

毛穴、ニキビ跡、しわ、肌のキメにはピコフラクショナル

レーザーの照射方法のひとつである「フラクショナル」とは、レーザー光を細かい点状(フラクショナル)に照射する方法です。

皮膚は、外側から表皮層、真皮層の2層構造になっていますが、ピコフラクショナルで照射すると皮膚の表皮層に微細な刺激が加わります。すると、表皮のターンオーバー周期が整うとともに、表皮層の下にある真皮層で、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの生成が増加して、肌が再生する自己再生機能のスイッチが入ります。そのため、お肌が若々しくなって、毛穴の引き締め、小じわ・ニキビ跡の改善効果が期待できます。

肌の表皮層に刺激を与えることで、真皮層まで活性化させることができるのがピコシュアの特長で、ほかのピコレーザーマシンにはない技術です。

フラクショナル照射として一般的な炭酸ガスによる施術では、点状に照射すると、一瞬で皮膚組織が気化して飛ばされるので皮膚に多数の小さな穴があきます。穴があいた皮膚部分はかさぶたになるので、ダウンタイムを必要としますが、ピコフラクショナルは、皮膚表面にダメージが残らないのでかさぶたになる心配がありません。

3つの照射方法を組み合わせて施術

ピコスポット、ピコトーニング、ピコフラクショナルの3つを組み合わせた施術がピコシュアの効果を最大限に引き出す方法です。

目立つしみはスポット照射で除去して、顔全体の肌質改善を狙うにはフラクショナル照射でハリを取り戻すなど、肌の状態にあわせた照射を使い分けられるのがピコシュアです。

照射方法によって狙えるターゲットの大きさが変わる

照射方法ごとに、照射で狙えるターゲットの大きさも変わります。

  照射で狙えるターゲットの大きさ
ピコスポット 2.0から6.0mm(0.1mm刻みで可能)
ピコトーニング 4.0から6.0mm(0.1mm刻みで可能)、8.0mm、10.0mm
ピコフラクショナル 6.0mm、8.0mm、10.0mm

しみや毛穴の大きさ、肌質の状態などによって、照射方法や照射する大きさを細かく丁寧に変えることで、しみやくすみ、ハリの改善、毛穴の引き締めなど、複数の効果を得られることが期待できます。

ピコシュアが向いている方

  • 顔のしみが目立つ
  • 肌の色むら・くすみが目立ってきた
  • 肝斑が気になる
  • そばかすを消し去りたい
  • 年とともに肌のたるみが気になるようになってきた
  • 肌のハリツヤを取り戻したい
  • 毛穴を引き締めたい
  • ニキビを治したい
  • ボコボコになったニキビ跡を滑らかにしたい
  • 肌の調子が悪い
  • 小じわをなくして老け顔を脱出したい
  • 長年悩んできたあざのようなしみ(ADM)を取りたい
  • 入れ墨(タトゥー)の除去したい
  • アトピー跡をなくしたい
  • 加齢によるイボ(脂漏性角化症)を取りたい

ピコシュアが選ばれる理由

薄いしみの改善が期待できる

Qスイッチレーザーは、メラニン色素が多い濃いしみのほうがよく反応するので、濃いしみに比べると薄いしみは反応しにくいというデメリットがあります。

ピコシュアは、レーザーの照射時間であるパルス幅が短く、瞬間的なパワーが強いため、薄いしみにも反応します。

炎症後色素沈着のリスクが低い

Qスイッチレーザーは、しみの原因となっているメラニン色素を熱作用で破壊しますが、その熱がメラニン色素のまわりの皮膚にも損傷を与えて、かさぶたを作ります。

一方、ピコレーザーであるピコシュアは、メラニン色素のなかにエネルギーを閉じ込めて、衝撃波で塊になったメラニンを砂のように細かく砕くことができます。

衝撃をメラニン色素内に閉じ込めることができるので、まわりの皮膚が損傷せず、炎症後色素沈着のリスクが低い傾向にあります。

ダウンタイムが少ない

一般的に、Qスイッチレーザー照射後には照射した部位がかさぶたになるので、しばらくの間テープ保護が必要となります。しかし、ピコシュアではテープ保護が不要です。

ピコシュアではメラニン色素を衝撃波で粉々にしつつも、まわりの皮膚にダメージを与えないので、かさぶたになりません。また、メイクは当日または翌日から可能で、シャワーは当日から、飲酒、喫煙については翌日から可能です。

運動は当日から可能ですが、汗をかいた時の処理が大切です。こすってしまったり、タオルでぬぐってしまったりすると刺激になるので注意が必要です。

少ない施術回数で効果が期待できる

ピコシュアは、衝撃波で色素を細かく砕くので、色素が早く除去されます。そのため、しみ治療や入れ墨(タトゥー)の除去において少ない施術回数でも効果が期待できます。

ピコシュアとほかのピコレーザーを比較

ピコレーザーのマシンは、ピコシュアのほかに、ピコウェイ(シネロンキャンデラ社)、エンライトン(キュテラ社)などがあります。 

比較する女性のイメージ

ピコシュアはFDAの認証を得ており安全性が認められている

ピコシュアは、アメリカの厚生労働省にあたるFDAという機関で「色素性病変(しみ等)」、「しわ」、「ニキビ跡」「入れ墨(タトゥー)の除去」の症状の改善が認められています。

ピコシュア以外では「入れ墨(タトゥー)の除去」等においてFDAの認証を得ているピコウェイ、エンライトンがありますが、しみ、しわ、ニキビ跡、入れ墨(タトゥー)と4つの分野において公的に改善が認められているのは、ピコレーザーのなかでピコシュアのみです。

ピコシュアはメラニン色素への反応が高いのに皮膚を傷つけない

ピコレーザーを照射するマシンは複数ありますが、ピコシュアの特徴はレーザーの波長にあります。

しみ・そばかすの原因であるメラニン色素に作用しつつ肌を傷つけないのは、650nm~800nmあたりの波長帯です。ピコシュアはメラニン色素に対するレーザーが吸収される度合いが高く、皮膚のダメージが小さい755nmの波長の照射ができるため、しみ・そばかす治療で非常に高い効果が期待できます。

ほかのピコレーザーがしみ治療に使う532nmの波長は、メラニン色素だけでなく血液の赤いヘモグロビンにも多く吸収されます。ヘモグロビンに吸収されるということは、血管のまわりにレーザー照射の影響が加わるので、その分かさぶたができやすい傾向にあります。

ピコシュアはさまざまな色の入れ墨(タトゥー)を除去

Qスイッチレーザーでは、青色や赤色のカラフルな色のタトゥー(刺青)を除去するのはむずかしい状況でした。そのため、タトゥーを除去しようとすると外科的治療(切除)を施すことも考えなければなりませんでした。

しかし、ピコシュアなら1064nm、532nm、755nmの3つの波長を用いるので、ほとんどの色のタトゥーの除去に対応できます。

ピコシュアを受ける前に知っておくべきリスクと注意事項

ピコシュアのダウンタイムとリスク

  • 炎症後色素沈着
  • 水疱(水ぶくれ)
  • 色素脱失
  • 皮内点状出血(皮膚の外に血液がでることはありません)
  • 赤み(ピコスポットとピコフラクショナルで施術後数時間~数日程度)
  • 肝斑が悪化することもある(その場合は内服薬治療)

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着とは、レーザー照射後に一度薄くなったしみが、照射後から2~4週間程度たってから、色が再度濃くなってくる現象です。これは、どのレーザー治療でも発生する可能性がある現象で、皮膚へのダメージが大きい施術で発生率が高くなります。

発生率は、照射方法や照射技術によっても左右されますが、皮膚へのダメージが少ないレーザー波長をつかうピコシュアでは、Qスイッチレーザーと比べて、炎症後色素沈着の可能性が低いといえます。

おおよそ2~6カ月で改善

炎症後色素沈着は小石程度のメラニンの集まりで、メラニンの塊であるしみとは異なります。塊は皮膚のターンオーバーで除去できませんが、小石はターンオーバーで排出されます。そのため、炎症後色素沈着は、ターンオーバーの周期にあわせて改善していきます。改善までの時間には個人差があって、おおよそ2~6カ月です。

しみが濃く見える

ピコスポット後は、照射後おおよそ3日目をピークにしみが濃く見えるようになります。これは、ピコスポットで塊だったメラニンが細かく砕かれて、皮膚の上層に移動してくるためです。その後、おおよそ7~10日程度で上層に浮いてきたメラニンが、ターンオーバーによって角質と一緒に剥がれ落ちていきます。

ピコシュア照射によるチクチクとした痛み

レーザー照射の熱によるチクチクと表現されるような痛みがありますが、局所麻酔薬を前もって塗ったりして回避することができるので、「痛みに弱い」、「痛いのは絶対に嫌だ」という方は事前に医療機関のドクターに相談しましょう。

ピコシュア施術後のアフターケアと注意事項

施術後の過ごし方は医療機関の指示に従ってください。

ピコシュア後は、しっかりと保湿をして紫外線を防ぐようにしましょう。帰り道の日差しには要注意です。

ピコトーニング、ピコフラクショナルは当日からメイク可能なので、施術後に日焼け止めやメイクをしてから帰ることができます。ピコスポットは翌日からメイク可能です。

入浴やシャワーは当日から可能ですが、当日中のスポーツやサウナなど、発汗を伴う行為は避けてください。運動、飲酒、喫煙は翌日から可能です。

ピコシュアの施術ができない場合

バツ印を作る女性

  • 妊娠中
  • 金の糸が入っている方
  • 光線過敏症
  • ケロイド体質
  • 一部の内服治療(イソトレチノイン)を受けている方

また、施術前4週間以内の日焼け、4週間以内にレーザー治療、光治療を受けた場合、1週間以内にボツリヌス注射を受けた場合は、ピコシュア施術がNGと判断される可能性が高いので、事前に医療機関に相談するようにしましょう。

あざみ野ヒルズスキンクリニックのピコシュア

記事を監修いただいた奥先生に教えていただきました。

kirei
診察(カウンセリング)と施術を合わせて、時間はどのくらいですか?
奥 謙太郎先生
照射自体は約20分~40分程度、カウンセリングは約30~45分です。麻酔などをあわせると、お帰りになるまで1時間半程度です。
kirei
痛みはどのくらいでしょうか?麻酔はしますか?
奥 謙太郎先生
照射方法によって、ピコトーニングではチリチリする感じ、ピコフラクショナルではジリジリする感じ、ピコスポットでは輪ゴムではじかれたような感覚があります。 痛みが強い場合は塗るタイプの麻酔(5,000円/全顔)をおこないますのでお申し出ください。
kirei
施術頻度はどのくらいがおすすめですか?
奥 謙太郎先生
お肌の状態によって変わってきます。しみ治療であれば最短で4週間後から照射ができますが、肝斑がある場合などは変わってきます。しっかりと肌カウンセリングを行ってから頻度を決めていくといいでしょう。
kirei
ダウンタイムや注意事項について教えてください。
奥 謙太郎先生
ピコシュアは上手に照射すれば厚いカサブタになることはありません。照射後はしみの色が浮いてきますが、1週間ほどで剥がれ落ちますし、赤みもほとんどの場合、数時間でおさまります。施術後は、お肌が敏感になっていますので、紫外線対策や保湿を十分におこなってください。
kirei
3つの照射方法(ピコスポット、ピコトーニング、ピコフラクショナル)を同時におこなう方法は、奥先生が最も経験があると伺いました。この照射方法は、どのドクターでも可能なのでしょうか。
奥 謙太郎先生
同じピコシュアを使うからといって、どのドクターでも同じ効果が出るわけではありません。なかでも3つの照射方法を同時におこなう方法は、肌のコンディションやマシンの特徴を熟知したドクターでなければ、非常に難しいもので、診断を間違えて照射すると、かえって肌悩みが悪化してしまうこともあるほどです。
kirei
ピコシュアをこれから受けようか迷っている方にメッセージをお願いします。
奥 謙太郎先生
今までなかなか治療への一歩を踏み出せなかった方、さらに今までの治療では満足のいく結果が得られなかった方にも、強い味方になるのがピコシュアです。一人ひとりのお肌悩みに合わせた治療ができますので、ご相談いただければと思います。
kirei
奥先生、ありがとうございました!

クリニック到着からピコシュアの施術終了までの流れ

(1)問診票の記入

相談したいことや気になる部位、症状などを記入します。

(2)洗顔・クレンジング

洗顔してメイクを落とします。

(3)撮影

レーザー照射を行う前の状態を、肌のメラニン色素の状態がわかる特殊な光源のカメラで撮影します。

(4)カウンセリング

ドクターに、気になる肌悩みを相談します。お悩みにあわせて、どの照射が良いのかを決定していきます。心配なこと、疑問などはこのときに聞いておくようにしましょう。

(5)施術

痛みの感じ方には個人差がありますが、気になる場合はクリーム状の麻酔をしてから、レーザーを照射します。照射が終わったらレーザー照射をした部位を冷却します。

(6)メイクをして終了

ピコスポットの場合メイクは翌日からになりますが、ピコトーニング、ピコフラクショナルなら、施術後メイクが可能です。

あざみ野ヒルズスキンクリニックのピコシュア施術料金

厚生労働省未承認機器です。自由診療になり、全額自己負担となります。

照射方法 料金(税別)
ピコスポット照射し放題 50,000円
ピコトーニング 25,000円
ピコフラクショナル 35,000円
ヒルズフェイシャル※ 100,000円

※ヒルズフェイシャルは、あざみ野ヒルズスキンクリニックでしか受けることができないスペシャルコースです。肌の状態に合わせてピコスポット、ピコトーニング、ピコフラクショナルの3種類の照射方法で施術してから、高濃度の肌の有効成分を導入する導入治療、パックをおこないます。

レーザー治療の問題を軽減したピコレーザーのピコシュアを受けるなら

ピコレーザーは、自由診療であるため料金は医療機関ごとに異なります。また、Qスイッチレーザーなどほかのレーザー治療と比較して、1回あたりの料金設定が高いことがデメリットといえるかもしれません。

施術料金は高めではありますが、レーザー治療のデメリットといわれている痛み、炎症後色素沈着やかさぶたができてしまうといった問題が軽減されています。

そのピコレーザーのなかでも、しみ、しわ、ニキビ跡の改善、入れ墨(タトゥー)を除去の効果をFDAに認められているのがピコシュアです。

照射の効果は、ピコシュアを扱うドクターによって大きく異なります。

肌の状態に合わせて照射方法や照射の大きさを丁寧に調整することでカスタマイズ治療ができますが、カスタマイズするには、マシンの特徴を知り尽くして、肌の状態を丁寧に見極めるスキルが必須です。医療機関のサイトで、ピコシュアの症例や症例数を確認して信頼できる医療機関を選ぶといいかもしれません。

また、ケミカルピーリングやハイドラフェイシャル、炭酸ガスレーザーなどを併用することで効果が高まる症状もあります。ピコシュアと併用できるマシンもあって、もっとも効果的な方法を提案してくれる医療機関を選ぶと良いでしょう。

奥 謙太郎先生のいる医療機関

あざみ野ヒルズスキンクリニック
お問い合わせ先:045-507-7420