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スレッドリフトとサーマクールのたるみ改善の効果・適応の違いを比較

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スレッドリフトとサーマクールのたるみ改善の効果・適応の違い

たるみが気になってスレッドリフトかサーマクールで迷っている場合、より高いリフトアップ効果を望むのであれば、糸でたるんだ皮膚を引き上げるスレッドリフトが向いています。

サーマクールは、皮膚表面にはダメージを与えずに皮膚の深層に高周波を照射することによって、熱収縮で皮膚を引き締める効果があります。

たるみによって深く見えるほうれい線やマリオネットラインを目立たなくしたいならリフトアップ効果が高いスレッドリフトが向いていますし、頬のたるみ毛穴を引き締めたり、脂肪がやや多めでぽっちゃりした顔を引き締めて小顔に見せたいならサーマクールが向いています。

スレッドリフトとサーマクールの作用のメカニズムと効果の違いを知ることで、自身の肌の悩みをより効果的に改善へ導く施術を選択することができます。

たるみの原因とスレッドリフトとサーマクールの作用・効果の違い

たるみの原因とスレッドリフトとサーマクールの作用・効果の違い

ヒトの皮膚は、外側から表皮層、真皮層、皮下組織(脂肪)の3層構造になっています。真皮層は、強度のある線維状のタンパク質である「コラーゲン」が約70%を占めていて、その間をゼリー状の物質である「ヒアルロン酸」が、水分を抱えながら満たしています。さらに「エラスチン」という弾力性をもつ線維状のタンパク質がコラーゲン同士を束ねていて、肌にハリや弾力を与えています。

加齢や紫外線などの外部からの刺激によって真皮層のコラーゲンやエラスチンが劣化・減少することで皮膚のハリや弾力が失われると、皮膚が重力に逆らえずたるみが生じますスレッドリフトは、重力に負けてたるんでしまった皮膚を糸で物理的に引き上げるので、見た目にわかりやすいリフトアップ効果が望めます。

サーマクールは、皮膚の真皮層と、おもに脂肪の層である皮下組織に高周波エネルギーを照射して、熱収縮によってコラーゲン線維などのタンパク質を引き締め、余剰脂肪を減少させる施術です。皮膚の表面積を収縮、ボリュームダウンさせて重力の影響を緩和させる効果が期待できるので、サーマクールは軽度のたるみによる毛穴の開きの改善や、たるみの予防に役立ちます。

また、サーマクールで高周波エネルギーを照射すると熱ダメージによる損傷を治癒するためにヒトの創傷治癒作用が働き、コラーゲン生成が促進されるので、皮膚のハリや弾力が増して、肌質の向上を導きます。

サーマクールの引き締め効果は、スレッドリフトの引き上げ効果と比べると外見上に見える変化としてはおだやかなものです。施術を受ける方の皮膚の状態や、どう変わりたいかという希望によっては、サーマクールでは効果が小さいとドクターが診断する場合もあるので、スレッドリフトを検討したほうがいいケースもあります。

スレッドリフトとサーマクールの比較

  スレッドリフト サーマクール
特徴 糸で皮膚のたるみを引き上げる 高周波エネルギーの熱収縮によって
皮膚を引き締める
効果 たるみをリフトアップして
ほうれい線やマリオネットラインを改善
コラーゲン線維や皮下脂肪を収縮し
ボリュームダウンさせることによる引き締め
効果の即効性 施術後すぐにリフトアップ効果があらわれる 数日間は腫れが生じるが、
1カ月後くらいから引き締め効果があらわれる
持続期間 溶けない糸:4年~5年程度
溶ける糸:1年~2年程度
半年程度
施術中の痛み 局所麻酔のためほとんど痛みなし 麻酔なしで我慢できる程度の痛み
ダウンタイム 腫れやむくみ(2日~3日程度) 腫れや赤み(数時間~2日程度)
費用 両頬で30万円~60万円程度
(糸の種類や本数によって変化)
20万円~40万円程度
(施術部位、ショット数に応じて変化)
向いている人 多少ダウンタイムがあってもたるみを
しっかり引き上げたい人
たるみ毛穴を引き締めたい、
やや脂肪が多めで顔全体のボリュームを
引き締めて小顔になりたい、たるみを予防したい人

スレッドリフトが向いている人

  • 頬のたるみを改善したい
  • 口もとやあごのたるみを改善したい
  • 首のたるみやシワを改善したい
  • ほうれい線やマリオネットラインが深くなってきた
  • すぐにリフトアップしたい、即効性がほしい
  • 多少ダウンタイムがあってもより高いリフトアップ効果を求めたい
  • リフトアップ効果を長持ちさせたい

サーマクールが向いている人

  • フェイスラインを引き締めたい
  • ぽっちゃり顔が気になる、小顔になりたい
  • あごのたるみが気になる
  • シワを改善したい
  • 肌にハリや弾力がほしい
  • たるみ毛穴を引き締めたい
  • ニキビ肌、ニキビ跡を改善したい
  • 顔のたるみを予防したい
  • 出産後や脂肪吸引後の腹部や二の腕のたるみを改善したい
  • 太ももやヒップのセルライトを改善したい

スレッドリフトとサーマクールを併用することで期待できるたるみ改善と予防効果

スレッドリフトとサーマクールを併用することで期待できる効果

スレッドリフトとサーマクールではたるみに対するアプローチや作用が違うので、スレッドリフトでたるみを改善して、サーマクールを併用することで加齢によるたるみの進行を予防する効果が期待できます。

スレッドリフトでたるんだ皮膚を引き上げても、皮膚の老化の進行を止めることはできません。サーマクールはダウンタイムが軽度なので、反復治療をおこなうことで長期にわたって肌全体の引き締めやハリ・弾力を保つメンテナンスをすることができます。

たるみは皮膚組織の質の劣化によって、重力や表情などの外力に逆らえず形態維持ができなくなることで起こる症状なので、皮膚組織の質を改善するサーマクールは、スレッドリフトの効果をより良く引き出し、かつ治療効果を維持するために役立ちます。

重力に負けてたるんでしまった皮膚を糸で引き上げるスレッドリフト

たるみを引き上げるスレッドリフト

リフトアップ効果が高いスレッドリフトとは

糸(スレッド)を皮膚の下に入れて、顔や首元のたるみを引き上げる治療がスレッドリフト(糸リフト)です。

リフトアップにはメスを使う切開手術がもっとも効果が高いといわれていますが、腫れやむくみといったダウンタイムも長期化する傾向にあることから、身体へのダメージを少なくすることで、ダウンタイムを短くしたスレッドリフトが考案されました。

豊富なスレッドリフトの種類とリフトアップ効果・持続期間の違い

スレッドリフトは、皮膚の下に針で糸を挿入してたるみを引き上げる治療で、たるみによってできるほうれい線やマリオネットラインを目立たなくさせる効果が期待できます。また、目の下のゴルゴライン、あごのたるみ、首のたるみやシワを改善します。

スレッドリフトは種類が豊富で、糸の素材には体内で溶ける糸と溶けない糸があって、効果の持続期間は溶ける糸で1年~2年程度、溶けない糸で4年~5年程度といわれています。

糸にコグやバーブと呼ばれるとげ状の突起や、バイオコーンと呼ばれる円すい型の突起がついているものがあって、突起の形状や数によって引き上げる力が異なります。

突起の形状としては、「シルエットソフト」のようにバイオコーンと呼ばれる円すい型の突起のほうが、糸の周囲360度の皮下組織にしっかり引っ掛かってすくいあげるように支持することができるので、とげ状の突起よりも引き上げる力が強いといわれています。

また、スレッドリフトには糸を側頭部の骨膜に固定するタイプと固定しないタイプがあって、固定するタイプのほうがより強力な引き上げ効果があります。ただし、固定するタイプはひきつれや側頭部の痛みといったダウンタイムが長い傾向にあります。

スレッドリフトの中でも、「ショッピングスレッド」はリフトアップ効果は少ないですがサーマクールのように肌質を改善する効果があります。

ショッピングスレッドは、髪の毛より細くてショートタイプの吸収性糸がセットされた特殊な極細針を皮下に挿入して、針を抜くと同時に糸のみを皮下に残します。挿入された糸の刺激により皮下組織が活性化してコラーゲンやエラスチンが生成され、ハリや弾力のある肌質へ導くとされています。

スレッドリフトは種類が豊富で糸の伸縮性や長さ、突起の形状・数などによって特徴が異なり、引き上げる力も変わるので、引き上げたい部位やたるみの状態をみて、数種類の糸を組み合わせて併用するケースもあります。

スレッドリフトの適応部位

  • 額のシワ
  • こめかみの下垂
  • 眉の下垂
  • 目尻やゴルゴラインなど目もとのシワ
  • 頬のたるみ、ほうれい線
  • マリオネットライン
  • あごのたるみ
  • 首のたるみ、シワ

スレッドリフトの施術中の痛みは局所麻酔で軽減

スレッドリフトの施術時間は、部位や糸の本数にもよりますが、1時間程度です。

最初に局所麻酔の注射を打ってからおこなうので、施術中はほとんど痛みを感じないといわれていますが、痛みの感じ方には個人差があります。なかには静脈麻酔で眠っている間に施術が受けられる医療機関もありますが、費用が別途かかることもあるので各機関にご確認ください。

腫れやむくみがあっても2~3日でおさまるスレッドリフト

スレッドリフトの施術後は腫れやむくみ、鈍い痛みや口を大きく開けたときのひきつれ感や違和感などがありますが、2日~3日ほどでおさまります。糸が定着するまで、1カ月程度はあまり口を大きく開けないようにしてください。

スレッドリフトのダウンタイム

  • 糸を挿入した箇所に凹みが生じることがあるが1週間ほどで解消
  • 皮膚の組織をひきあげるひずみで凸凹が生じることがあるが1カ月ほどで馴染む
  • 麻酔が切れることでつっぱり感が生じる場合があるが、違和感は1週間ほどでなくなる
  • 針の挿入による腫れや内出血、赤みが生じる場合があるが、2週間ほどで解消
  • 針跡は数日で消えるが、気になるようであればマスクがあると安心
  • メイク、洗顔、シャワーは 翌日から可能
  • 入浴は腫れが引いてから可能

糸の種類や本数によって幅があるスレッドリフトの費用相場

スレッドリフトの種類によって糸1本あたり25,000円程度~100,000円程度と金額の幅があります。たるみの状態や引き上げたい部位によって使用する糸の本数が変わりますが、頬のたるみを改善したい場合では、片頬に3本~4本程度を挿入するのが一般的です。両頬に入れた場合の費用相場はおよそ15万円程度~60万円程度です。

熱でコラーゲン線維と皮下脂肪を収縮させて引き締めるサーマクール

皮膚を引き締めるサーマクール

熱でたるみを引き締めるサーマクールとは

サーマクールは皮膚の真皮層と、その下のおもに脂肪の層である皮下組織に、電磁波の1つである高周波を照射して、熱収縮によってコラーゲン線維などのタンパク質と余剰脂肪を引き締める施術です。コラーゲンの生成を活性化させることでハリや弾力を回復させ肌質を改善する効果も期待できます。 熱を発生させるのは皮膚の奥深くなので、皮膚表面の組織が傷つくことはありません。

大きく2つの作用があるサーマクールの効果と持続期間

サーマクールには施術後から即効性のある引き締め効果と、1カ月後くらいから徐々におこる美肌効果の2つの作用があります。 サーマクールの効果の持続期間は半年ほどといわれているので、年に1、2度、たるみの予防や肌質向上のためのメンテナンスとして施術の継続が推奨されています。

1)コラーゲン線維や皮下脂肪の収縮による即時的な引き締め効果

サーマクールで高周波を照射すると、真皮層内のコラーゲン線維や皮下組織の脂肪が瞬時に収縮するため、施術直後から皮膚の引き締め効果があらわれます。料理の際に肉を加熱すると縮まる原理と同じで、タンパク質であるコラーゲンもサーマクールで熱を加えると縮まります。

皮下組織にある皮下脂肪も収縮させるので、余剰脂肪をボリュームダウンさせることによって顔全体の引き締め、小顔効果が期待できます。

また、サーマクールは顔以外にもお腹・二の腕・太もも・ヒップライン・バストのたるみの引き締めやセルライトの改善、ダイエットの後や出産後の妊娠線、脂肪吸引後の皮膚のたるみなどを改善に導きます。

2)長期的なコラーゲンの再生・増加

傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質の一種であるヒートショックプロテインが熱刺激によって増加し、創傷治癒作用がおこってコラーゲン生成が促進されるので、皮膚のハリや弾力が増して、肌質の向上を導きます。

小じわや毛穴が目立ちにくくなったり、毛穴にある皮脂腺が収縮することで脂性肌やニキビも改善されるといわれています。

サーマクールの適応部位

  • フェイスライン
  • あごのたるみ
  • 頬のたるみによる毛穴の開き
  • 口もとのシワ
  • 目の上、目の下(サーマクールアイ)
  • ニキビ肌、ニキビ跡
  • 二の腕、妊娠後や脂肪吸引後の腹部のたるみ
  • 太ももやヒップのセルライトの改善

施術中の痛みが従来よりも軽減したーマクール

サーマクールの施術中は熱感や針でチクチク刺さるような痛みがありますが、麻酔なしでも我慢できる程度の痛みといわれています。最新機種のサーマクールFLXは従来のサーマクール(TC、NXT、CPT)に比べ、痛みを軽減させるバイブレーターが改良されているため、痛みが軽減されています。

ダウンタイムが軽度なサーマクール

サーマクールは、皮膚表面を傷つけないのでダウンタイムが短いのが特徴です。メイク、入浴、運動は当日からおこなえます。

  • 軽い赤みがでるが、数時間で落ち着く
  • 下あごや頬下に軽度のひきつれを感じることがあるが2週間~3週間で落ち着く
  • しびれ等の違和感が一時的に生じる場合があるが数時間で落ち着く

ショット数に応じて変わるサーマクールの費用相場

サーマクールはショット数が多いほど費用がかかります。顔全体の施術の場合サーマクールCPTだと通常400ショットで約100,000円~200,000円前後です。また、サーマクールFLXの場合は300ショットで200,000円~400,000円前後サーマクールアイは225ショットで100,000円前後です。

自分にあったたるみ治療は実績と経験がある医療機関に相談

自分にあったたるみ治療は実績と経験がある医療機関に相談

スレッドリフトは皮膚のたるみを引き上げる効果があるので、たるみによるほうれい線やマリオネットラインを目立たなくする効果が期待できます。対してサーマクールは皮膚を引き締める効果があり、小ジワや頬のたるみによる毛穴の開きの改善など初期老化へのファーストアプローチによいとされています。

また、スレッドリフトでたるみを引き上げつつ、サーマクールを定期的に併用することでたるみの進行を遅らせる効果が期待できます。皮膚組織の質を改善するサーマクールは、スレッドリフトの引き上げ効果を維持するために役立ちます。

たるみの進行の程度は人それぞれなので、自身の肌の状態や希望にあった施術を受けることが大切です。よりよい効果を得るためには、たるみ治療の施術実績が豊富な医療機関でカウンセリングを受け、気になる部位や悩みをしっかり相談してください。

さまざまなアプローチからたるみ治療を熟知したドクターなら、一人ひとりのたるみの程度や希望する部位などを考慮して、より効果的な治療の提案をしてもらえます。

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