唇を血色良く、ふっくらと見せることができるリップアートメイク。色や形を全体的に整えたり口角や唇の輪郭に対する部分的な施術も可能で、メイクの手間が省ける、食事の度にメイクを直す必要がないといったメリットがあります。
ただし、施術を受けた後からデザインを大幅に変更したり完全に除去することは困難なので、あらかじめデザインの技法ごとに異なる仕上がりの特徴や自身と相性の良い色味の選び方を知っておくことが、施術による後悔や失敗の防止につながります。
また、唇は刺激に敏感な部位で痛みを感じやすく施術を受けた後は腫れが生じるため、経過の目安を事前に把握しておくことで、具体的なダウンタイムのスケジュールを立てることが可能です。
もくじ
医療用の針(ニードル)をつかって、皮膚の表面から0.01mm~0.03mmほどの浅い層である表皮に微細な傷をつけると同時に染料を注入することで、色素を定着させる医療行為をアートメイクといいます。唇の表皮に色素を定着させるリップアートメイクは、希望のデザインにあわせて染料を注入することで、唇の形を整えたり色味を調節することが可能です。
通常のメイクと異なりリップアートメイクは水分や汗で落ちる心配がないので、食事やスポーツなどを楽しむ際でも鮮やかな印象の唇を維持できます。また、通常のメイクにかかる時間が短縮されたり、ノーメイクの時でも顔色が良く見えるといったメリットがあります。
リップアートメイクによって改善へ導くことができる悩みは、次のように、唇の形や色味に限らずライフスタイルでの悩みなどさまざまです。
リップアートメイクの施術方法は、施術者が手作業で一針ずつ染料を注入していく「ニードル注入」と、ミシンのように針が自動で振動するマシンを使用する「マシン注入」の2種類です。それぞれの方法によって、仕上がりの質感や施術の所要時間が異なります。
ペンのような形をしたアートメイク専用の針(ニードル)をつかって、施術者の手作業により染料を注入していく方法がニードル注入です。
唇の表皮に一針ずつ丁寧に染料の注入をおこなうため、施術者の技術力によって仕上がりに差が生じやすく、施術にかかる時間が長い傾向にある一方で、唇の形や色味を細かく調節することが可能です。部分的なぼかしやグラデーションを施すことによって、素顔になじむ自然な仕上がりが期待できます。
アートメイク専用のデジタル機器を使用して、染料の注入をおこなう方法がマシン注入です。ニードル注入と比べて施術にかかる時間が短い傾向にあり、マシンによって均一に染料を注入できることから、色ムラのないリップアートメイクを施すことができます。
近年ではマシンの精度が向上して、針の注入速度と強弱を調節することでニードル注入に近い自然な仕上がりを目指せるものなどが開発されていますが、経験を重ねた施術者の技術には及ばないとされています。マシン注入による施術は、痛みが苦手、短時間で施術を終えたい、色ムラのない仕上がりを希望している方などに向いている方法といえます。
アートメイクは針で表皮に微細な傷をつけると同時に染料の注入をおこないますが、皮膚が薄い部位は施術によって出血が生じやすくて、染料が血液とともに体外へ流れ出てしまうことで色素が定着しにくいといわれています。なかでも唇は皮膚が薄くて施術で出血が生じやすいことから、色素が定着しにくい部位とされています。
美しい仕上がりを目指すためには、針による染料の注入で傷ついた皮膚が3週間ほどをかけて回復した後に、再び染料を重ねて注入する必要があります。そのため、目指す唇の形や色味によって差はありますが、リップアートメイクは3週間ほどの間隔で最低でも2回以上の施術をおこなうことが一般的で、仕上がりまでには数カ月以上がかかります。
唇は皮膚部・赤唇縁(せきしんえん)・粘膜部から構成されていて、唇は粘膜との距離が近いため痛みに対して非常に敏感な部位です。眉やアイラインへ施すアートメイクと比べてリップアートメイクは痛みを感じやすいことから、施術の際は一般的に、麻酔クリームや局所麻酔を使用して痛みをやわらげて染料の注入をおこないます。
施術を受けた直後は唇に腫れが生じて、見た目の変化が大きいため、心配な方は腫れが落ち着くまでの施術から1週間ほどは大事なイベントを入れないようにスケジュールを調整しておくと安心です。
リップアートメイクにおけるダウンタイムの症状である唇の腫れは施術を受けた当日がピークで、その後は1週間ほどをかけて落ち着く傾向にあります。自宅で施術部位の冷却(クーリング)をおこなうことで、より早期に腫れの鎮静を目指すことも可能です。
施術直後(当日) | ・唇に腫れが生じる ・ヒリヒリとした痛みを感じる場合がある |
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2日~3日後 | ・腫れが少し落ち着きはじめる ・痛みが落ち着きはじめる ・唇にかさぶたが生じたり乾燥する |
4日~7日後 | ・腫れが落ち着く目安 ・かさぶたが剥がれはじめる ・唇が乾燥して薄皮が剥ける場合がある |
10日~14日後 | ・唇の乾燥が落ち着く目安 ・唇の色味が馴染みはじめる |
通常、唇のヒリヒリとした痛みは2日~3日ほどで落ち着く傾向にありますが、腫れや痛みが長期間続く、または水疱が生じた際は口唇ヘルペスなど感染症の可能性があるため、施術を受けた医療機関に相談してください。
ダウンタイム中に施術部位に強い刺激が加わると、痛みや腫れが悪化してダウンタイムが長引く恐れがあります。食事は施術当日から可能ですが、口は大きく開けず、過度な力が加わらないようにゆっくり食べることを心がけてください。
辛い物やスープなどの熱い汁物は刺激が強いので施術を受けた後の1週間ほどは控えて、水分はストローを使って飲むことが推奨されています。
アートメイクで使用される染料にはさまざまな種類が存在しますが、その多くが酸化鉄や二酸化チタンといった金属成分を含んでいて、安価なものほど金属成分の含有量が多いといわれています。染料に含まれている金属成分は、マスカラやアイシャドウなど一般的な化粧品にも含まれている成分です。
現在は厚生労働省から認可されているアートメイクの染料が存在しないことから、国内の医療機関では一般的に、金属成分の含有量が少ないとされるFDA(米国食品医薬品局)認可の染料が広く使用されている傾向です。また、近年では金属成分を含まないとされるオーガニックの染料も開発されています。
染料に含まれる金属成分はMRI検査を受ける際に熱を持ち、やけどをしてしまう可能性があるので、アートメイクを施した後はMRI検査を受けられない可能性があります。
FDA認可の染料や「MRI SAFE」の表記がある染料は、含まれている金属成分が微量であるためMRI検査を受けられる場合があるとされています。ただし、取り扱っている染料の種類は医療機関によって異なるので、MRI検査の可否については自身で判断をせずに、必ずMRI検査を受ける医療機関でアートメイクを施している旨を伝えて相談してください。
リップアートメイクは唇の表皮に染料の注入をおこないますが、表皮は定期的に皮膚細胞の生まれ変わりであるターンオーバーを繰り返すので、次第に色素が皮膚の外側に向かって押し上げられて、少しずつ退色していきます。
色素が完全に消えることはありませんが、リップアートメイクの持続期間は施術完了から1年~3年が目安です。退色のスピードには個人差があって、代謝の良い人ほど皮膚細胞の生まれ変わりが早いので、色素が退色しやすい傾向にあります。
一方で、タトゥーは表皮よりも皮膚の深部にある真皮に染料を注入して、色素を定着させます。真皮には皮膚のハリを支える役割があるコラーゲンやエラスチンが存在しますが、ターンオーバーは生じないので、歳月の経過で自然に退色することは基本的にありません。
リップアートメイクの持続期間は1年~3年が目安ですが、退色したり形が崩れて見えてきたりした場合は、修正(レタッチ)の施術によって補うことができます。
修正の施術によって、退色が進んだ部位に染料を再注入して色味を整えたり、リップラインの形を変更することが可能です。修正のタイミングは前回の施術から1年~1年半後、またはリップアートメイクの薄さが気になってきた際におこなうことが推奨されています。
アートメイクを除去する方法としては、医療レーザーや除去クリームなどありますが、いずれも色素を完全に取り除くことは困難です。
眉のアートメイクなどを除去する際に使用される医療レーザーは、黒の色素には良く反応するものの、鮮やかな色味には反応しにくいので、赤色やピンク色などが基本となるリップアートメイクの除去には不向きといえます。除去クリームは色に関係なく作用しますが、色素が薄くなるまで半年~1年ほど継続して使用しなくていけません。
これらの除去方法はいずれも費用と時間を要するものなので、リップアートメイクを施す際は施術者に理想とする仕上がりのイメージをしっかりと伝えて、形や色味のデザインを細かく確認することが大切です。
医療機関によって施術内容は多少異なりますが、リップアートメイクの施術で用いられるデザインの技法は、主に次の4種類があります。それぞれのデザイン技法によって仕上がりが異なるので、自身が目指したい唇のイメージにあわせて選択することが大切です。
フルリップ | リップライン |
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唇全体に染料を注入して、元の唇の色と形をカバーする技法 顔全体のバランスを見ながら、唇の山を作ったり、明るく鮮やかな色味にしたりと唇の印象を大きく変えることが可能 |
リップライン(唇の輪郭)のみに染料の注入をおこなう技法 唇の形がぼやけてきた方は輪郭を補えることができて、唇が薄い方は唇に立体感が生じ、口紅やグロスを塗ることで口元をさらに引き立たせることが可能 |
ハーフラインリップ | シャドーリップ |
リップラインを施して唇の輪郭を整えた後、内側に向かって濃淡をつける技法 存在感のある印象的な唇を目指すことが可能 |
唇の輪郭を強調せずに、メイク感のない自然な見た目に仕上げる技法 |
従来のアートメイクは施術部位に対して面状に染料を注入して塗りつぶす技法が一般的で、立体感のない仕上がりとなるケースが多々ありました。しかし近年では、染料を点状に注入する技法が普及したことで、肌へのダメージが軽減された点に加えて、色味の濃淡や唇の内側から発色しているような自然な仕上がりを目指すことが可能となっています。
たとえば、ふっくらとした唇の形を目指したいからといって、過度なオーバーラインのデザインにすると顔全体のバランスが崩れてしまい、違和感が生じる可能性があります。一人ひとり骨格や顔のパーツの大きさは異なるため、自身の元の唇の大きさや輪郭にあわせた自然なデザインを選ぶことで、デザインにおける失敗のリスクを防ぐことが可能です。
自身が好みの唇のデザインと、自身に似合う唇のデザインは異なる場合があることを理解して、施術者の客観的な意見を取り入れながらデザインを決定することが大切といえます。
リップアートメイクの施術では、赤色・ピンク色・オレンジ色など複数の染料をブレンドして、希望の色味を目指していきます。「ノーメイクのときでも違和感のない自然な色にしたい」や「普段使用している口紅のような色にしたい」など、さまざまな色味に仕上げることが可能です。
実際に色味を決める際は、数種類の染料を肌の表面に一度のせてみて、肌の色に対して染料の色味がどう見えるか確認しながら、自身に似合う色味を選択します。
リップアートメイクの色味を選ぶ際、自分の肌色に似合わないカラーを選んでしまうと、浮いて見えたり肌がくすんで見えたりしてしまう可能性があります。日本人の肌は主に「黄色がかったイエローベース」または「青みがかったブルーベース」の2つの肌色タイプに分類されていて、自身の肌色タイプによって似合うリップの色味が変わってきます。
日本人に多いタイプで、オークル系のファンデーションやゴールド系のアクセサリーが似合う傾向にあり、相性の良いリップカラーはオレンジやサーモンピンクとされます。
青白く赤みの出やすい肌色で、ピンク系のファンデーションやシルバー系のアクセサリーが似合う傾向にあり、相性の良いリップカラーはローズピンクやワインレッドとされます。
色味が濃くて鮮やかなリップアートメイクを施すと、ノーメイクのときに唇だけが浮いて見えて違和感が生じることがあります。アートメイクはすぐに除去することができず、色味の見え方や発色の程度には個人差があるので、濃い色味を検討している場合は施術者とよく相談したうえで客観的なアドバイスも受けつつ慎重に決めてください。
国内では、表皮に針で染料を注入して色素を定着させるアートメイクは医療行為であると厚生労働省から認定されています。施術をおこなうことが認められているのは医師免許を持ったドクター、またはドクターによる指導を受けた看護師のみで、それ以外の業者が施術をおこなうことは医師法違反です。
エステサロンなどで無資格者による施術を受けた場合、仕上がりに左右差が生じるなどの失敗を招くリスクがあり危険です。国民生活センターが発表した資料にもある通り、2006年~2011年を対象としたアートメイクに関する危害の登録件数は121件で、そのうち95%が医師免許を持たない無資格者による施術と思われる事例だったことが判明しています。
施術者の知識・技術不足によるトラブルを避けるために、アートメイク施術は必ず医療機関で受けてください。
主なリップアートメイク施術の失敗例としては、次のようなものが挙げられます。「思っていたイメージと異なる」といった仕上がりの失敗を防ぐためには、カウンセリングの際に施術者とデザインの確認をしっかりおこなうことが大切です。
1回目の施術では色素が均一に定着せず、唇に色ムラが生じてしまうことがあります。この場合は2回目以降の施術で色ムラを補って、均一な色味に仕上がるように微調整をおこなうことが可能です。
また、歳月の経過による退色で色味にムラが生じてきた際は、口紅などでカバーすることができるほかに、医療機関で修正(レタッチ)の施術を受けて補うことも可能です。
注入する染料の色味や注入量によっては想像していたよりも仕上がりの色味が濃くて、唇だけが浮いて見えてしまうことがあります。
自然に退色するまでコンシーラーをつかって色味をぼかすか、除去クリームの使用や肌色の染料を注入することで色味を薄くして目立たなくさせる方法があります。
カウンセリングの際に施術者と仕上がりのイメージをしっかり共有できていなかった場合、イメージと異なる唇の形になってしまうことがあります。
理想とする唇のデザインよりも、仕上がりの唇が小さい、または色味が薄い場合は修正によって補うことができます。しかし、オーバーリップラインや色が濃すぎる仕上がりだった場合はすぐに修正することができないので、除去クリームを使用するか退色するまでコンシーラーなどをつかって色味をカバーしなくてはいけません。
リップアートメイクは施術後の数日間は唇に腫れが生じますが、施術部位の冷却をおこなっても腫れが1週間以上続く場合、細菌による感染症である恐れがあります。腫れや痛みが長引いた際は、自身で対処しようとせずに施術を受けた医療機関へ相談してください。
施術を受けた当日から唇が腫れますが、その後1週間ほどで治まる傾向にあります。皮膚の新陳代謝や、かさぶたの剥がれによって色素が薄くなることを踏まえて、理想よりも少し濃い色味の染料を注入するので、施術直後は色味が濃く見えます。かさぶたは薄皮がはがれるように取れていき、少しずつ落ち着いた色味に馴染んでいきます。
ダウンタイム中の約1週間は口唇ヘルペスを発症するリスクが高くて、乾燥しやすい状態になので、ドクターから処方された軟膏やリップクリームを使用してアフターケアをおこなってください。また、ダウンタイム中のマスクの着用は可能ですが、唇に触れたときに痛みを感じることがあるので、立体的なタイプを選ぶと良いでしょう。
施術部位に未治癒の外傷や疾患がある方や、血液疾患・感染症を患っている方、わずかな外傷でもケロイドが生じてしまう体質の方は施術を受けることができません。
妊娠中・授乳中は女性ホルモンの働きによって皮膚が敏感になる時期です。肌トラブルを引き起こすリスクが通常より高くて痛みも感じやすい点に加えて、麻酔など胎児への影響を考慮してアートメイク施術は適切ではないとされています。
高血圧や糖尿病、自己免疫疾患、がん治療終了後の方、ステロイドを服用している方などは、アートメイク施術を受ける際に主治医の許可を得る必要があります。
金属アレルギーや肌が敏感で施術に不安がある場合は医療機関で事前にパッチテストを受けることが可能です。パッチテストでは耳の後ろなどの目立たない部位に微量の染料を注入して、異常が生じないかを診断します。
ヒアルロン酸注入などの美容施術後を顔に対しておこなった方は、顔のパーツの形が変化するため、少なくとも1カ月以上は期間をあけてからアートメイク施術を受けることが推奨されています。
(1)診察・カウンセリング
ドクターによる診察・カウンセリングを受けて、リップアートメイクの施術が適応であるか診断されます。自身が理想とする唇のイメージや悩みを伝えて、施術の方法や注意点などの説明を受けます。アルコールやカフェインは血管を拡張させる作用があり、出血や腫れの原因となるので施術を受ける前日から控えてください。
(2)デザイン決め
骨格や肌色・顔全体のバランスを確認して、施すリップアートメイクのデザインを決めていきます。使用する染料の色味については、肌の上に色をのせて鏡で確認しながら選びます。唇の形は正面だけでなく横からの見え方もチェックするなど慎重にカウンセリングを重ねて、納得したうえで最終的なデザインを決定します。
(3)麻酔
施術部位に麻酔クリームを塗布し、30分ほどかけて皮膚にしっかり浸透させます。医療機関によっては局所麻酔も併せて使用できるので、痛みが苦手な場合は事前に各医療機関のホームページやお問い合わせ先から確認してください。
(4)施術
最終的なデザインに沿って、染料を唇の表皮層に注入していきます。施術時間は1時間~2時間が目安です。
基本的にリップアートメイクの施術回数は2回以上で、希望する唇のデザインによって差はありますが、施術を4回以上おこなうケースもあります。2回目以降の施術は3週間~4週間の間隔で、色素の定着状態を確認しつつ希望の仕上がりに近づくように色味や形を細かく調節していきます。
(5)クーリング・終了
施術直後は唇が大きく腫れるので、院内でクーリング(冷却)をおこないます。その後、自宅でのケアや日常生活上の注意点について説明を受けて、当日中に帰宅することが可能です。
一般的に2回以上施術をおこなうリップアートメイクは、2回の施術を1セットとして料金設定をおこなっている医療機関がほとんどです。保険適用外の自費診療で、料金は施術範囲や希望のデザインなどによって多少異なりますが、相場はおおよそ次の通りです。
フルリップ | 120,000円~200,000円(2回) |
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リップライン | 50,000円~100,000円(2回) |
修正(リタッチ) | 40,000円~60,000円(1回) |
アートメイクは施術を受けた後から簡単にデザインを変更したり除去することができません。また、唇は痛みや腫れが生じやすくて、弾力のある部位であることから、眉やアイラインへのアートメイクよりも施術者の技術が求められるとされます。
美しい仕上がりの唇を目指すためには、アートメイクを専門とする医療機関やアートメイク施術に関する手技のセミナーや講習を受講して認定書を有したドクターが在籍する医療機関などを選択すると良いでしょう。自身の理想や要望を組み込みつつ、顔立ちと相性の良い唇の形や色味を見極めて最適なデザインを提案してくれる施術者が望ましいといえます。