篠原秀勝医師のいる医療機関
スキンリファインクリニック銀座
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「毛穴が気になる」「肌のハリがなくなってくすみが出てきた」などの肌の不調は、古い角質や余分な皮脂の蓄積による肌のターンオーバー(新陳代謝)の周期の乱れが原因かもしれません。
食事や睡眠などの生活習慣やスキンケアのやり方を見直すことで改善が見られるかもしれませんが、ハイドラフェイシャルなら、わずか30分の施術で古い角質や毛穴の余分な皮脂を除去することが可能です。定期的に受けることで乱れたターンオーバーの周期が整うので、ニキビや小ジワ、シミやくすみが生じにくくなるといわれています。
施術中の痛みもなく、肌荒れなど施術後のダウンタイムもないので、美容医療がはじめての方でも抵抗なく受けることができるほか、光(IPL)やレーザーといった照射治療の前に受けることで、施術効果が高まるともいわれています。そのため、美容医療がはじめての方だけでなく定期的に美容医療を受けている方も効果が期待できます。
ハイドラフェイシャルで肌の汚れを取り除く仕組み、ターンオーバーの周期が整う仕組みと必要な回数や頻度を知っておくことで、ハイドラフェイシャルの効果、照射治療との相乗効果が期待できます。
もくじ
ハイドラフェイシャルの施術はウォーターピーリングともいわれ、水流の力をつかって1回わずか30分で、皮膚を柔らかくして汚れを浮かす「洗浄(クレンジング)」、角質を除去する「ピーリング」、余分な皮脂を浮かせて毛穴を洗浄する「ディープクレンジング」、潤いをあたえる「保湿」の工程をおこないます。
毎日の洗顔では落とすことがむずかしい肌表面の古い角質や毛穴の余分な皮脂がなくなることで、施術直後に肌がツルツルになって、メイクののりが良くなったことを実感できるとされます。
また、一般的に女性と比較して皮膚が厚い といわれている男性の肌も、ハイドラフェイシャルでケアすることで汚れが取り除かれ肌荒れの改善が期待できます。
ハイドラフェイシャルはアメリカの医療機器メーカーによって開発されたピーリングマシンで、日本の厚生労働省に当たるFDA (米国食品医薬品局)のほか、CE(EU加盟国基準)にも安全性と有効性が認められています。
ハイドラフェイシャルが、施術中に痛みがなくて刺激も少ないのにしっかり汚れを落とす理由は、3つの工程でつかい分ける、美容成分が豊富に含まれたそれぞれの薬液と、特許を取得したピーリングやクレンジング効果を高めるマシンの先端部分にあります。
ハイドラフェイシャルと同じように水流でピーリング施術をおこなうマシンとして「ハイドラジェントル」がありますが、ハイドラフェイシャルは別のマシンです。
ハイドラフェイシャルは厚生労働省未承認の医療機器です。 |
医薬品の入手経路:入手経路は各医療機関のドクターによるメーカーからの個人輸入です。 個人輸入において注意すべき医薬品等について (厚生労働省のページ) |
日本国内での承認の有無:ハイドラフェイシャルと同一の性能・作用があり、日本国内で承認を受けている医療機器はありません。 |
諸外国における安全性等に関する情報:ハイドラフェイシャルの製造施設と設計は米国のFDAから承認を取得しているとされます。[※1] HydraFacial社(旧Edge Systems社) そのほか、CSAグループからの承認もえており、製品マニュアルにて確認可能です。[※2] |
[※2]https://hydrafacialconnect.com/wp-content/uploads/2017/12/HydraFacial-Tower-User-Guide.pdf (製品マニュアル 36ページ目):CSAグループ認可
ハイドラフェイシャルの施術では水流を使用しますが、施術につかわれるのはただの水ではありません。抗酸化成分や保湿成分、鎮静成分がふくまれた「スキンソリューション」とよばれる薬液をつかいます。
それぞれのスキンソリューションは、ハイドラフェイシャルの3つの施術工程ごとにつかい分けます。
Step1:ディープクレンジング+ピーリング
スキンソリューション「Activ‐4™」「Glysal™」:前者は汚れを落としてシワを改善に導く作用がある成分、後者は角質を取り除く作用がある成分が入っている
Step2:毛穴ケア+保湿
スキンソリューション「Beta‐HD™」:角栓や余分な皮脂を取り除いて保湿する作用がある成分が入っている
Step3:美容液導入+保護
スキンソリューション「Antiox+™」:保湿したり肌を鎮静化させて抗酸化作用がある成分が入っている
ハイドラフェイシャルは、ハンドピースと呼ばれる手で握る部分の先端に、特許を取得した、らせん状の特殊構造になっているハイドロピールチップをつけて施術します。
チップがらせん状になっていることで、スキンソリューションが渦巻き状の水流になって保湿と吸引を同時におこないながら、皮脂や汚れを浮かして毛穴の奥までクレンジングをおこないます。
また、先端についている複数のエッジ(刃)が皮膚をこすることで古い角質をはがします。取り除かれた汚れや角質は、出口専用の穴から汚れたスキンソリューションの廃液とともに吸引されて排出されます。
チップは使い捨てで、ハイドラフェイシャルの施術工程によって、青色チップ、水色チップ、クリアチップのそれぞれをつかいわけます。
工程 | 【Step1】 ディープクレンジング+ピーリング |
【Step2】 毛穴ケア+保湿 |
【Step3】 美容液導入+保護 |
---|---|---|---|
チップ | ![]() |
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![]() |
ソリューション(薬液) | Activ‐4™ Glysal™ |
Beta‐HD™ | Antiox+™ |
通常Gly 7.5% Sal 2% pH3.4を使用して、汚れをしっかり落としたい部位にはGly15% Sal 1.5% pH3.1をピンポイントで使用します。
グリコール酸とサリチル酸は、一般的なケミカルピーリングで使われている薬剤で、古い角質を取り除く作用があります。
鼻は顔のなかでも毛穴(皮脂腺)が多くて皮脂が過剰に分泌されやすい部位です。古い角質や皮脂が毛穴に溜まって汚れが混ざると角栓となって毛穴にフタをしてしまいます。この状態で時間が経つと皮脂が酸化してポツポツと黒い点に見えてしまいます。
ハイドラフェイシャルは毛穴にたまって黒くなった皮脂も取り除きます。また、ハイドラフェイシャルでターンオーバーの周期が整うと、古い角層がはがれるので毛穴がふさがれることよる皮脂の毛穴残りが生じにくくなるといわれています。
ハイドラフェイシャルは、顔だけでなく二の腕や背中も施術可能です。背中は毛穴(皮脂腺)が多くて皮脂分泌が活発なのでニキビが繰り返しできやすい部位です。ハイドラフェイシャルで毛穴に溜まった角質や汚れ、皮脂の詰まりをなくすことで背中のニキビも改善に導きます。
たとえば、シミを薄くしたり赤ら顔を改善に導く光(IPL)治療の前に、ハイドラフェイシャルで古い角質という壁をなくすと、シミや赤ら顔の原因であるメラニン色素やヘモグロビンの赤い色素を狙いやすくなります。
「ピコレーザー(ピコフラクショナル、ピコトーニング)の前にハイドラフェイシャルを受ける」など、照射治療の前にハイドラフェイシャルでしっかり汚れを落とすと、古い角質などが残った状態で施術を受けるより、光やレーザー、高周波といったエネルギーソースが届きやすくなるというわけです。
照射治療のほかにも、肌の有効成分であるビタミンC、トラネキサム酸などを皮膚の内部に浸透させる「イオン導入」や「超音波導入治療」の前にハイドラフェイシャルの施術を受けると、導入効果が高まるといわれています。
なおハイドラフェイシャルには、たるみを引き上げる効果はないため、たるみを改善する施術として知られるHIFU(ハイフ)と組み合わせることで、肌質を向上させつつたるみの引き上げ効果を狙うことも可能といえます。
皮膚は、外側から表皮層、真皮層、皮下組織の3層構造になっていますが、一番外側の表皮はさらに、角質層、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、基底層(きていそう)の4つの層にわかれています。
表皮層の一番下にある基底層で新しく細胞がつくられるとどんどん上にあがっていって最終的には垢となってはがれ落ちます。表皮層の細胞が生まれてはがれ落ちるまでのサイクルを皮膚の新陳代謝、ターンオーバーといいます。
肌の細胞はおおよそ28日周期のターンオーバーによって絶えず生まれ変わっているのです。
表皮は下から基底層,有棘層,顆粒層,角層の4層から成る.基底層で作られた角化細胞は,徐々に形を変えながら上昇し,角層で無核の死んだ細胞となり,最後には角片となって剥がれ落ちる.一般的に約4週間かかるこの新陳代謝過程を表皮のターンオーバーという.
古い角質や余分な皮脂の蓄積がない健康的な肌を保つためには正常なターンオーバーの周期を保つ必要があります。しかし、ターンオーバーの周期は、加齢のほかに睡眠や食生活など生活習慣の影響と、紫外線による日焼けや空調による乾燥といった外部からの刺激によって、案外簡単に乱れてしまいます。
ターンオーバーが遅くなると、角質が垢となって剥がれにくくなるので角質層が厚くなって、逆にターンオーバーが早すぎると、肌を守る機能が十分に備わるまえに細胞が肌表面に出てきてしまうことになります。このようなターンオーバー周期の乱れが引き起こすのが以下のような肌トラブルです。
毎日石鹸で時間をかけて洗顔していたとしても、毛穴の汚れを十分に落とすことはできません。洗顔では落とせない汚れや角質は、放っておくとどんどん蓄積されてしまいます。毎日歯を磨いていても、歯医者さんで定期的に歯のクリーニングをすることで健康な歯を保てるように、肌もクリーニングすることで化粧水などの保湿成分も浸透しやすくなって健康的な肌を保つことができるのです。
ハイドラフェイシャルで肌の汚れを取り除いてターンオーバー周期が整うと、ニキビや小ジワ、シミやくすみが生じにくい肌の状態に整うといわれています。
古くなった角質を除去して肌のターンオーバーの周期を整える方法にはハイドラフェイシャルのほかにケミカルピーリングがあります。ケミカルピーリングは、肌にサリチル酸、グリコール酸といった薬剤を塗って角質を溶かして拭き取りますが、薬剤が肌に合わなかったり古い角質が除去されることで乾燥や肌荒れを起こしてしまう方もいます。
一方、ハイドラフェイシャルは、ピーリング液が皮膚の上に存在して角質を溶解させる時間がごくわずかです。
ケミカルピーリングの薬剤で使われるサリチル酸やグリコール酸を含むスキンソリューションもつかいますが、特殊な構造のチップとハンドピースが作り出す水流の力が古い角質や頑固な汚れを取り除いているため、肌への刺激は最小限に抑えられています。古い角質や汚れを取り除くだけでなく美容液成分による保湿も同時にできるのがハイドラフェイシャルの特徴です。
ピーリングに分類されるものの、皮膚の剥離を意味するフロスティング作用を起こさず、皮膚表面ではなく皮膚の真皮に働きかけて効果が得られる施術があります。それが「コラーゲンピール」です。
コラーゲンピールは、コラーゲンの生成元である線維芽細胞を刺激するため、施術効果としては、コラーゲン生成促進による肌のハリの向上といえます。施術では、マッサージをしながら「PRX-T33」という薬剤を浸透させることから「マッサージピール」や「PRX-T33」ともいわれます。
「ミラノ・リピール」もコラーゲンピールと同じように、コラーゲン生成を促進するピーリング施術で、ミラノ・リピールでは顔用と体用の製剤で、薬剤の濃度が異なります。
コラーゲンピール(マッサージピール、PRX-T33)やミラノ・リピールとハイドラフェイシャルの違いは、施術効果です。古い角質を除去して毛穴トラブルを改善したい場合はハイドラフェイシャルを、肌のハリ感を向上させたい場合はコラーゲンピールを選択することになります。
毛穴を引き締める施術には以下のような施術がありますが、ハイドラフェイシャルと組み合わせることで相乗効果が期待できます。ハイドラフェイシャルをおこなって古い角質や汚れを落としてから、施術を受けることで施術効果が高まるといわれています。
ダーマペン4は、極細の針で皮膚表面に微細な穴をあけることで、針穴を修復しようとする「自然治癒力」を利用する施術です。ダーマペン4で、大きさや深さが適切で高密度の針穴がつくられると、肌全体が再生されることで、毛穴の開き・ニキビ跡・小ジワの改善などが期待できます。
ダーマペン4は、オプションでさまざまな美容液を組み合わせることが可能です。針で皮膚に穴が開くことで奥まで有効成分が届きやすくなることが特徴で、コラーゲンピールと組み合わせておこなう「ベルベットスキン」もそのひとつです。
フラクショナルレーザーは、レーザーを点状照射します。レーザーが当たる部位と当たらない部位(正常の皮膚)を混在させることで、当たらない部位が損傷を受けた部位が回復するのを助ける作用で、面状に照射するより回復が早まる傾向にあるといわれています。
フラクショナルレーザーでは、照射により皮膚が損傷を受けると組織が再構築されることで、毛穴の開きやニキビ跡、シワや傷跡などを改善に導きます。3日程度は赤みや腫れが出る場合があり、1週間程度で剥がれますがかさぶたもできるため、ダウンタイムがある施術です。
物質は温度の上昇とともに、固体、液体、気体へと変化しますが、気体の次の状態がプラズマで、物質の第4の状態ともいわれています。プラズマは従来のレーザーのように皮膚に存在するメラニン色素などの色素や水分に反応することはないため、表皮のダメージを抑えて深部へエネルギーを届けることができます。
プラズマ治療にはネオジェンといわれるマシンがあり、皮膚の真皮では、線維芽細胞が刺激されてコラーゲンの生成が促進されることで、開いた毛穴やニキビ跡の改善が期待できます。皮膚の表皮ではターンオーバーが促進されることで、メラニン色素の排出が促されます。そのほか殺菌作用があることで、ニキビ肌にも効果があるとされます。
ハイドラフェイシャルはプラズマ治療とも相性が良く、ハイドラフェイシャルで表層の汚れを取り除き、プラズマ治療で真皮におけるコラーゲン生成を促進することで、皮膚の表皮と真皮に働きかけることが可能となります。
毛穴を改善する施術としてフラクショナルレーザーと比較されることがありますが、プラズマ治療はダウンタイムがほとんどありません。
ジェネシスは、1064nmのロングパルスNd:YAGレーザーを広範囲に照射する治療法です。この波長は真皮層の浅い部分まで届くので、メラニン、ヘモグロビン、組織の水分にゆっくりと吸収され、コラーゲンの生成を活性化することで毛穴の引き締め、ハリやキメの向上が期待できます。
ジェネシスは肌から1cm~2cm程度離して照射する「中空照射」という方法で施術がおこなわれます。基本的に出力は低く設定するため、やけどなどのリスクが軽減されています。
(1)カウンセリング
ハイドラフェイシャルの詳しい説明をうけてどのような効果が期待できるかなど不明点を確認してください。
(2)クレンジング
顔まわりの施術の場合はメイクを落とします。
(3)施術
ハイドラフェイシャルは痛みがないので麻酔の必要はありません。施術は約30分です。
(4)終了
施術直後からメイクが可能です。
ハイドラフェイシャルは古い角質や角栓がスッキリ取れることで、1回でも肌のトーンが明るくなったりメイクのりが良くなるなどの効果を実感される方が多い施術です。
また、肌のターンオーバーに合わせて1カ月に1回の施術を5回ほど継続することで、ターンオーバーの周期が整うので健康的な肌の状態が持続するといわれています。
顔の場合は1回おおよそ15,000円~20,000円程度、背中は1回おおよそ30,000円~50,000円程度です。ハイドラフェイシャルの施術は自由診療になりますので、医療機関によって料金が異なります。
ピーリングをおこなうことから、稀に皮むけや軽度のつっぱり感、またはヒリヒリと感じる場合があります。また、稀に赤みが生じることがありますが、30分程度で治まります。
1カ月以内にピーリング施術をおこなっていると肌が敏感になっているので、2週間ほどあけて受けることが推奨されています。
上記に当てはまると思われる方や、その他にも不安がある方は診察の際にドクターにご相談ください。
なお、ハイドラフェイシャルの施術日の前に、ヒアルロン酸やボツリヌス注射、水光注射などの注入治療をおこなっている場合でもハイドラフェイシャルの施術は受けることができます。また、ハイドラフェイシャルの施術と同日に注入治療をおこなうことも可能なため、希望する場合は施術を受ける医療機関やドクターにご相談ください。
ハイドラフェイシャルは、皮膚表面に汚れや古い角質が残っているほど施術効果を実感しやすい傾向にあります。そのため、たとえば定期的にピーリング施術を受けているなど、皮膚のクリーリングをしっかりおこなっているような方の場合は、「効果が物足りない」と感じる可能性もあります。
ハイドラフェイシャルは、性別や年齢関係なく受けられる施術ですが、化膿したニキビがある部位や肝斑がある部位は、施術の刺激で症状が悪化する可能性があります。肝斑は、通常のシミとの見分けがむずかしいため、不安な場合は施術前の診察でドクターにご相談ください。
30代~50代の女性に多く見られる症状です。紫外線によるメラニンの過剰生成のほか、女性ホルモンのバランスの乱れや肌へのこすり刺激など多くの原因によって起こるといわれており、今も研究はおこなわれているもののメカニズムはまだ完全には解明されていません。
目の下から頬にかけて、左右対称に逆三角形の範囲にできるのが特徴ですが、紫外線が原因である老人性色素斑やADMなどの色素斑と見分けがむずかしいケースがあります。
刺激によって悪化する傾向にあり、老人性色素斑を改善するとされるほとんどのレーザー治療が、肝斑では禁忌とされています。
ハイドラフェイシャルにはオプションメニューがありますが、全ての医療機関でオプションメニューが選べるわけではありません。オプションメニューが揃った医療機関を選ぶと、より高いハイドラフェイシャルの効果を実感できるとされます。
ハイドラフェイシャルの前にリンパドレナージュをおこなうと、毒素の排出を助けて肌をデトックスしてむくみの改善を導く効果や、リラクゼーションの効果が期待できます。
ハイドラフェイシャルの施術工程で、肌タイプに合わせた以下の有効成分を導入することでより効果を高めることができます。
有効成分 | 作用 |
---|---|
DermaBuilfer™ | 乾燥による小ジワやシワを目立たなくして、肌にハリをもたらします。 |
Britenol® | シミ・そばかすをケアすると同時に、肌のトーンを整えて美白をもたらします。 |
STEP3のあとに、LEDライトセラピーを照射することで、栄養豊富な美容成分が毛穴に確実に吸収されるといわれています。LEDライトには2つあって、2つ同時に照射することもできます。
LEDライト | 作用 |
---|---|
赤色LED | 600nm~1000nmの波長のライトでシワや小ジワを減らし、肌のキメを整えます。 |
青色LED | 420nmの波長のライトでニキビの原因となるアクネ菌を殺菌し、オイリー肌を改善に導きます。 |
水流を利用して汚れを取り除くハイドラフェイシャルの技術を、頭皮のケアに用いた施術が「ハイドラフェイシャル ケラビーブ」です。頭皮に蓄積した古い角質を除去して血行不良や乾燥をケアすることで、健康的な髪質を目指せます。
ハイドラフェイシャル ケラビーブは、ホームケアを含めた以下の3つのステップでおこなわれます。
注意点としては、施術当日12時間程度は、栄養成分が吸収される時間が必要なためシャンプーは控える必要がある点です。また、施術前は頭皮が荒れる可能性があり、施術後は頭皮がデリケートな状態であるため、施術前後2週間はヘアカラーやパーマは控える必要があります。
1カ月に一度の施術を3カ月継続 することが推奨されています。
汚れを取り除いた後に、以下の成分を含む美容液を目元に導入することで、目もとの乾燥とくすみの改善が期待できます。
唇の古い角質を取り除き美容液を導入するリップトリートメントで、10分ほどの施術でふっくらと血色の良い唇へと導きます。 以下の成分を含むリップ用美容液(トリートメントバイアル)が使われますが、残った美容液は持ち帰ることができるので、ホームケアを継続できます。
なお、ハイドラフェイシャルの新しい機器「ハイドラフェイシャル エリート ML」には、「ケアビーブ」「パークアイ」「パークリップ」のプログラムが搭載されています。
記事を監修していただいた篠原秀勝先生にハイドラフェイシャルについて教えていただきました。
監修医師の紹介
スキンリファインクリニックを創業しスキンリファインクリニック銀座の院長である篠原秀勝医師。ヒアルロン酸注入やボトックスの注射においては、注入指導医として医師への指導にあたる。日本形成外科学会認定専門医として丁寧なカウンセリングをおこない、注入治療からレーザー治療・光治療まで幅広い施術をおこなう。
篠原秀勝医師のいる医療機関
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