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医療HIFU(ハイフ)のマシンの一つであるウルトラフォーマー3の効果とダウンタイムやリスク・注意点

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ウルトラフォーマー3は医療HIFU(ハイフ)のマシンの一種で、くすみ・肌のキメ・ツヤ・小ジワ・たるみなどの顔の肌の悩みに効果が期待できるマシンです。

ウルトラフォーマー3はほかのハイフのマシンと同様の照射方法に加えて、ハイフシャワー®やハイフアイシャワー®といった施術名が商標登録されている照射方法があります。それぞれ、肌の悩みに合わせて照射が可能です。また、ハイフディープシャワー®という施術名も商標登録されていて、部分痩身に効果が期待できる照射も可能です。

照射方法の違いやメカニズムを知ることは自身が期待する効果を得ることにつながります。また、事前にダウンタイム・リスク・注意点などを確認することで安心して施術を受けることができます。

HIFU(ハイフ)と呼ばれるウルトラフォーマー3のエネルギー

HIFU(ハイフ)は略称で、正式名称はHigh Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)といいます。太陽の光を虫眼鏡で一点に集中させることができるのと同様の原理で、ハイフのマシンは超音波を一点に集中させることができます。

美容医療のマシンには、ハイフのほかにもレーザー・IPL・RFといった光や高周波のエネルギーを使うマシンもあります。ハイフやレーザー・IPL・RFといったエネルギー照射をするとエネルギーが集中した場所に熱を発生させることができます。

ヒトの皮膚は外側から表皮層・真皮層・皮下組織の3層構造になっていて、その下にはSMAS層と呼ばれる筋膜と筋肉があります。どの部分にエネルギーを照射するかでどのような肌の悩みに効果が期待できるか、痩身効果が期待できるかが異なります

上のイラストのようにハイフはほかのエネルギーよりも皮膚の深くまでエネルギーが到達します。また、ハイフを照射するときに肌にあてるカートリッジと呼ばれるパーツが複数あり、カートリッジによってエネルギーの到達点を変えられるので、複数の層にアプローチが可能です。

ウルトラフォーマー3で期待できる3種類の効果とメカニズム

ウルトラフォーマー3は、7種類のカートリッジの使い分けとほかのハイフマシンと同様の照射方法、ウルトラフォーマー3に対して商標登録されているハイフの照射方法の組み合わせにより、3種類の効果が期待できます。

期待する効果 使用するカートリッジ 照射方法
肌の引き締め・リフトアップ 1.5mm・2.0mm・3.0mm・4.5mm 一般的なハイフ照射
肌の若返り(くすみ・つや・きめ・毛穴・小じわ・弾力・ハリ・潤いなど) 1.5mm・2.0mm・3.0mm・4.5mm ハイフシャワー®・ハイフアイシャワー®
部分痩身 6.0mm・9.0mm・13.0mm ハイフディープシャワー®

※ハイフシャワー®・ハイフアイシャワー®・ハイフディープシャワー®は株式会社インフィックスの登録商標で、ウルトラフォーマー3にのみつかうことができます。

引き締め・リフトアップが期待できるウルトラフォーマー3のハイフ

引き締めやリフトアップの効果を目的とする場合、ハイフの熱をSMAS層と呼ばれる筋膜に加えます。SMAS層はおもにタンパク質であるコラーゲンでできているため、肉と同じで熱を加えると凝固し縮む性質があります。

ウルトラフォーマー3では個人で異なる表皮からSMAS層までの深さに応じて、1.5mm・2.0mm・3.0mm・4.5mmのカートリッジをドクターが選んで照射がおこなわれます。ウルトラフォーマー3で与えられる熱の温度は65℃~75℃で、ハイフを点状に照射することで熱が均等にSMAS層に加わり、SMAS層のタンパク質を凝固させて収縮させることで肌の引き締めやリフトアップに効果が期待できます。

ウルトラフォーマー3のハイフが向いている方

  • たるみを改善したい方
  • 肌を引き締めたい方

肌の若返りが期待できるウルトラフォーマー3のハイフシャワー®・ハイフアイシャワー®

くすみやツヤ、キメ、毛穴の開き、小ジワ、弾力、ハリ、潤いの改善は、スキンリジュビネーション(肌の若返り)と呼ばれています。肌の若返りに深く関係する部位は、皮膚の真皮層です。

真皮層は上のイラストのように、主にコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸から作られています。真皮層にある線維芽細胞は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出す細胞です。

加齢や紫外線の刺激、不規則な生活などで線維芽細胞の働きが衰えると、真皮層に必要なコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を十分に作ることができなくなります。これらの成分が足りなくなると、網目状になっている真皮層の構造が崩れて、毛穴が開く、小ジワができる、弾力が失われるなどの肌の老化につながります。

そこで、ウルトラフォーマー3のハイフシャワー®・ハイフアイシャワー®で弱い熱を真皮層に加えると、タンパク質であるコラーゲンとエラスチンが凝固します。コラーゲンとエラスチンの凝固はヒトの身体が傷であると判断して、傷を修復しようとします。その過程で線維芽細胞の働きが活発化してコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を増生することで、くすみやツヤ、キメ、毛穴の開き、小ジワ、弾力、ハリ、潤いを改善に導きます。

ハイフシャワー®は顔全体に照射する方法で、ハイフアイシャワー®は目の周りのみに照射をする方法です。

※ハイフシャワー®・ハイフアイシャワー®は株式会社インフィックスの登録商標で、ウルトラフォーマー3にのみつかうことができます。

ウルトラフォーマー3のハイフシャワー®・ハイフアイシャワー®が向いている方

  • 目の周りのハリや小ジワなどの悩みを改善したい方
  • くすみやツヤ、キメ、弾力など肌の若返りを目指す方
  • 肌のメンテナンスをおこないたい方

あご下や身体の気になる部位の痩身が期待できるウルトラフォーマー3のハイフディープシャワー®

ハイフディープシャワー®は、ウルトラフォーマー3を使った部分痩身が期待できる照射方法です。6.0mm・9.0mm・13.0mmの身体用のカートリッジを使用しておもに脂肪でできている皮下組織に照射をおこないます。

顔のカートリッジよりもハイフの焦点が約8倍大きくなるように設計されていて、皮下組織に効率よくハイフの熱を届けられるようになっています。また、顔よりもマシンのパワーを上げることが可能なため、皮下組織に作用する温度が顔の照射よりも高くなります。

皮下組織の脂肪にハイフの熱が作用すると、脂肪を構成する脂肪細胞を破壊することができるとされています。破壊された脂肪細胞は、マクロファージ(死滅した細胞を捕食する体内の掃除細胞)によって吸収・消化されたり、リンパ管や血管に流れて汗や尿、便として排出されます。脂肪細胞が減少することで皮下組織の厚みが薄くなり、部分痩身ができるといわれています。

ウルトラフォーマー3のハイフディープシャワー®が向いている方

  • あご下の脂肪が原因のたるみが気になる方
  • 部分痩身をおこないたい方

ウルトラフォーマー3の施術回数や痛み・ダウンタイムとリスク・副作用

ウルトラフォーマー3で推奨される施術回数と頻度

ハイフ・ハイフディープシャワー®は3カ月~6カ月ごとの頻度での施術が推奨されています。回数には制限がなく、繰り返しおこなうことで肌のハリを保ったり、たるみの防止につながるといわれています。

ハイフシャワー®・ハイフアイシャワー®はハイフの出力がほかの施術に比べて弱いため、効果をより感じるために3回~5回の施術をおこなうことが推奨されています。施術の間隔は一度施術をおこなってから1カ月程度の期間を空けることが推奨されています。3回~5回の施術が終わったあとも3カ月~6カ月間隔でハイフシャワー®の施術を受けることで、肌の状態を保つことができるとされています。

ウルトラフォーマー3の施術中の痛み

ハイフシャワー®・ハイフアイシャワー®は出力が弱い施術のため、痛みはほとんどないといわれています。 ハイフとハイフディープシャワー®はハイフシャワー®よりも出力が強いため、しみるような痛みを感じるとされていますが、麻酔がなくても我慢できる程度の痛みとされています。

痛みが気になるかたは、別途麻酔クリームを塗布してからの施術も可能です。

ウルトラフォーマー3のダウンタイム

一般的なハイフ照射・ハイフシャワー®・ハイフアイシャワー®・ハイフディープシャワー®すべての施術でダウンタイムはほとんどないとされています。

ウルトラフォーマー3のリスク・副作用

稀に熱感・発赤・腫れ・鈍痛が出る可能性がありますが、いずれも長くて1週間ほどで落ち着くとされています。

ウルトラフォーマー3の施術を受ける前に知っておきたいこと

ウルトラフォーマー3の施術前の注意点

  • 施術前日のピールオフタイプのパックやマッサージは避けてください。
  • 施術前日は、施術部位の角質除去するようなスクラブ剤や肌に刺激の強いスキンケア用品は避けてください。
  • トレチノインや過酸化ベンゾイルなどの外用薬を使用している場合は施術の3日前から使用を避けてください。

ウルトラフォーマー3の施術後の注意点

  • シャワー、入浴、メイク、洗顔は当日より可能ですが、照射後に強い刺激を与えると炎症がおこる場合があるので、施術部位を強くこすったり熱いお湯をかけたりすることは避けてください。
  • 施術後2日~3日は刺激の強い化粧品や洗顔料はできる限り避けてください。
  • 施術後は日焼けに注意して日焼け止めなどで紫外線対策をおこなってください。
  • 施術後は乾燥しやすいので、十分に保湿をおこなってください。
  • 激しい運動、サウナ、長風呂、ジムなどは2日~3日は避けてください。
  • 施術後2日~3日は施術部位のマッサージはお控えください。

ウルトラフォーマー3の施術が受けられない方・受けられない部位

  • ペースメーカーをお使いの方
  • シリコン・金属プレート等を埋め込んでいる方
  • 糖尿病、心臓疾患の方
  • 発熱している方
  • 施術部位に感染症や重度の皮膚疾患がある方
  • ケロイド体質の方
  • 妊娠中、または妊娠の可能性のある方

ウルトラフォーマー3は国内で未承認の医療機器

ウルトラフォーマー3は国内で未承認の医療機器にあたります。そのため、施術を検討する際は次の注意点があることを理解して、医療機関でリスク・副作用などについても十分な説明を受けた上で施術をおこなうか決定してください

ウルトラフォーマー3は国内未承認の医療機器です。
医療機器の入手経路:入手経路は各医療機関のドクターによるメーカーからの個人輸入です。
個人輸入において注意すべき医薬品等について(厚生労働省のページ)
日本国内での承認の有無:ウルトラフォーマー3と同一の性能・作用があり、日本国内で承認を受けているほかの医療機器はありません。
諸外国における安全性等に関する情報:ヨーロッパCE、KFDA (韓国)承認済み

ウルトラフォーマー3以外で美容医療に使用されている医療ハイフマシン

ウルトラフォーマー3以外で美容医療に使用されているハイフのマシンのすべてが、肌の悩みや痩身すべてに対応できるとは限りません。肌の悩みのみに対応しているマシンや痩身のみに対応しているマシン、ウルトラフォーマー3と同様に肌の悩みと痩身の両方に対応しているマシンがあります。

それぞれのマシンでハイフを照射するカートリッジが複数あり、ウルトラフォーマー3とは異なる深さにハイフを照射できるマシンもあります

マシン名 カートリッジの種類 肌の悩み 部分痩身
ウルセラ 1.5mm・3.0mm・4.5mm ×
ウルトラセルQプラス 1.5mm・3.0mm・4.5mm
6.0mm・9.0mm・11.0mm・13.0mm
ソノクイーン 2.0mm・3.0mm・4.5mm ×
ダブロ 1.5mm・3.0mm・4.5mm
13.0mm
ライポソニックス 8.0mm・13.0mm ×
リポセル 8.0mm・11.0mm・13.0mm ×

ウルトラフォーマー3の施術の流れ・料金相場

ウルトラフォーマー3の施術の流れ

1)診察・カウンセリング

肌の状態や希望する施術などについてドクターの診察を受けます。不明点があればこの際に確認して納得してから施術を受けてください。

2)クレンジング・洗顔(顔の施術の場合)

顔の施術をする場合、施術部位を清潔にするためにクレンジング・洗顔をおこないます。

3)ジェルを塗布

ハイフの浸透をよくするためにジェルを塗布します。

4)照射

肌の悩みや痩身などに合わせてカートリッジが選ばれてハイフの照射をおこないます。

5)クーリング

ハイフの照射後は皮膚の中が高温になるため、クーリングをして肌を落ち着かせます。

ウルトラフォーマー3の料金相場

ウルトラフォーマー3の施術は、一般的なハイフ照射やハイフシャワー®、ハイフディープシャワー®など照射方法によって金額が異なります。複数回セットの料金を設定している医療機関もあります。

ウルトラフォーマー3の施術はすべて保険適用外のため、全額自己負担となります。

一般的なハイフ照射の料金相場(一回あたり)

施術部位 料金相場
顔~あご下 50,000円~200,000円
顔~首 90,000円~250,000円
目元 15,000円~100,000円
首(甲状腺除く) 20,000円~50,000円

ハイフシャワー®の料金相場(一回あたり)

施術部位 料金相場
30,000円~100,000円
顔~あご下 40,000円~100,000円

ハイフアイシャワー®の料金相場(一回あたり)

ハイフアイシャワー®は目の周りのみの施術で、料金相場は20,000円~50,000円です。

ハイフディープシャワー®の料金相場(一回あたり)

ハイフディープシャワー®は10cm×10cmを一部位とすると、一部位あたり18,000円~50,000円が料金相場になります。

ほかにも、腹部やウエスト、太ももなど、部位ごとに料金を設定している医療機関もあります。

ウルトラフォーマー3の施術を受ける医療機関の選び方

ウルトラフォーマー3には照射方法が複数あり、照射方法によって効果が期待できる肌の悩みが異なります。複数の肌の悩みに合わせた照射方法をおこなっている医療機関を選ぶことは、期待した効果を得ることにつながります。

また、マシンに装着できるカートリッジが7種類あり、個人の皮膚の厚さに合わせてカートリッジを選ぶことになります。そのため、複数のカートリッジを所有している医療機関であれば安心して施術を受けることができます。

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