セイコメディカルビューティクリニック鹿児島院
日本美容外科学会会員(美容外科専門医) 日本抗加齢美容医療学会会員 日本臨床毛髪学会会員 日本産婦人科学会会員 JAAS日本アンチエイジング外科学会講師
曽山 浩輔 医師のいる医療機関
セイコメディカルビューティクリニック
セイコメディカルビューティクリニック福岡院
鹿児島院のお問合わせ先:0120-172-117
福岡院のお問合わせ先:0120-126-265
<上記写真の施術料金:220,000円(税込) 使用量2cc>
美容大国・韓国では、ヒアルロン酸注入によって額(おでこ)を丸くする、額形成術が大変人気です。
アジア人に多い、丸みがなく平坦なおでこを、なめらかな卵型のカーブを描いた形に整えるだけでメリハリがつき、顔の印象が大きく変わります。
ヒアルロン酸注入による輪郭形成はプチ整形とも呼ばれ、鼻に注入することで鼻を高くしたり、あご先に注入することで丸顔をシャープに見せるなど、日本でも人気があります。
日本ではまだ韓国ほど優先順位は高くないですが、韓国の芸能人のような丸みを帯びた女性らしいおでこを希望する方が増えているといわれています。
近年人気の高まる額のヒアルロン酸注入ですが、顔のヒアルロン酸注入の中でも、額は比較的難易度が高い部位といわれ、ドクターの技術によって施術後の見た目が大きく左右されます。
でこぼこになってしまって他院で修正治療を受けるといったことをなくすために、額のヒアルロン酸注入の効果やメリットだけでなく、注入方法や注入量、失敗しないためのドクターの選び方などを知っておくことで、安心して施術が受けられます。
もくじ
額(おでこ)の形は顔の美しさを決める重要なパーツです。アジア人の額は丸みがなく平坦なことが多いですが、顔に立体感が出ることでメリハリのある整った印象の顔立ちにすることが可能です。
おでこが丸いと光を集めてくれるので顔自体が明るく見える効果や、中心が定まることによって小顔効果もあるといわれ、ふっくらと丸みをおびた額は若々しい印象を与えます。
よくある症例としては、眉毛の上辺りから少しへこんで平らなおでこや波打ったおでこです。眉上が陥没していて眉が出ていると男性っぽいゴツゴツした印象や老けた印象となりますが、滑らかに綺麗な曲線を描くように治療することで、斜めからや横顔の印象が女性らしく、若々しくなります。
額のヒアルロン酸注入は、もともと額が平らな方のほか、加齢によって骨が萎縮して顔の印象がゴツゴツしてきた方にも適応する施術です。
眉上のへこみは、前頭筋(おでこの筋肉)と、前頭骨(おでこの骨)の両方が加齢によって萎縮することで生じます。加齢によって筋肉だけでなく骨の量も減るので、加齢によって失われたボリュームを補うため、額と同時にこめかみのくぼみにヒアルロン酸を注入することも有効です。
おでこにボリュームがでることによって、ハリがうまれてシワが目立たなくなる、額がリフトアップすることで目が開きやすくなる効果も期待できます。
一般的におでこのシワは表情筋を緩ませて表情ジワが出ないようにするボツリヌストキシン注射が有効ですが、無表情でもおでこのシワが目立つ方や、ボツリヌストキシン注射によって上まぶたが重く下がってしまう方は、ヒアルロン酸注入でおでこのシワの改善を目指すことができます。
サプリメントやスキンケアの成分として幅広く利用される「ヒアルロン酸」は、もともとヒトの体内に存在する物質です。体の循環と代謝を助ける粘液性の成分で、皮膚以外にも関節液、血管、脳、眼球などあらゆる結合組織・器官に存在しています。
また、生体成分として極めて高い水分保持能力と粘性を持っていて、ヒアルロン酸1gで2ℓ~6ℓの保水力があるともいわれています。
ヒアルロン酸は人体によくなじみ、排除反応のリスクが少ないので、シワの溝を埋めたり、へこみを膨らませる皮膚充填剤、または注入剤(フィラー)といわれ、世界中で多く使用されています。
体が異物としてアレルギーを起こすことが少なく、安全性の高い美容治療の1つといえます。
ヒアルロン酸は体内に吸収される成分です。持続効果は薬剤の種類によって異なりますが数か月~2年程度で徐々に体内に吸収され、元に戻ります。
ヒアルロン酸にはさまざまな種類の薬剤があります。肌に潤いを与える柔らかいヒアルロン酸から鼻やあごの形成に使用される硬めのヒアルロン酸など、注入する部位や治療の目的により使用する薬剤が異なります。
額に注入するヒアルロン酸製剤は、柔らかすぎるとすぐ吸収されてしまいますし、硬すぎてもぼこぼこしてしまって形成がむずかしいので、適度な硬さのものを使用します。
通常の針による注入方法では、シワやへこみにあわせて何度も針を刺して注入していかなければなりませんが、針の先端が丸くて薬剤が出てくる針穴が横にあるカニューレ(鈍針)を使用した注入方法であれば、挿入する2,3か所だけ針を刺して処置をすることが可能です。
カニューレはやわらかく柔軟性があって薬剤が出る穴が横にあることから、皮下で針を回転させることによってヒアルロン酸製剤を広範囲に均一に注入することができるので、針を刺す回数を減らすことができます。
また、カニューレは針の先端が丸いので、細かい血管を傷つけにくいことから、内出血がおきて赤みが出るリスクが低いとされています。
注入部位はこめかみや生え際の目立たない部位から注入するので、おでこの目立つ箇所に傷ができる心配はありません。
医療機関によっては施術直後はでこぼこしていてマッサージを指導するところもありますが、額へのヒアルロン酸注入の技術のあるドクターであれば、施術直後からなめらかな卵型のカーブを描くような治療が可能で、施術後のマッサージは不要です。
額へヒアルロン酸注入する施術は一般的に神経ブロック麻酔の注射を打つため、痛みはほとんどないといわれています。
ヒアルロン酸注入の効果は永久ではなく、徐々に体内に吸収されていきます。
ただし、額やこめかみなどはその他の部位に比べてヒアルロン酸が吸収されにくいので、効果は比較的長持ちします。注入するヒアルロン酸製剤によって異なりますが、例えばジュビダームビスタボリューマxcの場合、1年~2年程度持続するといわれています。
施術を受ける頻度としてはボリュームがなくなってきたと感じる1年~1年半程度を目安に再度注入すると効果の持続が期待できます。
施術直後からふっくらと丸く整った額に仕上げることができます。
メスを使用しないので、傷あとが目立たず施術後も周囲に分かりません。生え際やこめかみなど目立たない部位に針あとが残りますが、1週間程度で消失します。
まぶたにむくみが出ることがありますが、翌日には引くとされています。稀に内出血や腫れがおこる可能性がありますが、1週間程度でおさまります。
額のヒアルロン酸注入の経験が少ないドクターが施術をおこなった場合、でこぼこがでる可能性がありますが、マッサージによって馴染ませることができるといわれています。
マッサージによってでこぼこが改善しない場合は、ヒアルロン酸を分解する酵素であるヒアルロニダーゼを用いて注入したヒアルロン酸を一度溶かしてから再度ヒアルロン酸を注入し、修正をおこなう必要があります。
稀に紅斑、熱感、違和感、塞栓症、感染などのリスクが起こる可能性があります。また、量を入れ過ぎると感覚神経を圧迫して頭痛が起こることがあります。
額に注入するヒアルロン酸の注入量としては2cc~3cc程度が目安です。 料金は注入するヒアルロン酸製剤によって異なりますが、1ccあたりの料金相場はおよそ60,000円~100,000円程度です。
1)カウンセリング・診察
まずはカウンセリングで悩みや希望を相談します。質問などがあれば細かいことでもこの時に聞いておきます。ドクターの診察で現在の状態や今後の治療に関して説明を受けます。
2)デザイン
本人の希望や顔のバランスに合わせて注入のデザインをします。
3)施術
デザインに合わせて、ヒアルロン酸製剤を注入します。
4)施術後の説明
施術後の注意事項に関する説明を受けて終了です。
ボリュームをだしてより魅力的なおでこをつくるには、1度にたくさん注入するのではなく、2回にわけて注入するほうが、より細かく最終的な結果を予想しながら治療ができます。
ヒアルロン酸注入以外に、自身の脂肪を使っておこなう脂肪注入で額を丸く形成することができます。
脂肪注入には、脂肪を注入部位に定着させるための採取法や加工方法の違いによってマイクロファット ・ナノファット注入や、CRF(コンデンスリッチファット)・マイクロCRF注入などの施術があります。
これら脂肪注入の施術では、採取した脂肪の不純物を分離して良質な脂肪のみを抽出し、さらになめらかで微細な脂肪を抽出します。こうして精製した脂肪は、皮膚の薄い部位への注入でも綺麗な仕上がりに導きます。
精製した脂肪は幹細胞の濃度が高いため、脂肪の定着率が高くなり、定着した脂肪は長期的な効果の持続が期待できます。
さらに、精製した脂肪には、細胞の増殖や分化(細胞がそれぞれの役割にみあう機能を身につけていくこと)を促進するタンパク質である成長因子を多く含んでいるため、ダメージを受けた肌細胞の回復を促進し、肌質改善の効果も期待できます。
自身の血液から抽出した成分であるPRP(多血小板血漿)を注入することで額を丸くする方法もあります。
PRP(多血小板血漿)は、自身の血液を採取し、その血液の中から医療機械で血小板を多く含む血漿(けっしょう)のみを取り出したものです。
PRPとは、Platelet Rich Plasmaの略で、日本語では多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)と呼ばれています。つまり、血液の中にある血小板を多く含んでいる血漿(液体成分)のことで、PRPに含まれる血小板が皮膚細胞を再生させる有効成分となります。
細胞それぞれが役割にあった機能を身につけていく細胞分化や、細胞の増殖を促す成長因子を豊富に含む血小板の働きで皮膚組織の再生を促し、額を丸くする効果のほか、深いシワやくぼみ、頬のコケの改善などにも効果が期待できます。
ヒアルロン酸注入による額形成術は、顔のヒアルロン酸注入の中でも難易度が高いといわれています。ただへこんでいるところを埋めるのではなく、滑らかな卵型のカーブを描くよう、さらにでこぼこにならないように丁寧に治療をおこなう必要があります。
雑に入れたり、やり方を間違えると直後から額がでこぼこして、1週間程度マッサージを指導しているクリニックもありますが、正しくおこなえば治療後にマッサージは不要です。
その人の美しさを最大限に引き出す額の形状は、頭蓋骨の骨格だけでなく、筋肉や脂肪のつき方、髪の毛の生え方など多くの要素によって一人ひとり異なります。
おでこのヒアルロン酸注入で失敗しないためには、解剖学に精通していて、額のヒアルロン酸注入の経験が豊富なドクターに施術を受けると安心です。
記事を監修していただいた曽山浩輔先生に、額のヒアルロン酸注入について教えていただきました。
監修医師の紹介
若返り治療全般(たるみ取り、糸によるリフト)、二重や眼瞼下垂、下眼瞼のクマ治療、たれ目形成などまぶたの手術や、脂肪やヒアルロン酸などの顔や胸への注入治療などを得意とする曽山浩輔医師。福岡・鹿児島・東京で勤務しながら学会などにも頻繁に参加。JAAS日本アンチエイジング外科学会講師、日本美容外科学会 美容外科専門医の資格をもち、ドクター向けに「額のヒアルロン酸注入」の講演とライブサージェリー(手技講習会)をおこなう。
曽山 浩輔 医師のいる医療機関
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