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顔や腕の脂肪減少を目指せるベイザー脂肪吸引の効果とダウンタイムやリスク

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記事監修

長野 寛史
長野 寛史 医師

Mods Clinic

日本美容外科学会会員 コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医 VASER Lipo認定医 VASER 4D Sculpt(ベイザー4D彫刻)認定医

長野寛史医師のいる医療機関

Mods ClinicMods Clinic
お問い合わせ先:0120-900-524(東京院)
0120-920-416(大阪院)

脂肪吸引・注入を専門とするクリニック「Mods Clinic」の院長である長野寛史医師。“綺麗になるための手術以外はしない“を信条として、脂肪吸引7,500件以上(2012年~2019年)、脂肪注入2,600件以上の症例を手掛ける。 CRF療法やVASER Lipo、VASER 4D Sculptの認定医の資格を保有。ドクター向けのセミナー講師や海外での学会発表、著書「脂肪吸引革命」の出版など活動の場は多岐にわたる。

顔や腕の脂肪減少を目指せるベイザー脂肪吸引の効果とダウンタイムやリスク

ベイザー脂肪吸引は、ベイザーリポというベイザー脂肪吸引専用のマシンを使用して、脂肪に振動を与えることで細胞同士の結合を緩めて、刃の付いていないカニューレ(管)で脂肪を吸い出して除去する施術方法です。

これまでの脂肪吸引では「手術後に強い痛みがあらわれる」「皮膚のたるみが生じることがある」といったリスク・デメリットがありました。その点、ベイザー脂肪吸引はダウンタイムが短く、皮膚のたるみリスクも回避します。言わば、従来の脂肪吸引で懸念されてきたデメリットが払拭された方法なのです。

ただし、ベイザー脂肪吸引を提供している医療機関で手術を受ければ必ずしもダウンタイムが短くなり、キレイに仕上がるわけではありません。失敗を防ぐためには、脂肪を減少させるメカニズムや身体への負担が少ないとされる理由、手術後の経過目安などについて事前に理解したうえで、医療機関の選び方を知っておくことが大切です。

身体の負担を抑えて脂肪を除去できるベイザー脂肪吸引

「ベイザー脂肪吸引」は、ベイザー(VASER)波という超音波の振動によって発生するエネルギーを利用することで、脂肪周辺の組織を傷つけず、脂肪のみを柔らかくしてから除去していきます。これによって、体への負担を少なくすることができるようになりました。

ベイザー脂肪吸引で除去できるのは皮下脂肪

脂肪を大別すると「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2種類があり、前者は主に腹部の臓器の周囲に付く脂肪で、後者は皮膚と筋肉の間に付く脂肪です。内臓脂肪は主に内臓を正しい位置で支える役割、皮下脂肪は主に寒さや外部からの衝撃をやわらげる役割があります。

ベイザー脂肪吸引は皮下にカニューレという管を挿入して脂肪を吸引しますが、吸引できるのは皮下脂肪のみです。

ベイザー脂肪吸引が向いている方

  • ダイエットでは落ちない脂肪を除去したい方
  • 切らない施術では効果を実感できなかった方
  • 短期間で効果を実感したい方
  • 従来の方法よりも身体への負担が軽減された脂肪吸引を受けたい方
  • リバウンドのリスクが低い施術を希望する方
  • 脂肪吸引後の皮膚のたるみが心配な方
  • 脂肪吸引に加えて豊胸なども検討している方

ベイザー脂肪吸引の特徴とメカニズムや安全性

ベイザー脂肪吸引の方法には「ベイザーリポ」「ベイザー4D彫刻」といった種類があります。主流(一般的に想像される脂肪吸引)は「ベイザーリポ」で、「ベイザー4D彫刻」は技術を応用した施術方法という位置付けです。

超音波で脂肪細胞の結合を緩める「ベイザーリポ」

ベイザーリポは、ベイザー(VASER)波という超音波を用いる脂肪吸引の機器を指します。多くの医療機関で導入されている機器で、FDA(アメリカ食品医薬品局)の認可も受けています[※1]。

細胞同士がしっかりと結合している脂肪は、簡単に吸い出して除去することができないため、従来の一般的な脂肪吸引では、刃の付いた管(カニューレ)で脂肪を削り取るようにしながら吸引して除去する方法が主流でした。しかし、従来の方法では脂肪以外の線維組織も損傷してしまい、手術中の出血量も多くなってしまいます。そのため身体に負担がかかり、手術後の痛みや内出血が強くなってしまう傾向です。

一方のベイザーリポは、機器の振動エネルギーによって脂肪細胞同士の結合を緩め、柔らかくします。さらに、照射した脂肪のみに作用するので、脂肪周囲の血管や神経といった組織を傷付けにくくなっています。そのため、従来の方法ではできなかった、刃のないカニューレでやさしく除去することが可能になりました。

脂肪細胞に対するベイザー波の作用のイラスト

なお、米国でおこなわれた臨床研究の発表によると、従来の一般的な脂肪吸引(SAL)を受ける27名のグループと、ベイザー波を用いた脂肪吸引(VAL)を受ける30名のグループ、それぞれのグループから採取された脂肪吸引による吸引物に含まれるヘモグロビン(血液中に含まれる色素)の平均量を比較したところ、前者は2.23g/㎗、後者は0.3g/㎗という結果[※2]で、ベイザーによる脂肪吸引は出血の抑制にも効果的であることが示されました。
従来の脂肪吸引よりも身体への負担が軽減されていることが分かります。

[※1]510(k) Premarket Notification:U.S. Food and Drug Administration

[※2]Comparative Analysis of Blood Loss in Suction-Assisted Lipoplasty and Third-Generation Internal Ultrasound-Assisted Lipoplasty:Aesthetic Surgery Journal

ベイザーリポを用いた脂肪吸引の手術内容

基本的な手術内容としては、麻酔液を注入して手術部位の痛みや出血をやわらげた後に、ベイザー波を発生させる専用の管を脂肪層へ挿入し、ベイザー波で脂肪細胞同士の結合を緩ませて、カニューレで脂肪細胞を吸引していくという手順でおこなわれます。

出血や痛みを和らげる麻酔液のチュメセント

痛みや出血を防ぐ作用のある「チュメセント」という麻酔液を、希望する手術部位の脂肪層に注入します。チュメセントは生理食塩水と止血剤、痛みを緩和するリドカインという麻酔剤を混ぜたもので、出血を抑えて局所麻酔の役割を果たします

また、脂肪を一時的に膨らませる作用もあり、手術時に脂肪層が確認しやすくなるメリットも。ただし、手術後のむくみや腫れの原因にもなるので、手術直後、患部に残ったチュメセントを絞り出すことが大切です。

脂肪を吸引するカニューレ

カニューレによる脂肪の除去のイラスト

カニューレは、脂肪細胞を吸引して取り除く際に使用される管のことです。ベイザー波の作用により柔らかくなった脂肪細胞を、カニューレで吸い出して取り除いていきます。

ベイザー脂肪吸引で使用されるカニューレは、先端が尖っておらず、刃もありません。そのため、繊維組織を傷つけにくいという特徴があります。

手術部位の圧迫固定

手術を終えるとテーピングして患部を圧迫固定し、サポーターを着用するという手順が一般的です。

脂肪の吸引後に皮膚のタイトニング作用が期待できる

ベイザー脂肪吸引は、周囲の線維組織を損傷させずに構造を保った状態で脂肪を吸引できるので、脂肪を除去した後に線維組織が収縮しようとする力が働きます。この働きによって線維組織が断裂することなく、皮膚がきれいに収縮します。

なお、米国の臨床研究の発表によると、体の片側は従来の脂肪吸引をおこない、もう片側にはベイザー波を用いた脂肪吸引をおこなった患者の皮膚を分析したところ、後者は前者に比べて皮膚収縮の作用が53%有意(高い)という結果が得られたとのことです[※3]。

[※3]A multicenter, prospective, randomized, single-blind, controlled clinical trial comparing VASER-assisted Lipoplasty and suction-assisted Lipoplasty: National Library of Medicine

より印象的な肉体美を目指せる技術の「ベイザー4D彫刻」

「ベイザー4D彫刻(ベイザー4Dスカルプト)」は、肉体美を表現するワンランク上の脂肪吸引施術です。

脂肪を吸引する際に筋肉の陰影が出るようにデザインすることで、腹筋のシックスパック、大胸筋の盛り上がり、上腕のラインを強調します。筋トレをしても腹筋のラインが出てこないとお悩みの男性や、たくましい上半身を目指す男性に選ばれています。

ベイザー脂肪吸引ができる部位と除去できる脂肪量

ベイザー脂肪吸引の手術ができる部位

  • 頬、あご
  • 二の腕
  • 背中、腰、ウエスト
  • 上腹部、下腹部、ヒップ
  • 外もも、内もも
  • ひざ上、ふくらはぎ

ベイザー脂肪吸引は頬やあごといった顔に加えて、お腹や太ももなどの皮下脂肪が存在する部位であれば手術が可能です。

理想とするフェイスラインやボディラインは一人ひとり異なりますが、手術の際はもともとの体型や皮膚のハリ・弾力といった質感も考慮して、残すべき脂肪は残してバランスが悪くならないようにデザインしていきます。

一度の手術で除去できる脂肪量の目安

脂肪を大量に除去すると身体に大きな負担がかかるので、一度の手術で安全に除去できる脂肪の最大量は、体重の1割程度を目安にお考えください。

また、顔と身体では脂肪の付き方が異なり、あごと太ももでは脂肪の量が多いのは当然後者です。そのため、一度の手術で除去できる脂肪量は、頬やあごは30cc~90cc、太ももやお腹といった脂肪が多い部位では1,000cc~3,000ccなど部位ごとに異なります。

多くの脂肪を除去したい場合や手術を希望する部位が複数あるなどの理由で、一度に除去できる脂肪量の目安を上回ってしまう際は、2週間~4週間程度の期間を空けて、手術を複数回に分けて受けていただくのが一般的です。

ベイザー脂肪吸引のダウンタイムや手術後の経過目安

ベイザー脂肪吸引のダウンタイム

美容医療の施術を受けた後は、腫れや内出血などの症状があらわれます。これらの症状が治まり、元の状態に戻るまでの期間を「ダウンタイム」といいます。

気になるベイザー脂肪吸引のダウンタイムは、個人差もありますが、筋肉痛のような痛みが1週間ほど、内出血やむくみが1週間〜2週間ほど。術後3週間頃からは、皮膚が硬くボコボコとする拘縮(こうしゅく)があらわれ、3カ月〜6ヶ月ほどで落ち着きます。

従来の脂肪吸引では手術後に歩けないほどの痛みを感じたり、入院が必要となることもありましたが、ベイザー脂肪吸引は入院の必要がありません。身体への負担を抑えた状態で手術をおこなえるので、手術翌日〜3日後には仕事や家事に復帰することが可能です。

手術後の傷跡について

手術後の傷跡は時間の経過とともに落ち着きますが、医療機関によって傷を作る位置は異なります。また、使用するカニューレが太いほど傷跡も目立ちやすくなります。

傷跡が心配な方は、希望する手術部位に対して傷を作る位置や、取り扱っているカニューレの細さについて、事前に各医療機関のホームページやお問い合わせ先などから確認すると良いでしょう。

たとえば、皮膚のシワと重なる部位や下着で隠れる部位など目立たない位置で傷を作る配慮がされていたり、一般的な5mm前後のカニューレよりも細いタイプのカニューレを使用していたりする医療機関であれば、傷跡の目立ちにくいキレイな仕上がりが期待できます。

ベイザー脂肪吸引の手術後の経過目安

手術後は、経過を確認するために定期的な通院を指示されます。スケジュールが合わず、通院や抜糸を受けることが難しい場合は手術を担当するドクターに相談してください。

また、通院や抜糸のタイミングは医療機関によって異なります。手術範囲や手術箇所の数などによって実際の経過には個人差がありますが、目安としては次の通りです。

手術当日 手術を受けた当日は麻酔によって痛みを感じないことがほとんどですが、仕事や家事などを控えて安静に過ごしてください
翌日~3日後 ・筋肉痛のような痛みを感じるピーク
・腫れやむくみ、内出血が目立つことがある
・痛みが軽度であれば仕事や家事などへの復帰も可能
・医療機関で手術部位の圧迫固定を外す
5日~1週間後 ・医療機関で縫合部位の抜糸する
・痛みが治まる目安
1週間~2週間後 ・腫れやむくみ、内出血が落ち着き始める目安
・腫れやむくみが治まることで脂肪減少の効果を実感できる
3週間~4週間後 皮膚が一時的に硬くなる拘縮(こうしゅく)が起きる
3カ月~6カ月 ・拘縮が治まり傷跡がほとんど目立たなくなる
・手術部位が落ち着いて仕上がる目安

手術後の拘縮について

脂肪吸引の後、しばらくしてから手術部位の皮膚が一時的に硬くなったり、凹凸があらわれたりすることを「拘縮(こうしゅく)」といいます。拘縮は脂肪が除去されて空間となった部位を修復するために、皮膚のコラーゲン繊維が絡みつくことで生じる体の正常反応です。

一度の手術で大量に脂肪を除去すると拘縮が出やすい傾向にあります。基本的には時間の経過とともに改善しますが、見た目がボコボコするので不安に感じてしまう方も少なくありません。そんな時はマッサージしてほぐしたり、皮膚を軽く引っ張って伸ばすストレッチをおこなったりすることで、症状の軽減が期待できます。

また、拘縮は次のような「インディバ」や「エンダモロジー」といった高周波治療も症状緩和に効果的とされており、アフターケアとして受ける方も少なくありません。

  • インディバ

施術部位を高周波によって温めることで、内出血、腫れやむくみ、痛み、皮膚の硬直や凸凹感を軽減する効果が期待できる

  • エンダモロジー

ローラーで脂肪をもみほぐす施術方法で、硬く固まった脂肪を柔らかくする効果が期待できる

ベイザー脂肪吸引のメリット

切らない施術と比べて短期間で脂肪の減少が期待できる

皮下脂肪の減少が期待できる美容医療の施術としては、ベイザー脂肪吸引のように皮膚を「切る施術」と、マシンや薬剤を用いる「切らない施術」があります。

切らない施術は基本的に脂肪を直接取り除くのではなく、薬剤に含まれる成分の作用やマシンから照射されるエネルギーによって、脂肪細胞を損傷させたり代謝を促したりすることで減少を目指すものです。切る施術と比べてダウンタイムは短い傾向にありますが、十分な痩身の作用が得られるまでに複数回の施術を必要とすることもあります。

一方のベイザー脂肪吸引は、カニューレによって脂肪細胞そのものを吸引して直接取り除くことができるので、即効性があり、一度の施術で痩身効果を実感できます。そのため、切らない施術で満足のいく効果を感じられなかった方や、一度の施術で痩身の作用をしっかりと感じたい方はベイザー脂肪吸引が適しているでしょう。

一般的なダイエットと異なりリバウンドしにくい

脂肪細胞は食事で摂取した過剰な中性脂肪を蓄えて肥大化する性質があり、生理機能に必要なエネルギーが体内で不足した際は、脂肪細胞から中性脂肪が放出されエネルギーとして消費されます。そのため、運動や食事制限といったダイエットをすることで、蓄えられていた中性脂肪が放出されて脂肪細胞の縮小が見込めます。

ただし、運動や食事制限は中性脂肪を蓄えて大きくなった脂肪細胞を小さくさせることで、脂肪のサイズダウンを目指すものです。脂肪細胞の数そのものは減らないので、一度は脂肪細胞が小さくなっても、運動量が減り、食べる量が増えると再び中性脂肪を蓄えて大きくなることがあります。これがいわゆる「リバウンド」です。

その点ベイザー脂肪吸引は、脂肪そのものを除去して細胞の数を減らすことができるので、脂肪吸引した部分はダイエットよりもリバウンドしにくいと言えます。

また、一般的なダイエットでは、全身の脂肪細胞が小さくなっていくものです。胸やヒップといった残したい脂肪を維持しつつ、あごや太ももなどの脂肪だけを減らすことが困難でしたが、ベイザー脂肪吸引なら、胸やヒップの脂肪を残したまま、気になる箇所だけを細くすることができます。

従来の脂肪吸引よりも身体への負担が少ない

刃の付いたカニューレをつかった従来の脂肪吸引術では、出血のリスクや線維組織の損傷が生じやすいことが原因で、手術後の痛みや腫れなどがあらわれやすく、ダウンタイムも長い傾向にありました。

ベイザー脂肪吸引は先述した臨床研究の発表でも示されていたように、身体への負担を抑えることができるため、従来の脂肪吸引よりもダウンタイムが軽く、短くなりました

吸引した脂肪はCRF(脂肪注入)で活用することもできる

ベイザー脂肪吸引によって自身のお腹や太ももなどから採取した脂肪は、CRF(脂肪注入)による豊胸術に活用することも可能です。CRFとは「コンデンスリッチファット」の略で、自身から採取した脂肪を加工したものです。

具体的には、採取した脂肪を外気に触れさせないまま遠心分離にかけて強い圧力を加えます。そうすることで脂肪に含まれる死活細胞や老化細胞、細胞膜などの不純物を除去し、幹細胞の濃度を高めます。この良質な脂肪がCRFです。

減少させたい皮下脂肪があると同時にバストアップも目指したい場合は、ベイザー脂肪吸引とCRFを組み合わせた施術を受けることも可能です。

ベイザー脂肪吸引のリスクと副作用・事前に知っておくべきこと

ベイザー脂肪吸引のリスクと副作用

手術後は目安として1週間ほどの痛み、2週間前後の腫れやむくみ・内出血が生じるほか、術後3週間以降は皮膚が硬くなる「拘縮」があらわれます。

そのほか、ベイザー脂肪吸引に関する技術や知識が十分ではないドクターのもとで手術を受けた場合、火傷(カニューレの扱いに慣れていない)、手術部位の皮膚にたるみ・凹凸が生じる(脂肪の取り過ぎや取りムラ)などのリスクがあります。

ベイザー脂肪吸引を受ける前に知っておくべきこと

手術を受ける当日の食事については、手術の6時間前までに済ませておく必要があります。入院は不要ですが、手術を受けた当日は車の運転を控えることが推奨されているので、医療機関へ訪れる際は徒歩や電車・バス・タクシーなどの交通機関を利用してください。

入浴ができるタイミングは医療機関によって方針が異なりますが、短時間かつ入浴後に固定着をしっかりと着用するのであれば、当日からシャワー浴は可能な場合もあります。

また、あごや頬など顔に対する手術を受けた場合、メイクや洗顔・洗髪は翌日から可能ですが、患部を強くこするなどの刺激を与えないように注意してください。

手術を受けられない方

重度の糖尿病を抱えている方や腎臓・心臓などに疾患がある方は、手術を受けられない場合があります。担当の主治医にベイザー脂肪吸引を受けても問題がないかご確認ください。

また、手術時に使用する麻酔が母体に影響を及ぼす可能性があるため、妊娠の可能性がある方や妊娠中の方は手術を受けることができません。そのほかの手術の適応については、医療機関でドクターによる診察・カウンセリングを受けて確認する必要があります。

麻酔の使用や皮膚を切る外科的な処置をおこないますが、未成年の方でも保護者(親権者)の同意があれば受けることが可能です。

ベイザー脂肪吸引以外の主な脂肪吸引術と失敗の修正

脂肪吸引の機器は、ベイザー脂肪吸引以外にもいくつかの種類があります。

ベイザー波とは異なりますが、脂肪細胞に作用する超音波を用いた脂肪吸引のマシンは「ライポマティック(Lipomatic)」や「ウルトラゼット(Ultra-Z)」があります。

そのほかには、脂肪を柔らかくする働きのあるレーザーを照射して吸引していく「エルコーニアレーザー(Elcornia Laser)」や「スマートリポ(Smartlipo)」、ジェット水流の力で脂肪を分離させて吸引する「ボディジェット(Body jet)」、微細な振動である高周期振動を用いて脂肪を吸引する「アキーセル(Aquicell)」などがあります。

過去に受けた脂肪吸引の修正

脂肪吸引の症例数が少なく、知識や技術が十分ではないドクターのもとで手術を受けた場合、ウエストに左右差ができたり、皮膚に凹凸が生じたりすることがあります。次のような過去に受けた脂肪吸引の失敗は、修正手術で改善が期待できます。

  • 左右差がある
  • 凹凸や不自然なライン
  • 脂肪の取り残し

左右差や不自然なライン・脂肪の取り残しについては、再び脂肪吸引をおこなったり、別の部位から採取した脂肪を注入したりしてバランスを整えていきます。

ベイザー脂肪吸引の手術の流れと料金相場

ベイザー脂肪吸引の手術の流れ

(1)診察・カウンセリング

事前に予約をおこない、医療機関で問診票の記入を済ませた後にドクターによる診察・カウンセリングで手術の適応について診断を受けます。また、希望とする仕上がりや改善したい悩みに応じて、手術方法や手術範囲の提案や注意点などの説明を受けます。

(2)手術日の予約・血液検査

実際に手術を受ける日程については、カウンセリングの後日となるケースがほとんどです。また、健康状態を確認するために血液検査をおこなうことがあります。

(3)デザイン確認・麻酔

手術の当日は、手術着に着替えた後に仕上がりのデザインをマーカーで印を付けて確認します。デザインの確認を終えた後に手術室で麻酔の処置をおこないます。

(4)手術・チュメセントの絞り出し

脂肪を吸引していきます。手術が完了したら看護師がチュメセントの絞り出しをおこないます。縫合は各医療機関の方針によって当日・翌日のいずれかになります。

(5)圧迫固定・鎮痛剤の処方

手術部位を安定させるためにテーピングによる圧迫固定とサポーターを着用します。その後、ダウンタイム中の過ごし方や手術後の注意点などの説明と鎮痛剤の処方を受けて終了で、当日に帰宅できます。

ベイザー脂肪吸引の料金相場

ベイザー脂肪吸引の料金は医療機関によって差があり部位によっても異なりますが、目安としては次の通りです。

部位 ベイザーリポ
頬、あご 25万円~50万円
二の腕 25万円~55万円
背中、腰 35万円~70万円
お腹 40万円~90万円
ヒップ 35万円~70万円
太もも(内+外) 60万円~110万円
ふくらはぎ 35万円~60万円

また、ベイザー4D彫刻は希望する仕上がりや除去したい脂肪量などによっても異なりますが、100万円以上となることがほとんどで、高いケースでは250万円ほどになることもあります。

ベイザー脂肪吸引を受ける医療機関の選び方

先述した臨床研究の発表でも示されている通りですが、ベイザー脂肪吸引は従来の脂肪吸引と比べて身体への負担軽減につながる方法といえます。ただし、ベイザーリポをつかえば必ずダウンタイムが短く、キレイに仕上がるわけではありません。

仕上がりの結果については、手術を担当するドクターの技術と経験によって差が生じます。もともとの体型や部位ごとの脂肪の付き方は一人ひとり異なるので、脂肪を除去した際に不自然さが生じない仕上がりを目指すためには、ドクター選びが重要です。

ベイザーリポの特徴を熟知していることはもちろん、脂肪吸引の手術をたくさん担当している実績のあるドクターを選ぶようにしましょう。

ドクター選びの際は、複数の医療機関のホームページを見て、在籍しているドクターのブログやSNSなどで投稿されている症例写真の数と、さまざまな症例(手術部位の種類や体型など)を担当しているかについて確認・比較すると良いでしょう。

Mods Clinicのベイザー脂肪吸引

記事監修の長野寛史先生に、ベイザー脂肪吸引について教えていただきました。

KIREI
ベイザー脂肪吸引の長所は何でしょうか?
dr_nagano
上でもお話しした内容と被るかもしれませんが、ご了承ください。

①体の負担を抑えながら最大90%の脂肪除去が可能
ベイザー脂肪吸引は脂肪の周辺組織をほとんど傷つけないので、手術中の出血量を抑えながら、たくさんの脂肪を除去することができます。

②ダウンタイムが短い
ベイザー脂肪吸引は体への侵襲が少ない分、ダウンタイムも短くなります。術後の痛みや内出血、腫れはあるものの、デスクワークの方の多くは手術翌日から仕事に復帰されています。

③術後の皮膚が引き締まる
ベイザー脂肪吸引は、皮下の線維組織の構造を保ったまま脂肪を除去できる方法です。そのため術後の線維組織には元に戻ろうとする作用が働き、術後の皮膚がきれいに収縮します。
なお、術前からある元々のたるみを引き締めるわけではないので、その点はご留意ください。
KIREI
他院で受けた脂肪吸引の修正をしたいです。ベイザー脂肪吸引で修正を受けられますか?
dr_nagano
患部の状態を診てみないと確実なことは言えませんが、当院はベイザー脂肪吸引や脂肪注入などを組み合わせて修正施術をおこないます。

もし、取り残しや取りムラがある状態であれば、私はベイザー脂肪吸引を使用します。脂肪を均しながら取り残した部分を除去して、凸凹や段差をなめらかにしていきます。これに脂肪注入を組み合わせることもあります。

ちなみに、一度脂肪吸引をすると、その部分の脂肪が硬くなるので、2度目の脂肪吸引は非常に困難です。その点、ベイザー脂肪吸引は機器が持つエネルギーで脂肪を柔らかくしますので、2度目の脂肪吸引にも適しています。

失敗修正は患部の状態によって施術が異なりますので、一度ご相談いただければ幸いです。
KIREI
そこまでお腹の脂肪が多いわけではないのですが、くびれを作ってもっと強調することはできますか?
dr_nagano
可能です。くびれを作る場合は、腰を脂肪吸引します。

腰は脂肪吸引のイメージがないかもしれませんが、実はメリハリボディを作るには欠かせないパーツです。ダイエットや筋トレによる痩身が難しい部位ですので、手術の満足度が高い部位のひとつでもあります。
KIREI
Mods Clinicでのベイザー脂肪吸引の料金を教えてください。
dr_nagano
人気の顔・二の腕・お腹・太ももの料金をお伝えします。
・基本セット(消耗品・麻酔・内服薬):5万円

・頬+顎下:50万円
・二の腕(両腕):25万円
・お腹:1箇所 25万円
 吸引箇所が胸下・上腹部・下腹部・側腹部に分かれています。
・太もも:1箇所 25万円
 吸引箇所が内側・外側・前面に分かれています。
となっております。
お得な複数部位プランやモニター料金もご案内できますので、詳しくはモッズクリニックにお問い合わせください。
KIREI
ベイザー脂肪吸引をこれから受けようか迷っている方にメッセージをお願いします。
dr_nagano
脂肪吸引の機器にはさまざまな種類があります。その中でも体の負担を少ないままに多くの脂肪を除去できるのが、ベイザーリポです。当院ではベイザーリポをつかった脂肪吸引を毎日おこなっており、その性能の良さと効果の高さを肌で感じてきました。

ベイザー脂肪吸引は、医師の技術次第で仕上がりが左右されるものの、患者様側にとってメリットが多い方法であることは間違いありません。よって、私は「医師選びを間違わなければ良い結果が得られる」と考えています。

医師の症例数や症例写真を見ながらある程度候補を絞り、複数のクリニックのカウンセリングに出向いてみてはいかがでしょうか。もし当院にもお越しくだされば、脂肪吸引の専門クリニックの医師として、責任を持ってカウンセリング・手術を担当させていただきます。
KIREI
長野先生、ありがとうございました!

ダウンタイムを短縮するためにMods Clinic が実施している工夫

直径3mmの極細カニューレを使用

ベイザー脂肪吸引の手術では一般的に直径5mm前後のカニューレが使用されますが、モッズクリニックでは3mmの極細カニューレ(特注品)を使用します。極細のカニューレで組織へのダメージを抑え、術後の痛みや内出血を軽減させるのが目的です。

もちろんカニューレが細ければ細いほど扱いにくいので、執刀医には高い技術が必要とされます。また、カニューレが細い分、傷跡のサイズを小さくできることにもつながります。

麻酔液の絞り出しを二度実施

大半のクリニックでは、看護師が術後、患部に溜まった麻酔液を絞り出す作業をおこないます。目的は、術後のむくみや痛みの原因となる麻酔液を、なるべく早く放出させることです。

モッズクリニックではこの処置を、手術直後に1回、患者様が目覚めてから1回の計2回実施しています。ダウンタイムを軽減するために有効な方法ではあるものの、その処置をおこなうための人手や部屋を用意する必要があり、提供していない医療機関がほとんどのようです。

傷の縫合を翌日におこなう

翌日縫合とは、傷口を手術当日に縫わず、翌日に縫う方法です。傷口を1日開けておくことで溜まった麻酔液を極限まで放出させ、むくみや腫れを軽減します。

手術当日の夜、寝ている間に麻酔液が出ていくので、翌日の時点でむくみや腫れが少なく、スッキリしたと感じていただける方が多いです。

長野寛史医師のいる医療機関

Mods ClinicMods Clinic
お問い合わせ先:0120-900-524(東京院)
0120-920-416(大阪院)

ベイザーリポは厚生労働省未承認機器です。
医療機器の入手経路:入手経路は各医療機関のドクターによる個人輸入です。
個人輸入において注意すべき医薬品等について(厚生労働省のページ)
日本国内での承認の有無:ベイザーリポと同一の性能・作用があり、日本国内で承認を受けている医療機器はありません。
諸外国における安全性等に関する情報:FDAの認可を受けている医療機器です。施術によって起こり得る主なリスク・副作用としては、一過性の疼痛・腫れ・むくみ・拘縮・傷跡などが挙げられます。
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