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医療痩身マシンのテスラフォーマーの効果と施術可能な部位・ダウンタイムやリスクと副作用

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医療用の筋肉増強マシンテスラフォーマー

磁場による刺激で30分あたりに約5万回もの強力な筋肉の収縮を引き起こして、筋肉量の増加による基礎代謝の向上を狙うことで引き締まったボディラインを目指せる医療用の痩身マシンがテスラフォーマーです。

身体を鍛えることで筋肉量を増やして、基礎代謝を上げて余分な脂肪のない引き締まったボディラインを目指すことは健康的なダイエットとして一般的に知られています。一方で、テスラフォーマーは激しい運動をおこなうことなく、専用のアプリケータを装着して30分ほどリラックスした状態で施術を受けるだけで筋肉量の増加を目指すことが可能とされます。

そのため、長期的なトレーニングを続ける自信がない、ジムなどで他人の目が気になるなど、さまざまな理由で運動を諦めている方に適した施術とされています。しかし、テスラフォーマーは施術ができる部位が決まっていて、また、1回の施術だけでは劇的な変化が得られるマシンではないので、施術を検討する際は、事前に施術が可能な部位や推奨されている施術回数について知っておくことが大切です。

テスラフォーマーは医療用の筋肉増強マシン

テスラフォーマーは医療用の筋肉増強マシン

テスラフォーマーはスロベニアのISKRA MEDICAL(イスクラ・メディカル)社により開発された、筋肉増量による基礎代謝の改善で痩身を目指せる医療用のマシンです。衣類や皮膚を透過して伝わるエネルギーで、磁場を発生させる技術のFMS(Functional Magnetic Stimulation)が用いられていて、FMSによって生じた磁場の刺激は皮下約7cmまで作用するとされます。

FMSは「機能的磁気刺激」の意味であり、生じた磁場は普段身体を動かす際などに使用される筋肉の骨格筋(こっかききん)を強力に刺激して、収縮運動を引き起こすことができます。また、テスラフォーマーはEU(欧州連合)加盟国の安全基準条件を満たすことを証明するCEマークを取得しているため、安全性の高いマシンといえます。

テスラフォーマーで筋肉増強を目指せる仕組み

FMSの作用イメージイラスト

全身のあらゆる部位に存在して、腕や脚など身体を動かす際に使用される筋肉が骨格筋です。骨格筋は、身体の表層にあり瞬間的な力を発揮する際に使用される「アウターマッスル」と、深層にあり主に姿勢の保持やアウターマッスルの動作をサポートする役割がある「インナーマッスル」の2種類があります。

いずれの骨格筋も、細い繊維状の筋細胞である筋線維がいくつも集まって束になっている組織です。アウターマッスルは収縮運動で大きな負荷を受けると筋線維の一部が損傷して断裂しますが、修復され太くなる性質があり、このサイクルが繰り返されることで筋線維が肥大化していき、体積が増え筋力の増強が得られます。

一方で、身体の深層にあるインナーマッスルは体積が小さく、瞬間的に大きな力を発揮することはできませんが、正しい姿勢の維持や骨盤を支える役割などがあります。鍛えることで身体の深層から血流が促進されて基礎代謝の向上が期待できるほか、骨盤のゆがみによって胃や腸が下垂してしまう内臓下垂を防ぐことにつながります。

テスラフォーマーは、FMSで生じた磁場の刺激が骨格筋を支配する神経細胞に作用することで、30分で約5万回もの強力な筋肉の収縮を引き起こすとされます。また、磁場は皮下約7cmまで作用することからインナーマッスルの強化も期待できて、筋肉量を増加させて基礎代謝を高めることで引き締まったボディラインを目指せる医療用の筋肉増強マシンです。

生体電流の仕組みを利用して筋肉を収縮させるFMS

生体電流の仕組みを利用して筋肉を収縮させるFMS

ヒトの体の細胞は一つひとつが微弱な電気を帯びており、これを生体電流といいます。生体電流は体全体に張り巡らされた神経によって脳から体へ、もしくは皮膚・目・耳などの感覚器官からの情報を脳に伝える役割をもつとされます。

たとえば、飛んできたボールをとっさに避けることも生体電流による信号伝達となり、意識せずに体内に血液やリンパ液が循環することも生体電流の働きによるものです。筋肉や筋肉を支配する神経細胞に電気を与えて刺激すると、筋肉は収縮運動を引き起こしますが、この生体電流の仕組みを利用した技術がテスラフォーマーのFMSです。

電気的な性質をもつヒトの体に神経電流と似た電気を与えることで筋肉などの身体機能の改善を目指す施術を電流刺激療法とよび、FMSのほかには低周波・EMSなどがあげられます。

FMS・低周波・EMSの特徴と違い

磁場が皮下約7cmまで作用するFMS

テスラフォーマーにつかわれている技術で機能的磁気刺激を意味するFMSは、磁場が皮下約7cmまで作用し、深層筋のインナーマッスルを強化するとされています。また、FMSは骨格筋を支配する神経細胞に作用し、30分で約5万回もの強力な筋肉の収縮を起こすとされますが、痛覚を刺激しないため施術中の痛みは少ないといわれています。

皮膚の上から筋肉に微弱な電気を流す低周波

経皮的電気刺激療法ともいわれ、主に末梢神経に作用するとされます。皮膚の上から筋肉に微弱な電気を流すことで、筋肉が穏やかな緊張と弛緩を繰り返すポンプの働きをして、血流を促し肩こりなどを改善に導く治療法が挙げられます。

筋肉や運動神経に強力な電気刺激を与えるEMS

EMS(Electrical Muscle Stimulation)は電気筋肉刺激療法を意味して、筋肉や運動神経に強力な電気刺激を与え、筋肉の緊張と弛緩を繰り返す施術となります。これにより、アウターマッスルとよばれる表層筋を一般的な運動より強い負荷で筋肉を鍛え、筋肉量を増加させ基礎代謝をあげることで引き締まったボディラインを目指します。また、医療領域では脳血管障害などで自発的な運動が難しい方へのリハビリとしても使用されています。

テスラフォーマーの施術が可能な部位

テスラフォーマーの施術が可能な部位

テスラフォーマーは専用のアプリケーターを装着しての施術と、テスラチェアとよばれる椅子型のマシンによる施術の2種類がある医療マシンです。それぞれの施術を同時に受けることはできず、希望する施術部位や改善したい症状によってアプリケーターまたはテスラチェアのつかい分けがおこなわれます。

専用アプリケーターによる施術が可能な部位と効果

ベッドに横たわり、テスラフォーマー専用のアプリケーターを装着しての施術となります。二の腕・腹部・背中・ヒップ・太ももへの施術が可能で、首から上の施術はおこなうことができません。繰り返しの施術で太ももなどの大きな筋肉を強力に鍛えて、効率よく筋肉量を増加させることから、基礎代謝が上がり余分な皮下脂肪がつきにくい引き締まったボディラインを目指すことが可能です。

基礎代謝は体温の維持や心臓の拍動、呼吸といった基本的な生命活動で消費されるエネルギーで、一般的に1日あたりのヒトの総エネルギー消費量における約6割を占めるとされます。筋肉は身体を動かすほかにも体内で熱を生み出して体温を調節する働きがあり、筋肉量が減少すると基礎代謝も低下して皮下脂肪がつきやすい身体となってしまいます。

筋肉量が多いほど基礎代謝が高くなることから、余分な皮下脂肪がつきにくい身体を目指すためには、ヒップに存在する大臀筋(だいでんきん)と呼ばれる筋肉や、太ももの筋肉である大腿四頭筋(だいたいしとうきんといった大きな筋肉を鍛えることが重要とされています。

アプリケーターを使用したテスラフォーマーの施術では、ベッドに横たわった状態で大臀筋や大腿四頭筋などの大きな筋肉を強力に刺激して短時間で鍛えることが可能であるため、トレーニングなどのまとまった時間を確保できない方にも適しているとされています。

テスラチェアによる施術が可能な部位と効果

テスラチェアによる施術が可能な部位と効果

テスラフォーマーの特長として、施術部位にアプリケーターを直接装着しておこなう施術以外に、「テスラチェア」とよばれる専用の椅子型マシンがあります。テスラチェアでは服を着用したまま椅子型のマシンに座った状態で施術を受けることができて、主に背筋・腹筋・骨盤底筋(こつばんていきん)の増強を目的とした際に使用されます

骨盤底筋とは骨盤の下部にある筋肉の総称であり、骨盤内にある膀胱や子宮などの臓器を正しい位置に維持する働きや、排尿・排便を担う働きなどがあります。骨盤底筋は加齢とともに衰えていく傾向にあり、男性であればED(性機能障害)、女性であれば膣の緩みや尿漏れなどの症状を引き起こすことも少なくありません。

テスラチェアによる施術では骨盤底筋の増強を目指すことができるため、ヒップアップなどの審美面の悩みに限らず、他人に相談しづらいデリケートな悩みも改善へ導きます。

テスラフォーマーの施術によって改善が期待できる悩み

  • 脂肪による身体のたるみが気になる
  • 二の腕や腹部などの筋肉を増強させたい
  • 腹部や太ももなどの部分痩せをしたい
  • 筋肉を増強しつつ皮下脂肪がつきにくい引き締まった身体を目指したい
  • 鍛えにくいインナーマッスルを強化したい
  • EDまたは膣の緩みや尿漏れの症状を改善したい
  • 一般的なトレーニングや食事制限などのつらいダイエットは続かない
  • ジムに通うなどトレーニングの時間がとれない
  • 痛みが少なくて外科的な手術ではない痩身治療を受けたい

テスラフォーマーの施術回数と施術の痛み

テスラフォーマーの施術回数と施術の痛み

複数回の施術でより効果を実感できる

テスラフォーマーの施術はアウターマッスルとインナーマッスルを磁場で刺激して、筋肉量増加をすることにより、基礎代謝の向上を目指す医療痩身とされています。

1回の施術で劇的な変化が得られるものではなく、より効果を実感するためには週2回の頻度で5回~8回ほど施術を受けることが推奨されています。また、個人の脂肪量によって異なりますが、一定の部位に繰り返し施術をおこなった際、脂肪の厚さが約20%減少して筋肉量が約40%増加したという臨床データも記録されています。

運動によるダイエットではバストやヒップなどの残したい脂肪を維持しながら局所的に脂肪減少を目指す部分痩せは困難とされますが、テスラフォーマーは施術を繰り返し受けることで、希望の部位を集中して鍛えるとともに局所的な脂肪の減少を目指すことが可能とされます。

施術の痛みとダウンタイム

テスラフォーマーは30分で約5万回もの強力な筋肉の収縮を引き起こすことが可能とされますが、FMSによって生じる磁場の刺激は痛覚を刺激しないため、施術中の痛みは少ないとされます。施術を受けた直後は筋肉痙攣や筋肉痛などの症状があらわれることがありますが、いずれも一時的な痛みで数日~1週間ほどで落ち着く傾向にあります。

また、脂肪吸引のように外科的な処置を伴う手術とは異なり、テスラフォーマーは皮膚の切開をおこなわないため身体への負担が少なく、ギブスによる施術部位の固定などを必要としないことからダウンタイムがほとんどない医療痩身とされます。

そのほかの医療痩身マシンとの違い

そのほかの医療痩身マシンとの違い

脂肪冷却マシン

皮下脂肪を構成する脂肪細胞を冷却・凍結させることで、脂肪細胞を破壊して減少に導く医療痩身マシンです。水分は0℃で凍結するのに対して脂肪細胞は約4℃で凍結する性質を利用して、脂肪細胞のみが凍結する約4℃に施術部位を冷却することから、皮膚に凍傷が生じるなど脂肪細胞以外の部位に対する影響はありません。

施術によって凍結して破壊された脂肪細胞は、新陳代謝の働きにより白血球の一種であるマクロファージに捕食されて老廃物として体外へ排出されるため、脂肪層の厚みが減少することで痩身の作用が期待できます。ただし、脂肪冷却マシンは冷却と新陳代謝によって皮下脂肪のみの除去を目的とした施術であり、筋肉量の増加は期待できません。

主な脂肪冷却マシン
・クールスカルプティング(FDA認可・厚生労働省承認医療機器)
・クールテック(CEマーク取得)
・クリスタルプラス(CEマーク取得)

高周波痩身マシン

皮下脂肪が気になる部位にラジオ波(RF)とも呼ばれる高周波を照射することで、脂肪細胞を破壊して代謝を促すことにより痩身の効果が期待できるマシンです。高周波は一定の周波数からなる電磁波の一種であり、皮下に照射されると微細な振動となって伝わり、体内の細胞の分子同士を摩擦させて熱を発生させる性質があります。

高周波を人工的に発生させて照射することで、脂肪細胞を破壊するために最適な45℃以上の温度を安定的に保ち、皮膚や筋肉などを損傷させることなく脂肪細胞のみを破壊します。破壊された脂肪細胞はマクロファージに捕食されて、老廃物として体外へ排出されるため、痩身へ導くメカニズムは脂肪冷却マシンと同様といえます。

ただし、高周波痩身マシンは脂肪細胞を加熱して破壊した後に新陳代謝による除去を目指す施術であり、テスラフォーマーのように筋肉や筋肉を支配する神経細胞には作用しないため、筋肉の増強をもたらす効果はありません。

主な高周波痩身マシン
・トゥルースカルプ
・インディバ
・ヴァンキッシュME(非接触型)

テスラフォーマーのリスクと副作用・事前に知っておきたいこと

テスラフォーマーのリスクと副作用・施術を受ける前に知っておきたいこと

テスラフォーマーのリスクと副作用

テスラフォーマーはFMSで生じる磁場の刺激によって強力な筋肉の収縮をおこなうため、損傷した筋線維が太くなって修復する過程で筋肉痛を引き起こすことがあります。また、稀に施術部位の筋肉痙攣、赤み、腫れが生じるリスク・副作用もありますが、いずれの症状も一時的なもので通常は数日~1週間ほどで落ち着くとされています。

これらの症状が1週間以上継続した場合、症状の悪化を避けるために自己判断はせずに、施術を受けた医療機関および担当のドクターに相談してください。

テスラフォーマーの施術が受けられない部位

テスラフォーマーは胸部と頭部に対する施術をおこなうことができません。また、タトゥーが施されている部位や金属プレート・シリコンなどが埋め込まれている部位も同様に施術を受けることができないとされます。

テスラフォーマーの施術を受けられない方(禁忌)

  • 妊娠中および授乳中の方
  • 子宮内膜症の方(テスラチェアのみ不可、ほかの部位はドクターに要相談)
  • 施術部位に未治癒の外傷や疾病、筋挫傷がある方
  • 基礎疾患のある方
  • ペースメーカーや補聴器を使用している方
  • 施術部位にタトゥーがある、薬剤ポンプ・金属が埋め込まれている方
  • そのほかドクターによる診察で施術に不適応であると診断された方

テスラフォーマーは国内未承認の医療機器

テスラフォーマーはCEマークを取得している医療マシンですが、国内では厚生労働省による承認を受けていない未承認の医療機器となります。そのため、施術を検討する際は次の注意点があることを理解して、医療機関でリスク・副作用について十分な説明を受けてください。

テスラフォーマーは国内未承認の医療機器です。
医療機器の入手経路:入手経路は各医療機関のドクターによるメーカーからの個人輸入です。
個人輸入において注意すべき医薬品等について(厚生労働省のページ)
日本国内での承認の有無:テスラフォーマーと同一の性能・作用があり、日本国内で承認を受けているほかの医療機器はありません。
諸外国における安全性等に関する情報:テスラフォーマーはCEマークを取得している医療機器です。禁忌が守られた正しい施術方法による重篤な副作用や合併症は報告されていませんが、起こり得る主なリスクとしては一時的な施術部位の筋肉痛、筋肉の痙攣、赤み、腫れが挙げられます。

テスラフォーマー施術の流れと料金相場

テスラフォーマー施術の流れと料金相場

テスラフォーマーの施術の流れ

1.診察・カウンセリング

ドクターによる診察・カウンセリングにより、テスラフォーマーの施術が適応であるか診断を受けます。施術を希望する部位や目指したい効果、持病などについて伝えるほか、施術についての不安や疑問がある際はこのタイミングで相談してください。

2.施術

施術部位によって、専用アプリケーターまたはテスラチェアによる施術がおこなわれます。テスラチェアは衣服着用のままで施術を受けることも可能ですが、どちらも施術を受ける際は、時計やネックレスなどの貴金属類はすべて外す必要があります。また、施術中はスマートフォンなどの電子機器の使用も不可です。
施術時間はアプリケーターによる施術が1部位につき約30分程度、テスラチェアによる施術は約20分~30分が目安となります。

3.診察・終了

施術部位の診察がおこなわれて、施術後の過ごし方や注意点などの説明を受けた後に終了、帰宅となります。

テスラフォーマー施術の料金相場

テスラフォーマーによる施術は美容を目的とした自由診療にあたるので基本的に保険が適用されず、施術料金は各医療機関によって差があります。目安として、テスラフォーマーのアプリケーターとテスラチェア、それぞれ1回あたりの施術でかかる料金の相場は次の通りです。

アプリケーター 30,000円~
テスラチェア 15,000円〜30,000円

テスラフォーマーの施術効果をより高めるために

テスラフォーマーの施術効果をより高めるために

テスラフォーマーは筋肉量の増加を狙って、基礎代謝を上げることで自然な痩身を目指す施術となります。そのため、効果を実感するためには繰り返しの施術が必要であり、また、皮下脂肪の量によっても効果のあらわれ方は異なります。皮下脂肪が多い場合は脂肪冷却マシンや高周波痩身マシンなどの施術を併用することで、より効率的に痩身を目指せるので、痩身治療の施術メニューが豊富な医療機関を選ぶという選択肢もあります。

痩身治療の施術件数が豊富なドクターであれば、バランスの整ったボディラインのために残すべき脂肪、除去しても問題がない脂肪の判断ができるので、過度な脂肪除去による見た目の違和感といった施術の失敗につながるリスクが低いとされます。また、施術の効果を長期的に維持するためには、日頃から適度な運動を心がけて偏った食生活を避けることが大切です。

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