シミやニキビ跡などを改善する美容医療のレーザー治療の原理とレーザーの種類

レーザー治療を受ける女性

レーザー治療は美容医療の中でも腫れや出血など体への負担が少ないため、美容医療がはじめてでも受けやすい施術の一つといわれています。

シミ・そばかす、肝斑、ニキビ跡、毛穴トラブル、小じわ・たるみといった肌悩みの改善、また脱毛の効果があるとされています。しかしレーザーにはさまざまな種類があり、それぞれの症状にどのレーザーが適しているかを判断することは難しいといえます。

より良いレーザー治療のために美容医療で使用されるレーザーの仕組みや、改善できる症状または自身の肌悩みに適したレーザーなど、基礎知識を身につけることで医療機関でのカウンセリングも理解しやすくなるでしょう。

特定の物質を選択して破壊できるレーザー治療

レーザー(Laser)とは「Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation」の頭文字をとった略語で「誘導放出による光の増幅」という意味があります。

太陽の光や白熱電球などから出る白色光を、光を分散させることができるプリズムに通すと7色に分離されます。このことより、光が複数の波長(色)の集まりであることがわかります。対してレーザーは、光の波長から特定の一つの波長(1色の光)を人工的に取り出して増幅して作られていて、光よりも鋭く一直線に進むという特徴をもっています。

美容医療では3つのレーザーの要素を組み合させた適切な施術により、肌悩みを改善に導きます。

  1. レーザーの波長
  2. レーザーの照射時間
  3. レーザーの照射エネルギー

レーザーの波長を使い分けて肌悩みを改善

レーザーはある特定の波長から成るため、それぞれのレーザーによって波長が異なります。美容医療ではレーザーの波長を使い分けて、シミやニキビ跡・毛穴の開きなどの肌悩みに対処します。

波長は特定の物質に吸収される特性を持ち、波長が物質に吸収されると熱エネルギーが生じます。これは太陽光が皮膚にあたると温かく感じることと同じ現象です。またヒトの皮膚には、レーザーの波長が吸収される特定の色や物質として、「メラニンの黒い色素」「ヘモグロビンの赤い色素」「水分」が存在しています。

レーザーの波長が、メラニンやヘモグロビン、水分に吸収されて生じる熱で、肌悩みのシミなどを破壊したり、皮膚組織を刺激して細胞の機能を活性化します。

レーザー治療に使われるレーザーの波長

レーザーの波長説明

おもなレーザーの種類 波長 吸収される皮膚の物質
ヘモグロビン メラニン 水分
KTPレーザー 532nm  
ダイレーザー 585nm~595nm付近  
ルビーレーザー 694nm    
アレキサンドライトレーザー 755nm    
ダイオードレーザー 810nm~1450nm付近   1450nmで〇
Nd:YAG(ネオジムヤグ)レーザー 1064nm  
Er:YAG(エルビウムヤグ)レーザー 2940nm    
炭酸ガスレーザー 10600nm    

Er:YAGレーザーや炭酸ガスレーザーのように水分に吸収されやすいエネルギーは皮膚の表面ですぐに熱エネルギーに変わるため照射ターゲット以外の健康な皮膚、また皮膚組織へのレーザーの影響はありません。例えとして、ほくろ除去の際にほくろ以外の組織を損傷することは少ないということになります。

レーザーは波長が短いほど皮膚表面に作用し、波長が長いほど皮膚深くに作用するとされています。これを「深達度」といい、それぞれのレーザー照射作用の指標とされています。

ターゲットの物質のみに熱作用を与えるレーザーの照射時間

レーザー治療で肌悩みを改善するためには、レーザーの照射時間である「パルス幅」も適切である必要があります。

適切なパルス幅とは改善したいシミなどのターゲットのみに熱作用がおさまるか、ということです。シミだけでなく、まわりの組織に熱作用が広がることで熱作用の必要がない正常な皮膚の細胞などもダメージを負ってしまう可能性があります。

熱作用が改善したいシミだけにおさまり、まわりに広がりにくい時間(熱エネルギーを発したターゲットの温度が最高温度に達してから50%の温度まで下がるまでの時間の温度がピーク時から50%になるまでの時間)を「熱緩和時間」といいます。熱緩和時間は、皮膚の物質によって異なるので改善したい肌悩みによって、レーザーのパルス幅の調節をおこないます。

※メラノソーム・・・メラニン色素を貯蔵している細胞小器官
  大きさ 熱緩和時間
毛包 200~300μm
(0.2~0.3mm)
40~100ミリ秒
毛細血管 20μm
(0.02mm)
50マイクロ秒
メラノソーム※ 1μm
(0.001mm)
50ナノ秒

上記の熱緩和時間、つまりミリ秒(1000分の1秒)単位よりも短い時間のパルス幅のレーザーで照射する必要があります。

レーザー治療で使用されるレーザーには、以下のようなパルス幅のレーザーがあります。

ピコ秒(ps) 1/1,000,000,000,000s(1兆分の1秒)
ナノ秒(ns) 1/1,000,000,000s(10億分の1秒)
マイクロ秒(μs) 1/1,000,000s(100万分の1秒)
ミリ秒(ms) 1/1,000s:ロングパルス

レーザーのパルス幅説明

パルス幅が短くなるほど瞬間のピークパワーが強くなるため、マシンの出力設定が低くても小さな物質を熱エネルギーにより粉砕が可能とされます。パルス幅が短いほど小さな物質を粉砕しやすくなり、パルス幅が長いほど、大きい物質を熱破壊しやすい傾向にあるといえます。

健康な皮膚組織にダメージを与えない照射エネルギー

レーザー治療では波長やパルス幅以外に、照射エネルギー(フルエンス)も重要です。照射エネルギーが低いと十分にシミなどのターゲットを破壊できず、照射エネルギーが高すぎてはやけどや、傷跡などが残る可能性も少なくありません。

例えば、ナノ秒 Qスイッチレーザー(以下、ナノ秒レーザー)は肌悩みのシミなどを熱エネルギーで破壊しますが、ピコ秒レーザーは衝撃波(光音響効果)で破壊します。衝撃波は低い照射エネルギーでも瞬間のピークパワーは大きくなるという特長をもっています。そのため同じ物質をターゲットとしてナノ秒レーザーとピコ秒レーザーで照射した場合は、パルス幅が長いナノ秒レーザーの方が高い照射エネルギーが必要になります。

また、ピコ秒レーザーはナノ秒レーザーより短い照射時間(パルス幅)を持つため、ナノ秒レーザーに比べ、レーザーの熱作用をターゲット内に閉じ込めることができます。パルス幅が短いほど、レーザー照射を必要としない健康な皮膚組織が熱による損傷を負うといったリスクが低くなるといえます。

レーザー治療のレーザーの名前

レーザーの名前から波長とパルス幅がわかる

レーザーは光から必要とする波長を取り出して人工的に作られます。波長を取り出すために、気体・固体・液体・半導体といった物質が使われ、これらを「レーザー媒質」といいます。レーザー媒質には、炭酸ガス・ルビー・アレキサンドライト・イットリウム(Y)・アルミニウム(A)・ガーネット(G)などがあり、それぞれからつくられたレーザーは、レーザー媒質に基づいて「炭酸ガスレーザー」「ルビーレーザー」などと呼ばれます。

またパルス幅のちがいにより、パルス幅がミリ秒単位のレーザーを「ロングパルスレーザー」、ナノ秒より短いパルス幅を持つものを「ショートパルスレーザー」といいます。ピコ秒レーザーはショートパルスレーザーということになります。

Qスイッチレーザーはナノ秒レーザーを指すケースがほとんどですが、ピコ秒レーザーも同様にQスイッチレーザーの一種であり、ナノ秒よりも短いピコ秒単位のパルス幅を持つレーザーをいいます。

レーザーには「ロングパルスアレキサンドライトレーザー」「QスイッチYAGレーザー」などがありますが、レーザー媒質とパルス幅を掛け合わせて呼ばれていることがわかります。

レーザー媒質ごとの波長を覚えていれば、レーザーの名前から波長がわかります。また波長ごとに吸収しやすい物質がわかっていれば、どの肌悩みにどのレーザーが適切かを理解しやすくなるでしょう。

レーザーの照射方法や治療方法で呼ばれるレーザーもある

レーザーには、レーザー媒質やパルス幅以外の名称で呼ばれているレーザーもあります。

点状に照射するフラクショナルレーザー

フラクショナルレーザーは、微細な多数の点状でレーザーを照射する方法です。全体にまんべんなくではなく点状に照射することで、あえてレーザーでダメージを受けた部位と正常な部位を点在させます。それによって、面状に照射するよりも皮膚の回復が早まるとされています。フラクショナルレーザーは、さらに2つのタイプにわかれます。

蒸散型のアブレイティブフラクショナルレーザー

アブレイティブフラクショナルレーザーは、蒸散型のフラクショナルレーザーです。水が気体になることを蒸発といいますが、水分を蒸発させることで組織が気化することを蒸散といいます。

水分に吸収されやすいレーザーは「Er:YAGレーザー」「炭酸ガスレーザー」のおもに2つで、ほくろといった隆起のある肌悩みの改善に多く使用されます。皮膚を削るように施術するため、かさぶたを作りますが、大きな症状改善に期待できます。

非蒸散型のノンアブレイティブフラクショナルレーザー

ノンアブレイティブレーザーとは“蒸散”させないレーザーのことを指します。アブレイティブレーザーと比べ、皮膚へのダメージを抑えながら効果を期待できることから、多くおこなわれている照射方法です。レーザーは、1200~1500nmあたりの波長が使われます。この波長帯のレーザーは水分の吸収率が程よく、肌のハリや弾力に影響するコラーゲンやエラスチンがある真皮層に熱による刺激を与え、それらを増生する線維芽細胞の働きを活性化するとされています。

また、水分の吸収率が緩やかな波長のレーザーを用いるため、アブレイティブレーザーのように目に見えるかさぶたを作ることはほとんどありません。

肌のトーンをアップするレーザートーニング

レーザートーニングは肌のトーンをアップする目的で使用されます。肌質や色素の改善などが期待でき、肝斑の治療としても多く使用します。

なおレーザー単体での肝斑への効果は懐疑的な見方も多く、トラネキサム酸などと併用される治療が多くおこなわれています。肝斑は紫外線による影響・ホルモン変化・ストレス・遺伝的素因・真皮の血管作用などの要因が関係するといわれています。治療法としては高周波(RF)治療、血管病変へ作用する色素レーザーによる治療、光治療、レーザー治療などさまざまな研究がおこなわれていますが、いまだに“確実な治療法”がないとされています。

レーザーシャワーやレーザーフェイシャル

ロングパルスNd:YAGレーザーやロングパルスアレキサンドライトレーザーで、肌からレーザー照射面を離して中空照射する方法です。刺激がマイルドなため、特定の肌悩みの原因を破壊するのではなく治療回数を重ね、顔全体を施術することで真皮層のコラーゲンなどを増生し、ハリ感の向上促す作用があるとされます。

医療機関のレーザー治療の名前

レーザー媒質やパルス幅、照射方法、治療方法といったさまざまな軸でレーザーを分類できますが美容医療機器メーカーでは、それぞれのカテゴリーでマシンを開発しています。そのためパルス幅や治療方法がレーザー治療の名称になっている、もしくはマシン名がレーザー治療の名称になっている場合などもあります。

レーザー治療をほかの美容治療と比較

レーザー治療と光治療の違い

レーザー治療と似て異なる光治療は、レーザーと比較するおだやかな光のエネルギーを照射するので、ダウンタイムは短い傾向にあります。

また、レーザーは特定の波長であるのに対して、光にはさまざまな波長が含まれるので、シミ・そばかす、肌の赤みなど、異なる肌悩みに同時に働きかけることができます。そのため、複数の肌悩みにアプローチするなら光治療、部分的な肌悩みに作用させたい場合はレーザー治療が適しているといえるでしょう。

ただし、さまざまな波長をもっているために、エネルギーが分散され、それぞれの悩みに対して特異的にエネルギーを与えることがむずかしく、効果は比較的におだやかとされています。

レーザー治療と高周波・ラジオ波(RF)治療の違い

高周波(ラジオ波・RF)は光と同様に、電磁波の一種です。高周波の周波数帯は、ラジオの周波数帯であることからラジオ波、英語のRadio Frequencyの頭文字をとってRFともいわれます。

レーザーは強いエネルギーを短時間で照射しますが、高周波は比較的弱いエネルギーを長時間あてて体の深部を加熱します。それによって血流と代謝力を促進して、肌のハリ改善や痩身効果を目指します。また、光治療と高周波治療が一度に施術できるマシンもあります。

レーザー治療とHIFUの違い

HIFU(高密度焦点式超音波治療)は約70℃ほどの点状の熱で、皮膚表面を傷つけずに真皮層や、その下にあるSMAS層(表在性筋膜)に作用します。深いしわやたるみの改善、痩身効果が期待できます。また、高周波(RF)治療と比べて照射部位によっては痛みが強い傾向がありますが、効果が高いたるみ治療といわれています。

医療機関でおこなわれるレーザー治療と家庭用美容器の違い

脱毛やLED、RFなど家庭用美容器もさまざまな機種があり、誰でも手軽に購入することができます。しかし、家庭用美容器と美容医療のレーザーマシンには、薬機法でさだめられたルールにより明確な違いがあります。

家庭用美容器は誰もが安全に使うことができて「肌・体の構造、機能に影響をあたえないもの」となります。このため家庭用美容器には「小顔になる」「しわやシミが消える」「たるみ改善」などの効果効能はなく、広告での表現も違法です。美容医療マシンは、国家資格をもった医療従事者のみあつかうことができます。

肌悩み別のレーザー治療とレーザーの種類

鏡を見る女性

しみ・そばかす治療

メラニンに吸収される波長で施術がおこなわれ、破壊されたメラニンはターンオーバーにより肌の表面に徐々に押し出されて自然に排出されていきます。

施術部位は照射方法によっては薄いかさぶたのようになることもありますが、1週間~10日程度で自然に剥がれ落ちます。施術後、テープ保護や軟膏塗布が必要な場合があります。

使用するおもなレーザー

  • ロングパルスレーザー
  • ナノ秒レーザー
  • ピコ秒レーザー
  • Er:YAGレーザーや炭酸ガスレーザー など

肝斑治療

肝斑がある女性

皮膚は外側から表皮層、真皮層と層状になっています。肝斑はおもに表皮層にあらわれますが、真皮層に混在しているものもあります。

そのため治療としては、表皮層に作用する光治療マシンでおこなわれることもありますが、肝斑は摩擦などの刺激で悪化するといわれていて、ナノ秒レーザー、ピコ秒レーザーを使用し、刺激を与えないよう低出力で照射するレーザートーニングとトラネキサム酸の内服を併用する治療が一般的です。

使用するおもなレーザー

  • レーザートーニング

小じわ・たるみ・毛穴トラブル・ニキビ跡の改善

肌を気にする女性

小じわや初期のたるみであればレーザー治療での改善が期待できます。皮膚の真皮層にレーザーの熱エネルギーを与えると、ハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを増生する線維芽細胞が刺激されて、真皮層の機能が活性化するとされます。真皮層が活性化することで真皮層の上にある表皮層の状態も向上し、ニキビ跡や毛穴の開きなど、全般的な肌質改善がされるといわれています。

直後は赤みやほてり、ひりつきが出る場合もありますが約2~3日で治まるといわれています。施術後のメイクは可能とされますが、レーザーの種類によって24時間はメイク不可の施術もあるためドクターに事前に確認すると良いでしょう。

使用するおもなレーザー

  • ロングパルスレーザー
  • ナノ秒レーザー
  • ピコ秒レーザー
  • フラクショナル炭酸ガスレーザー など

ほくろ除去

毛穴を気にする女性

まれに、ほくろでなく悪性黒色腫(メラノーマ)の場合もありますので、気になる場合は早期の受診が大切です。隆起のあるほくろは、皮膚を削るような施術になるのでかさぶたになることがほとんどですが、一回の施術で 治療が完了することも少なくありません。

使用するおもなレーザー

  • ナノ秒レーザー
  • ピコ秒レーザー
  • Er:YAGレーザーや炭酸ガスレーザー
  • フラクショナル炭酸ガスレーザー など

刺青(タトゥー)やあざの除去

シミやほくろと同様に皮膚の中にある色素のみに吸収される波長のレーザーで施術します。以前は施術できる色素が限られていましたが、ピコ秒レーザーの登場により赤、青など多彩な色素も除去しやすくなったといわれています。

刺青除去やあざの治療は施術部位の大きさなどによって治療回数が異なり、多くの場合は繰り返しの施術が必要です。

使用するおもなレーザー

  • ナノ秒レーザー
  • ピコ秒レーザー
  • 炭酸ガスレーザー など

医療レーザー脱毛

レーザーを毛のメラニンに照射し、毛を育てる毛母細胞と細胞を生み出すバルジに熱ダメージを与えることで脱毛をおこなうことが可能とされます。 毛の成長に関わる細胞に熱作用によるダメージを与え、破壊することで新たな毛の成長をストップさせます。毛には毛周期といわれるサイクルがあり、脱毛の施術では成長期のサイクルにある毛を照射します。毛周期は毛ごとに異なるため、複数回施術を繰り返す必要があります。

使用するおもなレーザー

  • ロングパルスレーザー (アレキサンドライトレーザー、Nd:YAGレーザー、ダイオードレーザー)
  • (医療レーザー脱毛は光IPL治療マシンもつかわれます)

レーザー治療の注意事項

レーザー治療の痛みは輪ゴムで弾かれたよう痛み

症状や施術する部位にもよりますが、レーザー治療は照射方法によっては輪ゴムで弾かれたような痛みが生じる場合があります。医療機関によって、治療部位に局所麻酔(クリーム・テープを含む)が用いられます。

レーザー治療の注意点とアフターケア

施術後は赤みやほてりを感じることもあります。その際は保冷剤を清潔な布などに包んで患部を冷やしましょう。これらの症状はほとんどの場合は数時間から数日以内に鎮静するとされます。

施術後の肌は乾燥しやすいため、しっかり保湿ケアを心がけてください。外出時には紫外線対策をしっかりおこない、患部のマッサージや過度な洗顔による摩擦などで肌を刺激しないよう注意が必要です。

過度な血行促進によって照射部位の赤みやかゆみが増してしまう可能性があるので、当日は飲酒や長時間の入浴、激しい運動などは控えると良いでしょう。また、かゆみのある部位を刺激することは合併症の原因にもなるので、冷やすなどして対処すると良いでしょう。

レーザー治療と併用すると良い美肌治療薬

美肌治療薬

  • 高濃度ビタミンC点滴(美白効果、抗酸化作用、免疫機能強化作用)
  • シナール(メラニン色素生成の抑制、既成メラニン色素の還元促進)
  • トラネキサム酸(メラノサイト活性化の抑制、抗炎症作用)
  • 飲む日焼け止め(抗酸化成分による日焼けダメージケア)

レーザー治療で失敗しないために

レーザー治療に適した時期

レーザー治療は基本的に年中いつでも可能ですが、治療後は紫外線を防ぐことが大切です。そのため、「徹底した紫外線予防ケアに自信がない」「屋外活動が多い」という方などは紫外線が強く降り注ぐ春夏をさけ、秋冬に施術をおこなうのも良いでしょう。

注意したいのは結婚式やイベントへ向けての施術です。照射方法などによっては一時的にかさぶたになることもありますので、万が一の肌トラブルに対応できるよう余裕ある時期での施術を計画しましょう。

レーザー治療とビニール肌

過度なスキンケアや美容施術が原因でおこるといわれる「ビニール肌」。これは一見、ツヤがあり、美しい肌と思われがちですが、強い摩擦をともなう間違ったスキンケアや、肌代謝の周期を無視した短期間でのピーリングやレーザー照射によってキメが摩耗してしまった状態のことです。

「キメが細かい」「キメが整っている」など肌の美しさを表すキメとは、皮膚表面にある皮溝(ひこう)と皮丘(ひきゅう)とが規則正しく並んでいる状態をあらわします。紫外線や摩擦、過度なスキンケアによってこの並びが乱れると、皮膚のバリア機能が弱まり保水力が失われて、肌荒れや老化を招く原因となるため注意が必要です。

適切なレーザー施術であればビニール肌となる心配はありません。ドクターの診断のもと、正しい周期で症状にあった治療により、若々しく美しい肌を目指しましょう。