医療レーザー脱毛の効果がエステの光脱毛より長期間にわたる理由と痛みなどを比較

監修

渡邊 千春 医師

千春皮フ科クリニック

医学博士 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医 AMI Japan Senior Trainer(アラガン社指導医) 日本レーザー医学会専門医・評議員 日本アレルギー学会会員 日本臨床皮膚科外科学会会員 日本抗加齢医学会会員 Dr.OBAGI認定医 日本美容皮膚科学会会員 日本胎盤臨床医学会理事 日本医学脱毛学会会員

千春皮フ科クリニック理事長・総院長である渡邊千春医師。日本医学脱毛学会に所属し、日本レーザー医学会専門医・評議員を務める。レーザーを使用した医療脱毛の造詣が深く、日本美容皮膚科学会総会・学術大会での講演、美容医療の専門雑誌における対談など、多様化する脱毛ニーズの課題研究に尽力。幼少時代のアトピー性皮膚炎の経験をもとに、悩みに共感した細やかなアドバイスと「肌にやさしいクリニック」の治療方針を掲げる。

脱毛のイメージ

エステティックサロンや医療機関でおこなうマシンを使用した脱毛施術には、医療レーザー脱毛のほかに、光脱毛(フラッシュ脱毛・IPL脱毛)、ニードル脱毛(絶縁針電気脱毛)があります。

光脱毛と比較して、医療レーザー脱毛が長期間にわたって効果がある理由と、ニードル脱毛ではできて医療レーザー脱毛ではできないこと、また脱毛方法ごとに異なる料金や痛みなど、しっかり理解して適切な施術を受けることが大切です。

皮膚にダメージを与えず脱毛する医療レーザー脱毛の効果

医療レーザー脱毛のメカニズム

医療レーザー脱毛は、電磁波の一種であるレーザーを照射して脱毛をおこないます。

光が複数の波長からなるのに対して、レーザーは一つの波長からなる人工的な光線で、光よりも鋭く一直線に進み、強い熱エネルギーを生み出します。

医療レーザー脱毛で重要なレーザーのパラメーター

医療レーザー脱毛で効果的に脱毛するには、レーザーの以下の3つのパラメーターが重要です。

  1. 波長
  2. 発振時間(パルス幅)
  3. 照射エネルギー

医療レーザー脱毛として適切な波長をもち、効果的なパルス幅と照射エネルギーが設定でき、強力な冷却装置を搭載する脱毛マシンが望ましいといえるでしょう。

レーザーの波長

レーザーにはある特定の物質や色にのみ吸収されやすいという特性があります。例えばメラニンなど黒い色素に吸収率が高い波長のレーザーを用いれば脱毛やシミ治療などをすることができ、ヘモグロビンの赤い色素に吸収率が高いレーザーを用いれば、赤ら顔や毛細血管拡張を治療することができます。レーザー脱毛では毛や毛球部に含まれるメラニンを利用して脱毛をおこないます。

レーザーの発振時間(パルス幅)

レーザーの発振時間をパルス幅といいますが、短いパルス幅であればおもに対象物質に、選択的にダメージを与えることができ、長いパルス幅であれば対象物質は壊されずに周囲組織へ放熱されます。
つまり、レーザー脱毛においては皮膚の表面にダメージを与えず、毛包にのみダメージを与えるパルス幅で照射する必要があります。

レーザーの照射エネルギー

レーザーの照射エネルギーは対象物質を十分に破壊する強さが必要ですが、強すぎると火傷などの原因になります。そのため適切な出力を設定でき、さらに強力な冷却装置を搭載するマシンが求められます。

医療レーザー脱毛で破壊するのは毛乳頭部とバルジ領域

レーザーは、対象物質のみに作用するよう調整して照射されるため、ターゲット以外の組織には大きなダメージがありません。
医療レーザー脱毛では、毛の成長に関わる3つの組織が破壊対象とされています。

  1. 毛球部
  2. 皮脂腺開口部
  3. バルジ領域にある毛包幹細胞

毛や毛球部に含まれるメラニンに吸収されて発する熱エネルギーを利用して、毛球部・皮脂腺開口部・毛包幹細胞にダメージを与えることで脱毛が可能になるとされます。従来は毛球部にある毛乳頭部のみを破壊すればよいとされていましたが、近年バルジ領域の破壊も重要であることが分かってきました。

毛の構造■毛幹と毛根
毛幹は皮膚から露出した毛、毛根は皮膚下にある毛包に包まれた部位

■毛包
毛を産生する皮膚付属器官

■毛球
毛根下の球状に膨らんだ毛母細胞がある部位

■毛乳頭
毛細血管から取り込んだ栄養分を毛母細胞に送る組織

■毛母細胞
毛母細胞の下にある毛乳頭から栄養分を受け取り、細胞分裂して毛として成長する細胞

■立毛筋
真皮内に斜めにある毛包についている平滑筋の一種

■バルジ領域
毛母細胞や毛乳頭より上に位置し、発毛因子を作り出し毛母細胞に発毛を促す

■皮脂腺開口部
皮脂を分泌する部位

医療レーザー脱毛の効果が長期間にわたる理由

医療レーザー脱毛の脱毛効果が長期間にわたるのは、毛の成長にかかわる毛母細胞やバルジ領域にダメージを与え破壊することで、毛の成長を妨げるためです。

医療レーザー脱毛で効果があるのは成長期の毛

医療レーザー脱毛は、毛母細胞に影響を与えることで毛の成長を妨げる必要があります。
毛には毛周期と呼ばれる成長周期があり、成長初期・成長期・退行期・休止期を繰り返しています。このサイクルのうち、もっとも毛母細胞にダメージを与えることができるのが成長期とされています。

毛周期

  • 成長初期・・毛母細胞が分裂し、毛が生まれてくる時期。
  • 成長期・・・毛が伸びる時期。毛母細胞が分裂を繰り返している状態。
  • 退行期・・・成長が衰え、細胞分裂のスピードが落ちやせ細っていく。毛母細胞と毛が離れやすく、毛が抜けやすい時期。
  • 休止期・・・成長がとまって抜ける時期。シャンプーで抜け落ちるのは休止期の毛。

毛周期は部位ごとに異なり、わきと腕・脚の成長期は3~5カ月、VIOであれば2~3カ月です。
また、成長期の毛の割合は頭髪だと90%ほどありますが、わきや腕、VIO・脚では20~30%にとどまり、それ以外の毛は退行期や休止期の状態にあります。

医療レーザー脱毛の2つの照射方法とレーザーの種類

医療レーザー脱毛によるショット式と蓄熱式とは

医療レーザー脱毛には脱毛方法が2つあります。毛が成長する元に熱ダメージを与えて、毛包幹細胞を破壊するのがショット式(熱破壊式・HR)、熱を蓄え毛が成長する細胞や成長を指示する機能にダメージを与えて脱毛する方法が、蓄熱式脱毛(SHR)です。
蓄熱式脱毛はショット式よりも新しい脱毛方法で照射時の痛みは少ないとされていますが、最終的な脱毛効果にショット式と大きな違いはないといわれています。

ほとんどの医療レーザー脱毛マシンの照射方法は「ショット式」

ショット式(熱破壊式)の脱毛施術は、最も一般的な照射方法です。

エネルギーの強いレーザーを照射するため、輪ゴムで軽くはじかれるような刺激がありますが、広く利用されている照射方法です。 ショット式では、メラニンの黒い色素に作用することで脱毛します。そのため、メラニンを多く含む日焼けしている肌や、ほくろやシミ、色素沈着、タトゥーがある部位などはレーザーが色素に吸収されて熱が生じるという特性上、火傷になるリスクが高まるので施術はできません。

また白髪やメラニンの薄い産毛には効果が低いことがあります。黒い色素がない毛を脱毛する場合は、ニードル脱毛(絶縁針電気脱毛)での施術が向いているとされています。

ショット式のおもな医療脱毛マシン:ライトシェア・デュエット、ジェントルレーズプロなど

痛みの少ない「蓄熱式脱毛」

蓄熱式脱毛は比較的新しい脱毛の照射方法で、レーザー照射面を皮膚に接触させて滑らせるモーションテクニックを使います。低出力のエネルギーで繰り返し照射し加熱していくため、皮膚への負担は最小限とされています。

毛球やメラニンに作用しますが、毛包周囲に熱を徐々に蓄熱させて毛包、バルジ領域の毛包幹細胞、毛に関する細胞間の情報伝達をおこなう物質を変性させて脱毛をおこないます。そのため日焼けなど色素の濃い肌の脱毛やショット式では効果の出にくい産毛などの脱毛も可能です。

蓄熱式のおもな医療脱毛マシン:ソプラノアイスプラチナム、メディオスターNeXT PROなど

ショット式と蓄熱式の比較をまとめ

  ショット式 蓄熱式
色素沈着している皮膚や色素が濃い部位 火傷リスクが高まるので対応できない 日本人の肌色であれば脱毛可能
白髪や金髪 対応できない 対応できる
痛み 輪ゴムで弾かれたような痛み ショット式と比較すると痛みが少ない

医療レーザー脱毛で使われる4種類のレーザー

レーザーは波長によって種類が変わります。メラニンの黒い色素によく吸収される波長は600~1200nmとされていて、この波長帯のなかでも波長が短いほどよく吸収されるといわれています。波長が長くなると皮膚深くまで届き、痛みは少ないものの効果は穏やかであるとされています。

レーザーの種類(波長) 照射方法 特徴
アレクサンドライトレーザー
(755nm)
ショット式/蓄熱式脱毛

火傷をする可能性があるため、日焼けなど色素の濃い肌には照射不可

広く脱毛に使用されている

ダイオードレーザー
(800~810nm)
ショット式/蓄熱式脱毛

日焼けなど色素の濃い肌でも照射可能

広く脱毛に使用されている

YAGレーザー
(1064nm)
ショット式

日焼けなど色素の濃い肌でも照射可能

毛根が深い毛・他のレーザーで抜けない毛に対しての効果が期待できる

ルビーレーザー
(694nm)
ショット式

白人の肌の脱毛に有効

日本ではおもにシミ・ソバカス・あざの治療に使用

千春皮フ科クリニックの蓄熱式脱毛

記事を監修していただいた渡邊総院長の千春皮フ科クリニックではソプラノアイス、ソプラノチタニウムというマシンで蓄熱式脱毛をおこなっています。ソプラノの機種のなかで最新機種であるソプラノチタニウムの特長は、YAGレーザー・アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザーの3つの波長を同時に出力できることです。
そのため、太い毛や毛包の深さの異なる毛にも反応して、効率よく脱毛できます。また、レーザー照射面が大きいので施術時間も短縮できます。例えば背中の場合で、ソプラノチタニウムでは、Quattroハンドピースといわれるパーツを使うことで、約5~6分程度での施術が可能です。

医療レーザー脱毛が1回で終わらない理由

医療レーザー脱毛が1回で終わらず複数回施術を受ける必要があるのは、1回の照射で脱毛効果があるのは、おもに全体の20%程度にあたる成長期の毛のみだからです。

ショット式は2~3カ月に1回を合計5~10回程度繰り返す

医療レーザー脱毛は、脱毛に適している時期に照射をおこなう必要がありますが、毛周期を目視で確認することは不可能です。そのため頻度は、各部位の休止期間の平均から2~3カ月に1回を目安としています。それより短期間に繰り返しても、成長期以外は効果はないため、早く脱毛が終わるわけではありません。

成長期の毛の割合を全体の20%とすると、医療レーザー脱毛を5回受けると100%になりますので、回数としては5回程度、期間としては1年前後で全体の脱毛が終わる計算になります。 個人差はありますが5回程度繰り返したころには、脱毛効果の実感を得ることができるでしょう。

蓄熱式は1~2カ月に1回を合計5~10回程度繰り返す

蓄熱式脱毛も、ショット式脱毛と同様に毛周期のサイクルに合わせた施術間隔で照射する必要があります。1~2カ月おきに5~10回程度の照射で脱毛効果の実感を得ることができるとされています。蓄熱式の照射により蓄えられた熱は、毛が成長する細胞や成長を指示する組織にダメージを与えるので、レーザー照射から2~3週間ほど経過したころから、毛が細くなって抜け始めます。

「脱毛したのに生えてくる」ように見える理由

医療レーザー脱毛をしたにもかかわらず、毛が生えてきたように見えることがあります。 これは、休止期だった毛が成長する以外に、毛母細胞やその他の部位に与えるダメージが不十分だったことなどが考えられます。

十分な脱毛効果を得るためには、毛周期に応じて毛の太さや発毛部位を考慮したうえ、レーザーのエネルギー量やパルス幅を適切に設定し、繰り返し照射する必要があるといえるでしょう。

医療レーザー脱毛をエステの光脱毛やニードル脱毛と比較

医療レーザー脱毛はレーザーを照射することで、ニードル脱毛は毛穴に刺した針から電気を流すことで、毛母細胞の細胞分裂を停止させます。そのため脱毛効果は長期間にわたるとされています。

一方、エステエステティックサロン(以下 エステ)でおこなわれる光脱毛は、薬機法により医療レーザーより低出力でおこなわれるため、毛母細胞は破壊されず働きを弱める減毛施術となります。

両わきの場合 医療レーザー脱毛 光脱毛 ニードル脱毛
(絶縁針脱毛法)
薬機法 医療行為 医療行為ではない 医療行為
場所 医療機関 エステ 医療機関
効果の持続 長期的な減毛 一時的な減毛および除毛効果 長期的な減毛
痛み・肌への刺激 ・毛量、毛質、機種などにより痛みが異なる
・蓄熱式はショット式より一般的には痛みが少ない
・術者や出力パワーによっては痛みがある ・強い
・場合によっては麻酔が必要
料金 4,000~30,000円程度 300円~ 100,000~150,000円程度
1回にかかる時間 数分~30分程度 30分程度 1時間半程度
完了するまでの
平均施術回数
5~10回 10~18回 5~6回
メリット ・ニードル脱毛より痛みが軽度
・医療機関で施術するため肌トラブルなどの発生時の対応が可能
・照射エネルギーが少ないため刺激や痛みが軽度
・1回あたりの料金が安い
・白髪や眉下、日焼けしている肌などにも施術可能
・医療機関で施術するため肌トラブルなどの発生時、対応可能
デメリット ・白髪などメラニン色素が薄い毛の脱毛が難しい
・ショット式は日焼けなど色素の濃い肌に照射不可
・白髪などメラニン色素が薄い毛の脱毛が難しい
・日焼けなど色素の濃い肌には照射不可
・減毛効果であり、長期的ではない
・完了するまで医療レーザー脱毛より時間がかかる
・技術者により効果に差がでる
・1回にかかる時間が長く回数も必要で費用がかさむ
・脱毛までムダ毛を処理できない
(伸ばしておく必要がある)

家庭用脱毛器にもレーザーや光を使った製品がありますが、薬機法により医療レーザーやエステの光脱毛と比べてエネルギーの出力が低く設計されています。

医療レーザー脱毛は医師免許が必須

ここで注意したいのは、メラニン色素に反応し皮膚の深部に熱を与え毛根・皮脂腺開口部・毛乳頭を破壊する医療レーザー脱毛とニードル脱毛(絶縁針電気脱毛)は「毛乳頭・皮脂腺開口部等を破壊する脱毛方法は医療行為である」と医師法の第17条に記されており、厚生労働省からも通達されているということです。

火傷などが起きてしまった時の適切な処置や、トラブルにならないための照射エネルギーの見極めも、皮膚の専門科であるドクターだからこそ可能であるといえます。

医療レーザー脱毛前に確認しておくこととアフターケア

医療レーザー脱毛できる部位

医療レーザー脱毛できる部位は、わき・肘上・肘下・手指甲・胸部・乳輪まわり・上腹部・下腹部・ヘソまわり・V全体・Iライン・Oライン・襟足(うなじ)・上背・下背・ヒップ・大腿前面・大腿後面・膝・膝下・足指甲・額・頬・鼻下・あご・あご下・鼻毛・耳毛など。

医療機関の方針により対応していない場合もありますので、対応部位や対象者については事前に確認するとよいでしょう。

医療レーザー脱毛のリスク

火傷・赤み・ひりつき・むくみ・毛嚢炎・増毛・硬毛化・打ちもれ・一時的な多汗症などを発症するリスクがあります。
万が一、医療レーザー脱毛でトラブルや合併症などが起きてしまった場合は、施術をおこなった医療機関に連絡し適切な治療を受けましょう。

医療レーザー脱毛前の準備

医療レーザー脱毛を受ける前には、簡単な準備が必要です。 痛みを感じやすくなったり、効果が落ちてしまうことがないよう、以下のことに気をつけましょう。また、脱毛部位に肌トラブルがおこった際は事前に相談してください。

  • 紫外線対策をおこなう
  • 剃毛によるムダ毛処理をしておく
  • 毛抜きは厳禁
  • 飲酒は控え保湿する
  • 睡眠をしっかりとる
  • 薬の作用に注意する
  • 制汗剤は使わない

痛みが気になる場合は、事前に申し出ると麻酔クリームを使用して脱毛できる医療機関もありますので、カウンセリングや診察時に相談してみましょう。
以下のような場合でも医療レーザー脱毛が可能ですが、自己判断はせず診断時にドクターに確認してください。

ニキビ 部分的なニキビや、炎症が強くない場合は医療レーザー脱毛可能
毛孔性苔癬
(もうこうせいたいせん・サメ肌)
毛孔性苔癬は、二の腕・肩・背中・ヒップ・太ももなどのブツブツした肌質のことで、肌の表面がデコボコしているためカミソリでの自己処理が難しい
医療レーザー脱毛なら毛孔性苔癬でも照射可能
埋没毛 皮膚の表面に出ていない埋没毛でも黒い色が目視できる状態であれば、医療レーザー脱毛可能
医療レーザー脱毛しても埋没毛はターンオーバーで皮膚の外に出てくるまで皮膚の下に埋もれたままのため、保湿をして早く外に出るよう促し長期間改善しなければドクターに相談
生理中 VIO以外であれば医療レーザー脱毛可能

医療レーザー脱毛による嬉しい効果

肌のザラツキがなくなり毛穴が目立たなくなる

自己処理では毛が埋もれてしまう埋没毛が生じやすく、毛抜きで処理すると傷ついた毛穴が炎症を起こすことも少なくありません。医療レーザー脱毛をおこなうことで自己処理で肌を傷つけることがないため毛穴が目立たなくなります。

雑菌の繁殖が抑えられるためワキガの症状が落ち着く

ワキガは汗と皮膚にいる細菌が混ざりあうことで、独特なにおいが発生している状態です。毛抜きによる自己処理で無理に毛を引き抜くと、毛穴は炎症を起こします。炎症により刺激され発汗量が増えるなど、自らにおいの原因物質を作り出してしまうこともあり得ます。

しかし、自己処理による肌への負担がなくなることで炎症の刺激による発汗が抑えられて、細菌繁殖は減少するといえるでしょう。また脱毛により細菌が付着する場所(毛)がなくなるので、細菌の繁殖が抑えられます。

医療レーザー脱毛後のアフターケア

医療レーザー脱毛の直後は肌が敏感になっているため、アフターケアが必要になります。ドクターの指示のもと、以下についても注意をしましょう。

  • 当日はシャワーのみ、飲酒も控える
  • 紫外線対策と保湿をしっかりおこなう
  • 脱毛後ほてりを感じる場合は冷却する
  • 照射後の肌状態により処方された外用薬を塗布
  • 脱毛の前だけでなく、脱毛期間中は毛抜きは厳禁

千春皮フ科クリニックの医療レーザー脱毛

記事を監修いただいた渡邊先生に教えていただきました。

kirei
診察(カウンセリング)と施術を合わせて、時間はどのくらいですか?
渡邊 千春先生
脱毛部位にもよりますが、施術は30分程度で、診察からお帰りになるまで1時間程度です。
kirei
千春皮フ科クリニックではショット式と蓄熱式脱毛がありますが、ショット式と蓄熱式脱毛の違いを教えてください。
渡邊 千春先生
ショット式では急激な温度上昇により、毛が根元から抜けるポップアップ現象がおこるため、すぐに効果を実感できます。また脱毛以外にも、しみ・そばかすといった肌悩みも軽減する効果が期待できます。
kirei
蓄熱式脱毛の痛みはどの程度ですか?
渡邊 千春先生
蓄熱式脱毛は、ショット式に比べて痛みが軽減されています。また、ショット式だと難しい色素の濃い肌や産毛にも効果が見られるため、男性のひげや小・中・高校生のお子様の産毛のような薄い毛でも、痛みを抑えた脱毛が可能です。
kirei
子どもも施術を受けられますか?
渡邊 千春先生
お子様の脱毛の場合は、必要に応じて保護者の方に同席いただいています。まれに、保護者の方の意向で脱毛を受けに来られる場合があるため、必ずお子様ご本人の意思を確認し、保護者の方とお子様ともに不安が無いように詳しく説明します。お子様の脱毛は基本的に意思の確認ができる小学生から受けていただけます。
kirei
施術頻度はどのくらいがおすすめですか?
渡邊 千春先生
わき脱毛であれば、1カ月半から2カ月に一度、個人差はありますが3回~5回ほど繰り返すことで、減毛効果を実感できるでしょう。
kirei
医療レーザー脱毛を検討している方にメッセージをお願いします。
渡邊 千春先生
以前はわき毛を中心に、ムダ毛として不要と思われる部位の脱毛を希望する方がほとんどでしたが、現在では他の理由でレーザー脱毛を希望する方も増えています。
渡邊 千春先生
例えば女性では、うなじ・もみあげ・眉毛・Vラインなどの「デザイン脱毛」、男性では、毎朝のヒゲ剃りの手間を無くしたい、外見が気になるとのことで「ヒゲ脱毛」のニーズも増えていますし、将来、介護をしてくださる方への配慮からおこなう「介護脱毛」、外見が気になる、もしくはいじめの対象にもなり兼ねないという理由などで「子ども脱毛」のニーズも高まっています。
渡邊 千春先生
脱毛を考えたとき、エステでの脱毛と医療機関での脱毛で悩む方も多いと思いますが、エステ脱毛の場合、施術後に90%以上の毛が再び生えてくるといった臨床結果も出ており、一時的な減毛を前提としています。
渡邊 千春先生
それに対して医療機関でおこなうレーザー脱毛は、長期的な減毛を前提にしています。そもそも毛包の幹細胞を破壊することが脱毛であり、レーザー脱毛は医療行為です。そのため安全性と効果を第一に考え、ご自身で納得した上で受けてほしいです。
kirei
渡邊先生、ありがとうございました!

千春皮フ科クリニックの医療レーザー脱毛料金

料金
(5回/税抜)
蓄熱式脱毛
(ソプラノアイス)
ショット式脱毛
(エリート)
両わき 36,000円 22,500円
ひじ下 126,000円 112,500円
ひざ下 171,000円 157,000円
Vライン
(女性のみ)
81,000円 67,500円
背中全体 261,000円 247,500円
腹部 171,000円 157,500円

※初診料3,000円 再診料1,000円

医療レーザー脱毛は自由診療のため、各医療機関によって料金設定が異なります。脱毛の施術は、異常に多い発毛がみられる多毛症(アムブラス症候群)では、医療費控除の対象になる可能性もありますが、基本的には保険対象外です。

クリニック到着から医療レーザー脱毛の施術までの流れ

(1)問診票の記入

相談したいことや気になる部位、症状などを記入します。

(2)診察・カウンセリング

医療レーザー脱毛の説明や皮膚の診察、どのような効果があるのかを確認したり気になることを相談したりします。

(3)着替え

必要であればクリニックで用意しているガウンに着替えます。

(4)施術

蓄熱式脱毛の場合:脱毛部位箇所に肌の保護と滑りを良くするためにジェルを塗布して、レーザーを照射していきます。照射が終わったらジェルを拭き取って終了です。赤みのある場合はクーリングをおこないます。
ショット式の場合:痛みを感じにくくするために冷却装置で冷却しながらレーザーを照射していきます。照射が終わったら、クーリングをして終了です。

脱毛は若い女性の方だけのものではありません。これから介護を受けることを想定してデリケートゾーンの脱毛を希望される40歳代以降の方、ひげや胸毛の脱毛を希望される男性が増えています。

痛みに弱いことで医療レーザー脱毛を躊躇されていた方でも、蓄熱式脱毛であれば痛みが軽減されます。また千春皮フ科クリニックのように、照射ごとに痛みを確認してエネルギー出力を調節しながら丁寧な照射をおこなうクリニックなら安心といえるでしょう。

渡邊 千春医師のいる医療機関

千春皮フ科クリニック千春皮フ科クリニック(浦和)
お問い合わせ先(浦和):048-813-1188
千春皮フ科クリニック広尾院
お問い合わせ先(広尾院):03-3447-1177