クールスカルプティングとクールテックディファインは、脂肪冷却マシンの一種です。
痩身を目指す部位を冷却することで、脂肪細胞を破壊し、部分痩せができるといわれています。どちらも、ボディラインやフェイスラインを整える施術のため、体重の減量を目的とした施術ではありません。
クールスカルプティングとクールテックディファインは、痩身を目指す部位を冷却することで部分痩せが期待できる共通点がありますが、対応部位、施術時間、施術回数、厚生労働省による認可などに違いがあります。それぞれの違いを確認することで、自分にあった脂肪冷却マシンを選ぶことができます。
もくじ
脂肪冷却は、痩身を目指す部位を冷やすことで部分痩せが期待できる施術です。ヒトの体は、約60%が水分で構成されています。水が0℃で凍り始めるのに対して、皮下脂肪が蓄えている脂肪細胞は4℃で凍り始めます。これをクライオリポライシス理論といいます。
脂肪冷却は水よりも速く脂肪細胞が凍り始めるという温度差を利用して、痩身を目指す部位の脂肪細胞が凍る温度である、4度以下の温度で凍らせて破壊することで部分痩身が期待できます。
脂肪冷却よって凍り破壊された脂肪細胞は、脂肪細胞としての活動ができない細胞死と呼ばれる状態に陥ります。細胞死した脂肪細胞は、細胞死した細胞とその破片などの異物を捕食して消化するマクロファージによって捕食・消化されます。マクロファージに捕食されなかった脂肪細胞は、リンパ菅や血管から汗や尿、便とともに体外に排出されます。
皮膚、周辺組織、他の細胞は0度以下で損傷するため、脂肪冷却で施術部位を冷やし過ぎなければ、皮膚、周辺組織、他の細胞にダメージを与えず、ほとんどダウンタイムがないとされています。
皮下脂肪は、脂肪細胞が複数集まってできている脂肪組織の一つです。脂肪細胞は摂取したエネルギーを脂肪として蓄える働きがあります。エネルギーを蓄えれば蓄えるほど脂肪細胞が肥大化します。
しかし、脂肪冷却は脂肪細胞を凍らせて破壊することで、エネルギーを蓄える脂肪細胞の数を減少させることができるため、過度にエネルギーを接種しなければリバウンドがしにくいといわれていています。
クールスカルプティングは、クライオリポライシス理論にもとづき開発された脂肪冷却マシンの一種です。米国のゼルティック社によって開発され、脂肪冷却マシンの先駆けとなったマシンです。
痩身を目指す部位に、専用のジェルパッドを乗せたあと、皮膚ごと皮下脂肪を吸引して収めるカップ状のアプリケーターを装着し、アプリケーター内の温度を脂肪細胞のみが凍る4度に保ちつつ脂肪細胞を凍らせて破壊することで部分痩身が期待できます。また、万が一4℃より低い温度になった場合は、自動停止する機能もついている安全なマシンです。
脂肪細胞以外の皮膚、周辺組織、他の細胞に影響を及ぼす副作用の発生率の低さで安全性と、脂肪細胞の減少で有効性が認められて厚生労働省から医療機器承認を取得しています。また、日本の厚生労働省にあたる米国のFDA(アメリカ食品医薬品局)からも安全性と有効性が認められています。
クールテックディファインは、クライオリポライシス理論にもとづいて開発された脂肪冷却マシンの一種です。クールスカルプティングよりも後に発売された脂肪冷却マシンです。日本では2019年にはじめて導入されたマシンで、同時に4カ所まで施術をすることができるため、効率的に脂肪冷却の施術ができます。
痩身を目指す部位に、クールテックディファイン専用のジェルパッドを乗せます。ジェルパッド中には高い吸湿効果のあるグリセロールが含まれています。グリセロールが細胞まで浸透し、化学反応を起こすことで施術部位が一時的な脱水状態になり、脂肪細胞以外の皮膚、周辺組織、他の細胞に影響を与えず施術ができるといわれています。
ジェルパッドを乗せたあと、皮膚ごと皮下脂肪を吸引して収めるカップ状のハンドピースを装着、-5℃~-10℃で脂肪細胞を凍らせて破壊することで部分痩身が期待できます。
クールテックディファインによって破壊された脂肪細胞は細胞死して、白血球の一種であるマクロファージによって捕食・消化されます。マクロファージに捕食されなかった脂肪細胞は、リンパ菅や血管から汗や尿、便ともに体外に排出されます。
また、クールテックディファインはクールスカルティングと同じく、脂肪細胞のみを凍らせて破壊することで、施術部位に悪影響を及ぼす発生率の低さで安全性と、脂肪細胞の減少の効果で有効性が認められてEU(欧州連合)の安全制と有効性の基準を満たすことを証明するCEマークを取得しています。
クールスカルプティングとクールテックディファインは使用するアプリケーターやハンドピースによって適応部位と施術時間が異なります。クールスカルプティングの施術時間は、35分~75分、クールテックディファインは45分~70分の施術時間です。
また、クールスカルプティングで1回に施術ができるのは1台につき1カ所です。複数の部位に施術をおこなう場合は、1カ所の施術が終わってから別部位の施術をおこなうので時間がかかります。
そのため、複数のカ所に施術をおこなう場合は1台で4カ所の施術が可能なクールテックディファインが向いているといわれています。ただし、クールスカルプティングを複数台所有している医療機関であれば、複数台のクールスカルプティングを同時に使用することで複数部位の施術ができます。
クールスカルプティングは痩身を目指す部位に装着するアプリケーターが9種類あります。大きく分けて、皮膚ごと皮下脂肪を吸引して収めるカップ状の吸引型アプリケーター8種類と、太ももの外側のように皮膚ごと皮下脂肪を吸引しにくい部位に装着するフラットタイプのアプリケーターが1種類あります。施術する部位によって使用するアプリケーターと施術時間が異なります。
また、吸引型のアプリケーターの一つであるCoolAdvantage(クールアドバンテージ)シリーズには、クールアドバンテージとクールアドバンテージペティート、クールアドバンテージプラスの三つのアプリケーターがあって、それぞれコントゥアーといわれる体の湾曲にあわせてフィットさせることができるパーツがついています。
アプリーケーターやコントゥアーは、施術部位や脂肪量によってドクターが適切に選択することで、部分痩身の効果が高くなるとされています。
アプリケーターの種類 | 推奨される適応部位 | 施術時間 |
---|---|---|
CoolMax | 下腹部 | 60分 |
CoolCore | 腹部 | 60分 |
CoolCurve+ | 脇腹 | 60分 |
CoolFit | 内もも | 60分 |
CoolMini | 顎下 | 45分 |
CoolAdvantage | 脇腹・腹部・内もも | 35分 |
CoolAdvantagePetite | 脇腹・内もも | 35分 |
CoolAdvantagePlus | 腹部・脇腹 | 45分 |
CoolSmoothPro | 外もも | 75分 |
クールテックディファインは、大きさや形状の異なる9種類の吸引型のハンドピースがあります。体の部位によってハンドピースを使い分けることで細かくパーツを分けた施術が可能です。
無理に大きいハンドピースを装着することで、色素沈着凍傷などのリスクにつながる可能性がある為、施術前にクールテックディファイン専用のボディ計測ツールを使ってどのハンドピースで施術をおこなうのが適切かを確認します。
また、クールテックディファインはマシンにハンドピースを4本搭載できるため、最大で4カ所の部位に対して同時施術が可能です。痩身を目指す部位が1カ所の場合は、1カ所のみの施術も可能です。
ハンドピースの種類 | 適応部位 | 施術時間 |
---|---|---|
oval HP | 内腿、外腿など | 70分 |
Straight HP | 腹部、内腿など | 70分 |
Curved HP | 脇腹、バナナロールなど | 70分 |
Oval Curved HP | 腹部、腰回りなど | 70分 |
Double HP | 腹部など | 70分 |
Tight HP | 腹部、二の腕など | 70分 |
Angled HP | 恥丘など | 70分 |
Tiny HP | 二の腕など | 45分 |
Tiny Curved HP | あご下など | 45分 |
推奨される施術回数 | 施術間隔 | |
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クールスカルプティング | 1回~2回 | 2カ月程度あける |
クールテックディファイン | 3回~4回 | 1カ月半~2カ月程度あける |
クールスカルプティングは1回の施術で、アプリケーターに吸引できた脂肪細胞の約20%が減少するといわれていて、1回の施術で効果を感じる方が多くいます。しかし、施術する部位や脂肪の量によって効果の感じかたに個人差があるため、1回の施術で効果が感じられない場合は、同じ部位に2回目の施術が推奨されています。
同じ部位に2回目の施術を希望する場合、2カ月程度の期間をあけての施術が推奨されています。ただし、3回目以降の施術は安全性を確認されていないため、同じ部位に施術する場合は2回までが上限とされています。
クールテックディファインは1回の施術で、ハンドピースに吸引できた脂肪細胞の約40%が減少するといわれていて、1回の施術で効果を感じる場合がほとんどです。しかし、施術する部位や脂肪の量によっては3回~4回の施術を推奨されています。
また、同じ部位に2回以上の施術を希望する場合、クールテックディファインでは、1カ月半~2カ月の期間をあけての施術が推奨されています。
クールスカルプティングは使用するアプリケーターで料金が異なりますが、施術する部位1カ所あたり60,000円~120,000円程度です。
アプリケーターの種類 | 推奨される適応部位 | 料金目安 |
---|---|---|
CoolMax | 下腹部 | 120,000円程度 |
CoolCore | 腹部 | 100,000円程度 |
CoolCurve+ | 脇腹 | 60,000円程度 |
CoolFit | 内もも | 60,000円程度 |
CoolMini | 顎下 | 45,000円~80,000円 |
CoolAdvantage | 脇腹・腹部・内もも | 44,000円~80,000円 |
CoolAdvantagePetite | 脇腹・内もも | 45,000円~65,000円 |
CoolAdvantagePlus | 腹部・脇腹 | 90,000円~120,000円 |
CoolSmoothPro | 外もも | 55,000円~100,000円 |
クールテックディファインも使用するハンドピースで料金が異なりますが、施術する部位1カ所あたり29,800円~100,000万円程度です。
ハンドピースの種類 | 適応部位 | 料金目安 |
---|---|---|
oval HP | 内腿、外腿など | 29,800円~80,000円程度 |
Straight HP | 腹部、内腿など | 29,800円~80,000円程度 |
Curved HP | 脇腹、バナナロールなど | 29,800円~80,000円程度 |
Oval Curved HP | 腹部、腰回りなど | 29,800円~80,000円程度 |
Double HP | 腹部など | 29,800円~80,000円程度 |
Tight HP | 腹部、二の腕など | 29,800円~80,000円程度 |
Angled HP | 恥丘など | 29,800円~80,000円程度 |
Tiny HP | 二の腕など | 24,800円~55,000円程度 |
Tiny Curved HP | あご下など | 24,800円~55,000円程度 |
クールスカルプティングは、2017年に厚生労働省から施術部位に悪影響を及ぼす副作用の発生率の低さと、脂肪細胞が破壊されて脂肪層が減少する作用が認められて医療承認を受けている医療機器です。(医療機器承認番号:22900BZX00410000 )
一方、クールテックディファインは厚生労働省から承認を受けている医療機器ではありませんが、EU(欧州連合)加盟国の安全性と有効性の基準を満たすことでCEマークを取得しています。
副作用 | ダウンタイム | |
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クールスカルプティング | 施術部位に赤み、腫れ、鈍痛、内出血などを伴う可能性 | ほとんどなし ※ただし、赤み、腫れ、鈍痛、内出血などを伴った場合は1週間~2週間程度 |
クールテックディファイン | 施術部位に赤み、腫れ、鈍痛、かぶれ、かゆみ、発疹、内出血、疼痛、違和感伴う可能性 | ほとんどなし ※ただし、かぶれ、発疹などを伴った場合、数日~数週間程度、内出血、疼痛、赤み、腫れ、鈍痛、違和感、かゆみを伴った場合1~2週間程度 |
クールスカルプティングは副作用やダウンタイムがほとんどありません。
ただし、施術直後は、施術部位に赤みや内出血、腫れ、鈍痛などを伴うことがあります。施術部位に赤みや内出血、腫れ、鈍痛などを伴った場合は、長くても1週間〜2週間程度で鎮静するといわれています。
クールテックディファインも副作用やダウンタイムがほとんどありません。ただし、施術部位が稀に、赤み、腫れ、鈍痛、かぶれ、かゆみ、発疹、内出血、疼痛、違和感などを伴うことがあります。
もし、かぶれ、発疹を伴った場合は、数日~数週間程度で鎮静するといわれています。また、施術部位に内出血、疼痛、赤み、鈍痛、腫れ、違和感、かゆみを伴う場合は、1~2週間程度で鎮静するといわれています。
クールスカルプティングとクールテックは、稀に施術部位に色素沈着をおこす可能性があります。しかし、数カ月~数年で落ち着く場合がほとんどです。ただし、症状のあらわれ方には個人差があるため、施術後に気になることが生じた場合はドクターに相談してください。
また、色素沈着が気になる場合は、薬剤やマシンを使用して皮膚のターンオーバーを促すピーリングをおこなう、または、色素沈着の原因であるメラニン色素を破壊するレーザーの施術をおこなうことで、色素沈着の改善が早くなります。
クールスカルプティングとクールテックディファインは、施術中の痛みはほとんどないといわれています。ただし、アプリケーターやハンドピースが皮膚ごと脂肪を吸引するときに、引きつる、突っ張る、軽くつねられる感覚や、皮膚の冷却時に冷感、ピリピリ感などを感じる場合がありますが、麻酔が必要なほどではないとされています。
また、クールスカルプティングやクールテックディファインは施術後に血流の滞りを解消し細胞死に陥った脂肪細胞の排出を促すため、冷却した部位をもみほぐします。脂肪量が多いほど、強くつねられたような痛みを感じやすいといわれています。
クールスカルプティングとクールテックディファインの施術をして効果が現れるまでにかかる期間は、2カ月程度です。
クールスカルプティングやクールテックディファインによって冷却された脂肪細胞がマクロファージによって捕食・消化される、体に不要な老廃物として汗や尿、便とともに体外に排出されるまでに2カ月程度かかるといわれています。そのため、痩身作用の効果を実感できるのに時間がかかります。
クールスカルプティングとクールテックディファインは、施術前に運動・入浴・飲酒を含め日常生活に制限はありません。ただし、クールスカルプティングは、当日に施術する部位を締め付けないゆったりとした服を着ることを推奨されています。
クールスカルプティングとクールテックディファインの施術後の注意点は、過度な暴飲暴食をして体重を増やさないようにすることです。クールスカルプティングとクールテックディファインは脂肪細胞を凍らせて破壊することで脂肪細胞が減ってリバウンドがしにくいといわれていますが、暴飲暴食をして体重が増えてしまうと残った脂肪細胞が肥大します。
脂肪細胞は全身の皮下に広く存在していて、脂肪細胞の数は10歳~18歳頃が最も増えやすく、成人を迎えてからは数に大幅な増減が起こりにくいといわれています。しかし、脂肪細胞は摂取したエネルギーを蓄える働きがあるため、エネルギーを蓄えれば蓄えるほど脂肪細胞が肥大します。肥大した脂肪細胞はの大きさが130μmになると、それ以上大きくなれずに分裂して増えてしまいます。
脂肪細胞は、BMI数値が20~21の場合70μm~90μmといわれています。BMI数値が27を超えると脂肪細胞の大きさの限界である130μmになり脂肪細胞が分裂するといわれているため、BMI数値が27を超えないように注意してください。
施術で細胞死した脂肪細胞は、マクロファージに捕食・消化されるほか、汗や尿、便として身体から排出されます。そのため、施術後は水をたくさん飲んで新陳代謝を促すことが推奨されています。
また、施術を受けた医療機関でマッサージされたあとも、自宅でもご自身で施術部位にマッサージをおこなうことでより効果が期待できるといわれています。
脂肪溶解注射は、痩身を目指す部位に薬剤を注入することで、脂肪細胞を破壊することが可能とされています。脂肪細胞を破壊して減少させることで、皮下脂肪の厚みを減らし部分痩せが期待できます。
また、脂肪溶解注射は皮下脂肪が厚い部位であれば、どの部位にでも施術することができるため、クールスカルプティングのアプリケーターや、クールテックディファインのハンドピースが装着できない部位の施術も可能です。
クラツーアルファは、脂肪冷却マシンの一種です。皮膚ごと皮下脂肪を吸引して収めるカップ状のアプリケーターが7種類あります。それぞれ日本人やアジア人の体型に適した治療をおこなうために開発されたアプリケーターのため、日本人やアジア人の体系に適したサイズといわれています。
クラツーアルファは、痩身を目指す部位にアプリケーターを装着し、-9度で40分~50分間冷却することで部分痩せが期待できます。また、アプリケーターが2つ搭載されているため、痩身を目指す部位2カ所を同時に施術することができます。
エムスカルプトは、痩身を目指す部位にHIFFMと呼ばれる電磁エネルギーを照射することで部分痩せが期待できる痩身治療です。
HIFFMとは、体の断面を撮影するMRIと同じ磁場を応用したものです。HIFFMを施術部位に照射することで、通常の自発的な筋肉の運動では到達できない超極大筋収縮を引き起こします。超極大筋収縮を引き起こされた体は、エネルギーが必要になって、脂肪細胞に蓄えられた脂肪を遊離脂肪酸(FFA)とよばれるエネルギーに変換してエネルギーを補給します。
しかし、超極大筋収縮で出来たFFAは過剰に生成されるため身体がエネルギーを消費しきれず、FFAは周囲の脂肪細胞に蓄積して脂肪細胞を破壊するといわれています。
FMSという磁場を発生させる技術が採用された医療用の痩身マシンがテスラフォーマーで、磁場による刺激を筋肉に与えることで収縮を引き起こして、筋肉量の増加による基礎代謝の向上を狙うことで引き締まったボディラインを目指すことが可能とされます。
FMSによって生じた磁場の刺激は皮下約7cmまで作用するとされて、テスラフォーマーの施術によって生じる磁場の刺激は30分あたりに約5万回もの強力な筋肉の収縮を引き起こすといわれています。
浅い層と深い層のそれぞれにある筋肉に刺激を与えることが可能であり、筋肉量の増加による基礎代謝の向上が期待できます。
脂肪吸引は、痩身を目指す部位にメスで数mmほどの小さな穴をあけてカニューレと呼ばれる細い管を入れて物理的に脂肪を除去する手術です。物理的に脂肪を吸引するため即時的な効果を得られるメリットがありますが、手術を担当する医師の技量と経験によって傷跡、感染、表面の凸凹、血腫、知覚異常などのリスクがあります。
また、ダウンタイムは施術部位によって異なります。顔の施術する場合は1週間~2週間程度、体の施術をする場合は3カ月~6カ月程度といわれています。
クールスカルプティングを開発したアラガン社は「クールスカルプティングユニバーシティ」と呼ばれる米国アラガン本社の専門講師によるクールスカルプティングの総合講座を開催しています。総合講座では、脂肪冷却治療のメカニズムからデモ機を使用した実践トレーニングまで学び、受講をすべて終えると認定書が授与されます。
そのため、アラガン社から認定書を授与しているドクターが在籍している医療機関であれば安心してクールスカルプティングの施術を受けることができます。
クールテックディファインは1台で4カ所の施術が可能のため、複数部位の痩身を希望する場合は効率的に施術が可能です。ただし、クールテックディファインは1回で効果を感じる場合もありますが、施術部位によっては3回~4回の施術が推奨されています。
そのため、クールテックディファインの施術を受ける場合は、診察・カウンセリングの際に、理想のボディライン・フェイスラインをきちんと確認して、回数と使用するハンドピースを決定してくれるドクターが在籍する医療機関であれば安心して施術を受けることが可能です。