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肌画像診断ビジア(VISIA)で最適な治療の選択と治療効果の見える化

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肌画像診断ビジア(VISIA)で最適な治療の選択と治療効果の見える化

肌に悩みがあって美容医療の治療を受ける際には、ただやみくもに受けるのではなく、まずは自身の肌の状態を正しく知ること、間違った治療方法を選ばないこと、そして治療を受けたあとは正確な治療効果を判定し、その後どのような治療を継続しておこなうのか、あるいは終了するのか、正しく判断することが大切です。

多くの医療機関では、治療をおこなうにあたって一眼レフやスマートフォンなどのカメラで施術前後や再診のたびに治療の経過を写真で記録するための撮影がおこなわれていますが、周囲の光の状況や撮影時間帯、撮影場所、顔の角度により、実際の効果がゆがんでみえるのが難点でした。

そこで、客観的に正しく肌の状態を診断して治療方法を検討したり、正確な治療効果を判定するのに役立つのが皮膚画像解析カウンセリングシステムのビジア(VISIA)です。

ビジアは、一人ひとりの肌の状態を正確に解析し、その方にあった最適な治療方法を導くために役立ちます

ビジアで具体的に何がわかるのか、ビジアで肌診断することにどのようなメリットがあるのかを知って、肌の悩みを改善する治療に活かしてください。

皮膚画像解析カウンセリングシステムのビジア(VISIA)

ビジア(VISIA)はアメリカのCanfield Scientific(キャンフィールド・サイエンティフィック)社が開発した顔の皮膚画像解析カウンセリングシステムです。

カラー写真の撮影によってシミ、シワ、毛穴、肌のキメ、UV写真の撮影によって隠れジミ、ニキビの元になるアクネ菌の代謝物(ポルフィリン)、色素沈着の解析ができます。

現在あらわれているシミだけでなく、潜在的な隠れジミもわかるため、隠れジミに対する治療やケアを施すことで、シミの表面化を防ぐことができます。

また、解析結果をビジアが保有する同年代の平均値と比較することで、肌年齢がわかり、現在の肌の状態を客観的に評価することが可能です。

ビジアは最新の撮影技術と分析技術で肌の状態を正確に解析

ビジアは、あごを所定の位置に乗せて額の位置を固定すると、カメラが顔の周りをスムーズに回転し、左・右・正面の顔を自動で連続撮影することができます。

前後写真の3次元的ポジションマッチングで誤差が起きにくい

ビジアは3次元的ポジションマッチングの機能で、撮影位置がズレることによる画像解析の誤差が起きにくいため、解析結果が正確になりました。

1回の撮影で、顔面のシミ、シワ、キメ、毛穴、茶色のシミや赤い部分など様々な画像データを取得することができます。2回目以降は、初回の撮影のポジションが表示され、顔の位置合わせが簡単にできます。

常に一定の照明で撮影

ビジアは照明が常に一定のため、術前・術後に撮影した写真の色調変化、再診時に撮影する写真の色調の変化を防止します。

たとえば、シミの治療の経過において、照明のあたる角度の違いによって実際よりも白く明るい肌に見えてしまっては正確な治療効果がわかりません。ビジアは照明も同一の条件で撮影できるので、時間の経過に伴う変化が正確にわかります。

カラー写真とUV写真の撮影と解析が一度の撮影で可能

ビジアはカラー写真とUV写真の撮影と解析が一台で可能です。カラー写真からシミ、シワ、毛穴、肌のキメの解析ができます。

UV写真からは隠れジミ、ニキビの原因となるアクネ菌の代謝物であるポルフィリン、皮膚の色を構成しているメラニン・ヘモグロビンの解析がおこなえます。

薄いシミや肝斑もしっかり確認

肉眼では判別しにくい、薄いシミや肝斑もしっかり確認できるのでシミ・肝斑治療に効果を発揮します。

老化シミュレーション画像

今はまだあらわれていないシミやシワを、適切なケアをおこなわないまま放っておくとどうなってしまうのか、解析結果をもとにして年齢を重ねた未来の肌のシミュレーション画像を見ることができます。

豊富なレポートパターン

ビジアのデータは画像だけでなく、シミやシワの個数、パーセンタイルスコア(肌年齢)といった数値で表示することができ、どのくらい変わったかどうかをグラフなどでわかりやすく示したり、さまざまなパターンでレポートを作成することが可能です。

任意でドクターや看護師からのアドバイスやコメントを入れて印刷することもできます。

シミ・シワ・肌のキメなどビジアの9つの解析機能

シミ

色、大きさ、形の3項目をもとに、カラー画像から肌表面の色素沈着をすべて解析します。肉眼では判別しにくい薄いシミや肝斑、そばかすも確認が可能です。

隠れジミ

まだ肌表面には表れていない潜在的なシミの場所・数を解析します。確認された隠れジミに対して対策をおこなうことでシミの表面化を早めに予防することができます。

シワ

シワは細い線形で、周辺の皮膚色より暗いという特徴を捉えて解析します。肌表面のシワの数を読み取ることが可能です。

肌のキメ

皮膚表面の滑らかさを解析することにより、皮膚の均一性を解析します。一定範囲内の中心の色とその他の色を比較し、皮膚の凹凸を判断することができます。

毛穴

毛穴は周辺部位より凹んでいて陰影がある特徴を元に解析。毛穴の数や形を読み取ります。毛穴の開きやたるみ毛穴の改善治療において評価ができます。

皮膚の色

皮膚の色を構成している主な要素はメラニンとヘモグロビンという2種類の色素です。ビジアではメラニンとヘモグロビンを分離して画像化することで、メラニンとヘモグロビンの改善効果が測定できます。赤ら顔、ニキビ、色素沈着の治療において、より正確な治療前後の評価指標が確認できます

ポルフィリン(ニキビの原因となるアクネ菌の代謝物)

ニキビの原因となるアクネ菌の代謝物ポルフィリンの量を解析することで、ニキビができやすい肌質かどうかを把握できます。ニキビの原因を把握して、一人ひとりに合ったニキビ治療を提案することが可能です。

肌年齢

ビジアは全体で109,300人(日本人肌11,000人)分の測定結果をデータベース化しています。データベースから年齢相関を算出し、同年代の平均値と自分の解析結果を比較することが可能です。

まつ毛

まつ毛を平均の長さとボリュームから5段階で評価することができ、まつ毛育毛の評価をおこなうことができます。

正確な解析力で最適な治療方法を導くビジアの活用例

正確な肌診断によって有効な治療方法を選択可能

ビジアを活用すれば、正しい予測に基づいた効果的な肌治療の選択が可能になります。

たとえば、肝斑にやみくもにレーザー治療やIPL治療をおこなうと悪化する場合があるので、肝斑専門の治療が必要です。くすみが気になると思っていたら実際は肝斑だった場合など、誤った判断で症状を悪化させてしまうことを防ぎます

シミには種類があって、シミの種類によって対処法も異なります。しかし、シミができるのは1種類とは限りません。種類の異なるシミが同時に発生している場合もあります。

薄く広がる肝斑に、老人性色素斑(日光黒子)やそばかすなどのほかのシミが重なっていることもあります。また、濃いシミの下に薄く広がる肝斑が重なって気づかないこともあります。シミ治療を始めてもなかなか改善がみられないとしたら、できているシミの種類を再確認することが必要です。

肌に潜むトラブル予備軍まで発見できる

まだ目に見えていない潜在的なシミまで解析することができたり、ニキビの原因菌であるアクネ菌の代謝物が確認できるので、今はまだあらわれていなくても肌に潜んでいるトラブルのもとを見逃さず、早めに対処することでトラブルを未然に防ぐことができます。

治療効果の見える化

治療を続けている方が再診のたびにビジアで撮影すれば変化がすぐに比較できるので、治療の効果を客観的に確認しながら定期的な施術を続けるのに活用できます。

たとえば、穏やかな治療でシミや肝斑の原因となるメラノサイトを活性化させずに、回数を重ねることで徐々にシミ・肝斑・そばかすなどを薄くするレーザートーニング治療をしている方も、客観的な効果を実感できることで治療を続けるモチベーョンにつながります。

ホームケア化粧品選びにも活かせる肌データ

今まで自己判断でなんとなく選んでいたホームケアの化粧品も、自身の肌の状態を正しく知ることで、データに基づいて適切な化粧品を選ぶことができます。

ビジアによる肌診断の流れと所要時間

1)カウンセリング・診察

現在の肌の状態を診察します。悩みや希望、不明な点、不安なことがあればカウンセリング時にドクターに相談してください。

2)準備

正確な写真撮影のため、洗顔してメイクや皮脂、汚れを落とした清潔な状態にします。

3)撮影

ビジアにて顔の正面、斜位(左右)の写真を撮影します。所要時間は約10~15分ほどです。撮影時は、顔を固定して、左右、正面から撮影します。

4)肌診断

ビジアでの解析結果についてドクターから説明を受け、今後の治療方針を相談していきます。

安心して治療を続けるために役立つビジアの肌画像診断

ビジアの皮膚画像解析カウンセリングシステムは、美容医療の治療効果や自宅でのスキンケアの効果を客観的に評価することができるほか、正確な解析結果をもとに治療をすすめられるというメリットがあります。

肌の悩みを改善したいとお考えの方が、治療効果を客観的に判断できる環境で安心して治療を受けるためには、カウンセリング・施術を受ける際に、ビジアを活用したカウンセリングが受けられる医療機関を選ぶことも選択肢のひとつです。

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